2011年4月30日土曜日

【書籍】 竹内薫 『理系バカと文系バカ』 PHP新書 2009.3

まあ、それなりにおもしろいが。
理系も文系もないとは思うが。

(理系ワールドを楽しむためのオススメの10冊)

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  「立花隆選・文庫&新書百冊」 第73番 『ぼくらの頭脳の鍛え方』 2009.10
所在
  県立 7FS002タ

【書籍】 川瀬敏郎 『花会記 四季の心とかたち』 淡交社 1990.10

日本の原初のいけばなである「立花」と千利休による自由な意匠としての「なげいれ」を創作方法の根本に据える。
いけ花と違って、ワイルドな自然そのものの息吹を感じる。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『松岡正剛の書棚』 第6巻(3) 中央公論新社 2010.7
■ 所在
  県立

【書籍】 長谷川三千子 『からごころ』 中央公論社 1986.6

本居宣長は自分の中に内なる外国を意識した、とても変な日本人。
internationalizeと国際化の違い。internationalizeとは外国を変えることだが、国際化は自国を変えることである。
欧米と日本の違いでもある。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『松岡正剛の書棚』 第5巻(2) 中央公論新社 2010.7
■ 所在
  県立

【書籍】 マヌエル・プイグ 『蜘蛛女のキス』 劇書房 1994.2

よくわからない。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『松岡正剛の書棚』 第7巻(3) 中央公論新社 2010.7
■ 所在
  県立'94 9F'83

【書籍】 山本常朝(奈良本辰也訳編) 『葉隠』 三笠書房 2004.4

鍋島藩の武士の教え。
武士は主君のために罪なき切腹も甘んじて受ける。
なぜ、主君なのかについての考察はない。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『松岡正剛の書棚』 第5巻(2) 中央公論新社 2010.7
■ 所在
  県立'04 9F 市立書庫'64

【書籍】 平岡正明 『新内的』 批評社 1990.12

江戸情緒たっぷりの江戸浄瑠璃。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『松岡正剛の書棚』 第6巻(3) 中央公論新社 2010.7
■ 所在
  県立

【書籍】 ダナ・ハラウェイ 『猿と女とサイボーグ』 青土社 2000.7

ジェンダーをめぐる話。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『松岡正剛の書棚』 第7巻(4) 中央公論新社 2010.7
■ 所在
  県立 8F自然科学481.7ハ 大学481.7.H32

【書籍】 オルハン・パムク 『わたしの名は紅』 藤原書店 2004.11

トルコの精密画家の小説。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『松岡正剛の書棚』 本集01(1) 中央公論新社 2010.7
■ 所在
  県立 7F外国文学929.5ハ 市立929パ

【書籍】 野本寛一 『地霊の復権 自然と結ぶ民俗をさぐる』 岩波書店 2010.12

地震で液状化した土地は沼の埋立地だった。
地霊と言えばいえると思う。結局、人間は自然の中で生きている。
要石って、もしかすると、地震の前触れで揺れているのかもしれないな。
野山の中で見る人の跡は怖い。
禁令の森は飢饉のときにどんぐりなどを取りに行けたらしい。

所在    ★★☆☆☆
  県立 市立 387ノ

【書籍】 玄侑宗久 『荘子と遊ぶ 禅的思考の源流へ』 筑摩書房 2010.10

p.254
こざかしい知恵や意志を捨ててただ天道自然の理に従う。それが周さんの生き方であり、しかも「和して唱えず」なのだから、真骨頂などチャンチャラ可笑しかったのだろう。

「完全な受け身こそ、修行やなぁって思わへん?」「…はい。まさに」
「そのとき人の想像力は爆発的に大きく膨らむんや。だから受け容れて随順した瞬間から、自然な反応そのものに強靭な意志がこもるんや。それだけが揺るぎない主体性とちゃうか」

