2025年7月18日金曜日

【書籍】 スティーヴン・D・キング 『僕たちはまだ、インフレのことを何も知らない』 デフレしか経験していない人のための物価上昇2000年史 ダイヤモンド社 2024.3

 (所在) 8FN337.9キ 市立337キ

○インフレとはお金の価値が失われていくこと
○インフレ下での資産防衛
・1つの通貨圏に投資しない
・株式はいつもインフレに強いわけではない
・一定量の金を保有
・現金・預金の利益率はマイナス
・実質利回りがマイナスならば、資金を借り入れて不動産を購入し、設けるチャンスがないかじっくり考えること
・ユーロの中心でインフレ発端の政治的混乱の兆しがあれば、北ヨーロッパの債券市場が高利回りの準通貨へと大化けするだろう。

【書籍】 正木郁太郎 『感謝と称賛 人と組織をつなぐ関係性の科学』 東京大学出版会 2024.6

 (所在)県立 市立336マ

職場での感謝と称賛が重要とする研究。バーナードが強調する組織の3要素にコミュニケーションがあるが、感謝と称賛は企業の実務で注目されているポジティブなコミュニケーション。

(感想)つながりはコミュニケーションより広い概念だと思うが、コミュニケーションはつながり(関係性)においてどの程度の役割を果たすのか?

2025年7月17日木曜日

【書籍】 工藤律子 『働くことの小さな革命 ルポ日本の「社会的連帯経済」』 集英社新書 2025.2

 (所在) 県立 7FS335.6ク 市立335ク

p.14 社会的連帯経済(Social and Solidarity Economy)とは、企業間の競争による利潤の追求とそれを基盤とする経済成長よりも、社会的利益のために連帯して、人と(地球)環境を軸にした経済を指す。協同組合やNPO、共済組合、財団、フェアトレード、社会的企業、有機農業、地域通貨のような「補完通貨」の運営などに携わる者が、その担い手だ。

(感想)経済というからには、商品とかサービスのやり取りに重きを置いていると思う。その際に、目的を重要視し、貨幣とか地域通貨を用いてやりとりするということなのだろう。祭りのような連携・つながりはどうなのか?同じ枠組みから見ることは可能なのか。

2025年7月7日月曜日

【書籍】 渡邉雅子 『論理的思考とは何か』 岩波新書 2024.10

 (所在)県立 7FS372ワ 大学2036 公立

理系なので科学的論文の構成法には慣れているが、社会科学でも同様の構成とすることに対し、強い違和感を覚えていたが、論理的展開は文化であることを知り、腑に落ちた。予想される論理展開のパターンでないと、論理的に受け止められないという。フランスの論文では弁証法で書くとのことで、弁証法自身はいい思い出がないが、直線的でない論理構成には腑に落ちるものがある。

2025年7月6日日曜日

【書籍】 (株)OJTソリューションズ原著 亀山聡著 『まんがでわかるトヨタの片づけ』 KADOKAWA 2016.11

 (所在)市立

資料 1いま使うもの 2いつか使うもの 3いつまでたっても使わないもの
資料 日付順に 進行中 1週間保管、1ヶ月保管、3ヶ月保管、6ヶ月保管
パソコンのフォルダ 2,3階層もたどればファイルにたどり着くように
メールのフォルダ 削除、一時保管(2ヶ月など)、業務別(半永久的に保管)、受信(すぐに対応できない)

2025年7月4日金曜日

【書籍】 西村栄基 『ドイツ人のすごい働き方 日本の3倍休んで成果は1.5倍の秘密』 西村栄基 すばる舎 2024.9

 (所在)7F336ニ 市立336ニ

・ドイツ流片付け
・・ホームポジションの原則 使ったら戻す
・・スリムアップの原則 定期的に見直し、最低限を持つ
・・アップデートの原則 モノを勝ったら、同じ種類・用途のモノを手放す
見える化 時系列、相関関係
業務のストック化(自動化)
・・考える
・・業務の流れを文書化
・・業務を定型業務と非定型業務に分類
・・非定型業務をマニュアル化
・・定型業務を自動化あるいは人に任せる
自分をブランド化
メモ 帰宅前メモ(青色で手書き)+資料・ツールを準備
   出社直後に、タスクの所要時間を見積もり、重要度と緊急度を考慮して、スケジュールに組み込む

【書籍】 伊与原新 『宙わたる教室』 文藝春秋 2023

 (所在)県立 7Fイヨ 市立イヨ

アマゾンのPrime Videoで見たのだが、NHK on demandでも見れるらしい。専門的知識を背景にしてたり、おそらく事実かなと思っていたが、小説を手にとってみたら、そのとおりだった。
映像で見た方が迫力がわかると思う。