☆ドイツ占領下における娘を探す広告を発見し、彼女の行方を探し求めた記録。
☆ノンフィクションなのだが、極めて自分のこと、両親のことも書かれている。ここにあるのは、喪失感であり、自分の出生につながる時代を想像している。
☆本書のテーマではないかもしれないが、失われたものからのありえた現在、と、結果としていまある自分(あるいは今ないかもしれない自分)との対比なのではなかろうか。
■ 書籍情報入手先 ★☆☆☆☆
『新聞書評(2014.11-)』 2014.12.21 毎日新聞 12.14 朝日
■ 所 在
7F外国文学953モ 市立
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