福永光司 荘子 朝日文庫

所在    ★★☆☆☆
  県立 8F124.2ソ 市立124ゲ

【書籍】 東京大学i.school編 『東大式 世界を変えるイノベーションのつくりかた』 早川書房 2010.5

i.schoolの概要の紹介。原則一般公開はないが、定期的に一般参加可能なシンポジウムやイノベーション・トークを開催。 http://ischool.t.u-tokyo.ac.jp/ (文献)イノベーションを学ぶ20冊 クリステンセン イノベーションのジレンマ バークン イノベーションの神話 ペイジ 「多様な意見」はなぜ正しいのか グラッドウェル ティッピング・ポイント キム ブルー・オーシャン戦略 中原淳 ダイアローグ 紺野登 知識デザイン企業 ケリー イノベーションの達人 米盛裕二 『アブダクション』 市立 ☆演繹も帰納も説明用の理屈と思うが。 福島真人 『暗黙知の解剖』 認知と社会のインターフェイス 市立 公 ホーキンス 考える脳 ワイク センスメーキング・イン・オーガニゼーションズ サッチマン プランと状況的行為 マーネン フィールドワークの物語 クンダ 洗脳するマネジメント ハース アイデアのちから ヤング アイデアのつくり方 石井淳蔵 ビジネス・インサイト 外山滋比古 知的創造のヒント モゾタ 戦略的デザインマネジメント ■ 所在    ★★☆☆☆   市立002ト

2011年4月25日月曜日

【書籍】 松本健一 『開国のかたち』 毎日新聞社 1994.7

明治維新の当時、日本は何を目指していたのか?
水戸イデオロギーの意義。
(著書)
近代アジア史の試み 隠岐島コミューン伝説 昭和天皇伝説 「世界史のゲーム」を日本が超える 思想としての右翼 秋月悌次郎 三島由紀夫

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『松岡正剛の書棚』 第5巻(2) 中央公論新社 2010.7
■ 所在
  8F人文科学210.5マ 市立書庫

2011年4月23日土曜日

【書籍】 後藤芳一、星川安之 『共用品という思想 デザインの標準化をめざして』 岩波書店 2011.1

障害者への配慮も含む、使いやすさを求める共用品の思想は日本で生まれた。

所在    ★★☆☆☆
  市立369ゴ

【書籍】 ヴィクター・コシュマン 『水戸イデオロギー』 ぺりかん社 1998.7

なぜ、水戸なのか?でも、このムードは武士層のみ?

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『松岡正剛の書棚』 第5巻(2) 中央公論新社 2010.7
■ 所在
 県立 8F人文科学121.5コ 市立書庫

【書籍】 西田宗千佳 『クラウド・コンピューティング仕事術』 朝日新書 2009.9

IMAP対応のメールソフトを使えば、メールをGメールの受信トレイにコピペできる。
自分宛てにメモを携帯からメールする。(アドレス帳にメモでアドレスを登録。件名はアイデアなど)
Gメールから携帯へ転送する。
紙にメモするようなものも、メールとPDFを使い、携帯電話に送る。
ライブドア・リーダーはまとめよみに便利。
パスワード管理(windows用 ID Manager)
Gmail フォルダを作らない(アーカイブ、スター、ラベル、フィルタ)
オフラインで使うには、Gears
外出先(携帯)で見るにはpdf化する。
パソコンの中を検索(google desktop)
写真管理 picasa3,iphoto
名刺 あった順に電子化(スキャナー、手入力)
ウェブはrssでライブドア・リーダー reader.livedoor.com
パソコンバックアップ(osも含めて)、IODATA hdpg-su250

所在    ★★☆☆☆
  市立007ニ

【書籍】アーサー・I・ミラー 『137 物理学者パウリの錬金術・数秘術・ユング心理学をめぐる生涯』 草思社 2010.12

微細構造定数137など、数の秘密の扉を開けようとしたパウリ。

所在    ★★☆☆☆
  8F289.3ハ

【書籍】 小山龍介 『クラウド HACKS!』 東洋経済新報社 2010.12

ノマドワークスタイル。

所在    ★★☆☆☆
  市立007コ

【書籍】 吉田司 『カラスと髑髏 世界史の「闇」のとびらを開く』 東海教育研究所 2011.1

それほど衝撃的でも闇でもないが、おもしろい。

所在    ★★☆☆☆
  8F204ヨ

【書籍】 松岡正剛 『日本流』 朝日新聞社 2000.3

狩野亨吉 (『吾輩は猫である』の苦沙弥先生のモデル)
ライアル・ワトソン 「日本人はもっと日本の神を感じるべきだ
アレックス・カー 『美しき日本の残像』
『ジャポニチュード』

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『松岡正剛の書棚』 第7巻(5) 中央公論新社 2010.7
■ 所在
  8F社会科学382.1マ 市立書庫

2011年4月20日水曜日

【書籍】 鈴木邦男 『新右翼』改訂増補版 彩流社 2005.4

元一水会代表。
学生運動って、共産主義の活動ではなかったのか?
民族派の意味がよくわからない。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『松岡正剛の書棚』 第7巻(5) 中央公論新社 2010.7
■ 所在
  県立 8F社会科学361.6ス

【書籍】 梓澤和幸 『報道被害』 岩波新書 2007.1

報道(誤報?)により人生を失う被害の実態。

所在    ★★☆☆☆
  7FS070.1ア

【書籍】 武田徹 『戦争報道』 ちくま新書 2003.2

ジャーナリズムの戦争報道の意味。結果的に、戦争の存在を認めていることにつながっているのではないか。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『いまどきの新書』 第4章(7) 原書房 2004.12
  『新書365冊』 第13章 メディア  More 宮崎哲弥 2006.10
■ 所在
  県立 7FS070.4タ

2011年4月19日火曜日

【書籍】 村上隆 『芸術闘争論』 幻冬舎 2010.11

おすすめ
藤原えり 西洋絵画のひみつ
中野京子 怖い絵

アートの原則は視点をどう誘導するか

西欧における現代美術のコンテキストは
自画像 エロス 死 フォーマリズム(歴史を意識すること) 時事

A級かB級かのわかれめは
文脈の説明 理解者の創造 ネットワーク

所在    ★☆☆☆☆
  8F704ム

【書籍】 徳山喜雄 『報道危機』 集英社新書 2003.6

市民から敵対視されるジャーナリズム。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『いまどきの新書』 第4章(4) 原書房 2004.12
■ 所在
  7FS070.4ト

【書籍】 中島清福 『新聞は生き残れるか』 岩波新書 2003.4

「それがどうした」の記事は深みがない。
日本にルモンドがないのは単に売れないから。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『いまどきの新書』 第4章(4) 原書房 2004.12
■ 所在
  県立 7FS070.2チ 市立書庫 大学旧

【書籍】 鷲田小彌太 『まず「書いてみる」生活 「読書」だけではもったいない』 祥伝社新書 2006.11

書き続けると習慣になる。
一短文を3枚で書くと、一日15~30枚。300枚の著者なら10~20日で完成する。
書く最大のコツは枚数を決めて書く。

ところで、読書に相当する「書く」の言葉は何か?

所在    ★☆☆☆☆
  7FS021.3ワ

【書籍】 マシュー・ワトキンス 『公式の世界 数学と物理の重要公式150』 創元社 2010.11

うーん。何か日本語と数式って合わないな。数式の美しさが出ていない。

所在    ★☆☆☆☆
  8F410.3ワ

【書籍】 川崎和男 『デザインは言語道断!』 アスキー 2004.1

デザインとは社会に対する姿勢である。すなわち、生き様ということか。
著者は、ナナオのEIZOブランドをやっているらしい。
月刊マックパワーで1998.5~2001.1までの連載である。
なんでも喧嘩師といわれているらしい。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『松岡正剛の書棚』 第6巻(4) 中央公論新社 2010.7
■ 所在
  8F自然科学501.8カ 市立書庫

2011年4月17日日曜日

【書籍】 西田宗千佳 『クラウド・コンピューティング』 朝日新書 2009.1

p.126 snapfish 印刷サービス
p.188 OpenID
附録 webspiration アイデアプロセッサ、マインドマップ
附録 宅ふぁいる便 www.filesend.to

所在    ★★☆☆☆
  市立007ニ

【書籍】 西垣通 『ウェブ社会をどう生きるか』 岩波新書 2007.5

状況としてはやや古い。
p.139
「知恵」というのは、不特定多数の膨大な一般ユーザーによるコミュニケーションというより、数人からせいぜい数十人くらいのあいだでの対話から生まれやすい、という点に気づくことも大切です。(『組織とグループウェア』の「コレクティブ・ブレイン」)
p.153
真のIT革命がもたらすのは分散化のはずです。

所在    ★★☆☆☆
  市立007ニ

2011年4月16日土曜日

【書籍】 エリザベス・ロイト 『追跡! 私の「ごみ」』 日本放送出版協会 2009.5

ジャーナリストが追うゴミの行方。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『松岡正剛の書棚』 本集01(2) 中央公論新社 2010.7
■ 所在
  県立 6F知るY25 市立518ロ

【書籍】 猪野健治 『ヤクザと日本人』 現代書館 1993.11

江戸時代のアウトロー(旗本、火消し)テキヤ、九州炭鉱地域の近代ヤクザなど。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『松岡正剛の書棚』 第7巻(5) 中央公論新社 2010.7
■ 所在
  市立書庫

【書籍】 藤井康栄 『松本清張の残像  文春新書 2002.12

松本清張の編集者を30年務めた筆者による自伝解説、そして、日本史発掘の裏表。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『松岡正剛の書棚』 第5巻(3) 中央公論新社 2010.7
■ 所在
  7FS910.2フ 市立書庫

【書籍】 柄谷行人 『世界史の構造』 岩波書店 2010.6

カントの永遠の平和、マルクスの世界同時革命をめぐる考察から世界共和国へ。

所在    ★★☆☆☆
 県立 8F社会科学304カ 市立304カ 大学304Ka63

【書籍】 カイ・バード、マーティン・シャーウィン 『オッペンハイマー』(上・下) PHP研究所 2007.8

原爆の父と呼ばれたが、レッドパージにより晩年は公職から追放された。

所在    ★★☆☆☆
  市立289オ1,2

【書籍】 アイゼンク 『精神分析に別れを告げよう』 批評社 1988.1

解釈学たる精神分析。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『「本の定番」ガイドブック』 7 心理 鷲田小彌太 2004.6
■ 所在
  県立 大学新146.1.E94

【書籍】 ゾルタン・オヴァリー 『免疫学の巨人 7つの国籍を持った男の物語』 集英社 2010.11

免疫学の多田富雄氏の師匠であるゾルタン・オヴァリーの自伝。
ハンガリーのトランシルヴァニアの古都コロスヴァールの貴族の家に生まれた。
第1次世界大戦後、トランシルヴァニアはルーマニアに併合され、両親は虐殺された。
ローマで開業医をした後、アメリカに移民。

所在    ★★☆☆☆
  県立 8F289.3オ 市立289オ

【書籍】 吉本隆明 『15歳の寺子屋 ひとり』 講談社 2010.10

ひとりはそんなに悪いもんじゃない。
書き言葉は自分の心の中に降りていくための道具。沈黙も言葉なり。
才能ではなく量。十年やれば一人前。
人には選べないものがある。人はみんな、かわいそうなものだ。

所在    ★★☆☆☆
  市立910ヨ

【書籍】 木戸敏郎『若き古代』 春秋社 2006.11

日本文化の再発見。音楽家だが寺の庭園にも詳しい。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『松岡正剛の書棚』 第6巻(3) 中央公論新社 2010.7
■ 所在
  県立

2011年4月15日金曜日

【書籍】 高橋亀吉 『私の実践経済学』 東洋経済新報社 1976.1

東洋経済新報の記者時代に仕事が忙しくて、原論的な著書を読む余裕がなかった。煩悶としたが、経済学のアダム・スミスは経済学を本で学んだわけではないことに気づいた。最も進んだ理論は自分で発見するほかない。これが実証研究に進んだ理由である。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『「本の定番」ガイドブック』 6 鷲田小彌太 2004.6
■ 所在
  県立

【書籍】 角田房子 『責任 ラバウルの将軍今村均』 新潮社 1984.5

戦後23年のうち、刑務所の9年、残りは自ら3畳の小屋に幽閉した。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  「立花隆選・文庫&新書百冊」 第5番 『ぼくらの頭脳の鍛え方』 2009.10
所在
   県立 9F

【書籍】 ドーレ・アシュトン 『評伝イサム・ノグチ』 白水社 1997.4

フラーと交流があった。
スウェーデンボルグを通じてウィリアム・ブレイクへと。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『松岡正剛の書棚』 第6巻(5) 中央公論新社 2010.7
■ 所在
  県立 8Fアート712.5ノ 市立書庫

【書籍】 池上彰 『国際問題がわかる!世界地図の読み方』 小学館 2010.12

主として国境をめぐる国際紛争。

所在    ★★☆☆☆
  県立 市立319イ

2011年4月14日木曜日

【書籍】 林健太郎 『ワイマル共和国 ヒトラーを出現させたもの』 中公新書 1963.11

p.203
ワイマル共和国は政党政治を前提としていたが、ドイツの政党はみずから民主主義を担当し得るまでに成長していなかったのである。
現代社会における政党は、たといそれが特定の世界観あるいは利益にもとづく集団であっても、その主張を国民全般の利害に関連づけて発揮するのでなければ、とうてい民主主義の任に堪え得ないところがこの点において、ワイマル共和国の政党はいずれもこの第一の資格に欠けていた。

p.202
ヒトラーの首相就任は国民多数の意思表明の結果ではなく、大統領の任命によるものであった。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  「立花隆選・文庫&新書百冊」 第58番 『ぼくらの頭脳の鍛え方』 2009.10
所在
  県立 大学新231.85

【書籍】 藤井貞和 『日本語と時間 <時の文法>をたどる』 岩波新書 2010.12

古代人は8通りに時間表現を使い分けていた。
き:過去の1点を示す
けり:過去からつづいていまにある時間。き+あり
ぬ:さし迫る、既定となりつつある時間、~てゆく、~てしまう
つ:ついいましがた、さっき、~てのける、~てしまう
たり:~てある、~てしまいいまにある。つ+あり
り:~(し)おる、~(し)ある
けむ:~たろう(過去推量)
あり:現在を示す構成要素

(著書)
古文の読み方 岩波ジュニア新書

所在    ★★☆☆☆
  県立 7FS815フ 市立815フ

【書籍】 伊藤氏貴 『奇跡の教室 エチ先生と『銀の匙』の子どもたち』 小学館 2010.12

伝説の灘校国語教師・橋本武の流儀。中学校の3年間で『銀の匙』たった1冊を読みつくす。
授業では関連して脇道にどんどんそれていく。

所在    ★★☆☆☆
  県立

【書籍】宮崎市定 『東洋的古代』(宮崎市定全集3) 岩波書店 1991.12

古代中国の奴隷制のはなし。農業に従事しているのではなく、家の中。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『松岡正剛の書棚』 第5巻(1) 中央公論新社 2010.7
■ 所在
  県立

【書籍】 赤川次郎 『滅びの花園』 岩波書店 2010.11

『はてしない物語』のその後。

所在    ★☆☆☆☆
  県立 6FY91アカ 市立913.6

【書籍】 外山滋比古 『「マイナス」のプラス 反常識の人生論』 講談社 2010.1

人生ままならぬ。浮き沈みの人生。
☆毎朝、to do リスト作成し、重要なものから番号を振る。
月刊予定表は、行動スケジュールと原稿〆切の2欄
☆考える力をつけるには:朝、すぐ起きないでばんやりする。忘れて困ることが頭に浮かんだらメモする。毎朝10分か20分。10年で誰でも思考家になれる。

所在    ★★☆☆☆
  7F日本文学トヤ

【書籍】 伊東乾 『さよなら、サイレント・ネイビー 地下鉄に乗った同級生』 集英社 2006.11

地下鉄サリン事件の実行犯となった同級生、豊田亨。

p.190
豊田に協力してもらって「再発防止カリキュラム」を作り、毎年300~400人ほどの学生を指導している。
p.302
1970年代、あるアメリカの社会評論家は「マインドコントロールは原爆よりもずっと恐ろしい」と指摘したという。
20世紀という100年間、マスメディアの登場と共に、人類は常に大衆操作とマインドコントロールの脅威のもとにあった。
p.318
海軍には「サイレント・ネイビー」という言葉がある。あれこれ政治に口出しする陸軍と違い、海軍は黙って任務を遂行し、失敗してもあれこれ言い訳せずに黙って責任を取る。
p.319
ひとりひとりが「サイレント・ネイビー」に訣別しなければならない
p.324
井筒は、ユダヤ系ドイツの科学哲学者カール・ポパーの言葉を引きながら「イスラームという他者を理解することの重要性」を強調する。
p.346
決して許されてはならない、あのような行為を、二度と繰り返さないために、私たちはケジメをつけて、別れを告げなければならない。
そのために、無言のうちに事態を繰り返す「サイレント・ネイビー」の、一見「潔い」姿勢にも、私たちはもうひとつの別れを告げる必要があると思うのだ。黙って責任を取り、あとに同じ過ちを繰り返させるという、「義挙」と誤解させる潔い沈黙への別れを。

所在    ★★☆☆☆
  県 7F壁916イ 市立916イ

2011年4月3日日曜日

【書籍】 関口義人 『ジプシーを訪ねて』 岩波新書 2011.1

言語研究からインド起源説のあるジプシー。ジプシーとは、人間などの意味。地中海周辺からインドにかけては、ドムと呼ばれている。

所在    ★★☆☆☆
  7FS382.9セ

【書籍】木村元彦 『終わらぬ「民族浄化」 セルビア・モンテネグロ』 集英社新書 2005.6

もともと少数民族であったセルビア人がセルビア人政権の崩壊で民族浄化される側に回っており、まだ終っていない。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  「立花隆選・文庫&新書百冊」 第53番 『ぼくらの頭脳の鍛え方』 2009.10
所在
  県立 7FS302.3キ