2013年6月28日金曜日

【書籍】 ランディ・O・フロスト ゲイル・スティケティー 『ホーダー』 日経ナショナルジオ社 2012.1

副題:捨てられない・片づけられない病
いわゆるゴミ屋敷の住人たち。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 10.医学・心理学 第132番 成毛眞編著 2012.10
■ 所 在
  県立 8F自然科学493.7フ 市立493フ

【書籍】 国分拓 『ヤノマミ』 日本放送協会 2010.3

アマゾンの奥地に150日にわたる滞在でNHKの番組を作成。
ただ、どうしても、表面的な感は否めない。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『面白い本』 第9章第104番 成毛眞 2013.1
■ 所 在
  県立 8F社会科学382.6コ 市立382コ 大学382.62Ko45

2013年6月27日木曜日

【書籍】 内田樹 『街場の読書論』 太田出版 2012.4

ブロク記録
タイトル図書一覧

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 8.教養・雑学 第105番 成毛眞編著 2012.10
■ 所 在
  8F一般調査019.9ウ 市立 大学019.9U14

【書籍】 メラニー・ミッチェル 『ガイドツアー 複雑系の世界』 紀伊國屋書店 2011.12

複雑系の入門書としてはいち押しだと想う。
ただ、入門書なので物足りない感じは否めないが。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『本の雑誌2012ベスト10』 (私のベスト3)24 黒田信一
■ 所 在
  県立 8F自然科学404ミ ○市立404ミ 大学404Mi13

【書籍】 白戸圭一 『日本人のためのアフリカ入門』 ちくま新書 2011.4


著者は、毎日新聞社で南アフリカ特派員。これまでのマスコミによるアフリカ像がいかに偏ったものであるかを具体的に指摘。
推薦図書
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/4/21 日経(今を読み解く)
■ 所 在
  大学080C44.900

【書籍】 マーク・カーランスキー 『牡蠣と紐育』 扶桑社 2011.12

涎がたれてくる本。当時のカキ料理のレシピもあるし、面白い本。
(著作)鱈 世界を変えた魚の歴史、「塩」の世界史など

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 2.世界史 第18番 成毛眞編著 2012.10
  『新聞書評(2012年総括)』 読売新聞 12.畠山重篤
■ 所 在
  県立 8F自然科学664.7カ

2013年6月25日火曜日

【書籍】 村田喜代子 『偏愛ムラタ美術館 発掘篇』 平凡社 2012.11

いろんな絵があるものだ。ユーモラスなものが多い。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2012年総括)』 毎日 3.池内紀
■ 所 在
  8Fアート720.4ム 市立720ム

【書籍】 丸谷才一、池澤夏樹編著 『分厚い本と熱い本』 毎日新聞社 2012.11 


毎日新聞書評の「今週の本棚」の2005年から2011年にかけての総集編。
リスト
■ 所 在   ★☆☆☆☆
  県立 8F019.9フ

【書籍】 テンプル・グランディン キャサリン・ジョンソン 『動物が幸せを感じるとき』 NHK出版 2011.12

副題:新しい動物行動学でわかるアニマル・マインド
動物学者のグランディンが一般向けの第2弾。前著は、動物感覚

☆本書を読むと、動物の行動・心理について、いろんな研究により知見が得られていることがわかる。
ペットとして飼っているヒトも、最終的には、食肉用として飼っている人も読むべき本。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 9.生物・自然 第119番 成毛眞編著 2012.10
  『今月読む本』 2012.1(その1)
■ 所 在
  県立 8F自然科学481.7ク 市立481グ 大学481.78G77

2013年6月21日金曜日

【書籍】 セバスチャン・ユンガー 『パーフェクト・ストーム』 集英社 1999.7

副題:市場最悪の暴風に消えた漁船の運命
当然、想像の話。むしろ、同じ暴風の現場にいて助かった日本の遠洋マグロはえ縄漁船「第七八永伸丸」をきちんと取材すべきではなかったのか。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『面白い本』 第8章(2)第95番 成毛眞 2013.1
■ 所 在
  県立 8F自然科学557.8ユ 市立

2013年6月20日木曜日

【書籍】 原研哉 『日本のデザイン』 岩波新書 2011.10

副題:美意識がつくる未来
日本も捨てたものじゃないね。
(著作 デザインのデザイン 県立 市立757ハ 大学757.04H31)
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 7.アート・スポーツ 第86番 成毛眞編著 2012.10
■ 所 在
  県立 7FS757.0ハ 大学文庫080.2A.1333

【書籍】 アレッサンドロ・マルツォ・マーニョ 『そのとき、本が生まれた』 柏書房 2013.4

p.8 16世紀前半のヴェネツィアでは、ヨーロッパ中で出版された本のじつに半数が印刷されていた。
p.24 1465年ドイツとイタリアに初の印刷所ができた。その年、ドイツ人修道士2人が印刷に必要な道具を携え、ローマ近郊の修道院でキケロの本を印刷。これをきっかけにイタリアに活版印刷術がもたらされ、普及。
☆ドイツで印刷術が発明されたが、それが花咲いたのは、需要も見込まれる国際都市ヴェネツィアであった。言語もコーラン、アルメニア語まであった。

■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『もっと面白い本』 No.47 成毛眞 2014.1
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.5.26 朝日 5.12 日経 5.5 読売
  『今月読む本』 2013.5(その1)
  『今週はこれを読め』 2013.5.15
■ 所 在
  県立 8F023.3マ 市立023マ

【書籍】 田中康弘 『マタギ』 えい出版社 2009.4

副題:矛盾なき労働と食文化
貴重な写真集となっているものの、やはり表面的。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『面白い本』 第1章(2)第9番 成毛眞 2013.1
  『今月読む本』 2013.4(その1) 参考
■ 所 在
  県立 市立384タ 大学384.35Ta84

2013年6月19日水曜日

【書籍】 米国国家情報会議 『2030年世界はこう変わる』 講談社 2013.4


副題:アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」
NICのGlobal trends 2030の訳本
分量は少ないが、コンパクトにまとめられている。
日本は移民による労働力・国力維持についてどう対応すべきなのか?
また、中国、インドの経済成長が見込まれる中、どう対応すべきなのか?

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.5.19 日経
  『今月読む本』 2013.5(その1)
■ 所 在
  市立304ニ

【書籍】 沖大幹 『水危機 ほんとうの話』 新潮選書 2012.6

実に中身が濃い本である。さまざまな水にまつわる言説がいかに間違っているかもよくわかる。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『みすず2012年読者アンケート』 74.石原千秋 日本近代文学
■ 所 在
  県立 8F自然科学517オ 市立517オ 大学517O51

【書籍】 マンジット・クマール 『量子革命』 新潮社 2013.3

副題:アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突
コペンハーゲン解釈の意味がよくわかったし、アインシュタインの「神様はサイコロを振らない」の意図もわかったが、全体として退屈で、そんなに面白くない。

■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 11.サイエンス 第93番
  『もっと面白い本』 No.53 成毛眞 2014.1
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.6.9 朝日 5.5 日経
  『今月読む本』 2013.4(その1)
  『今週はこれを読め』 2013.4.17
  『出版物情報(2)』 (波 新潮社) 2013.4
■ 所 在
  県立 8F421.3ク 市立421ク

【書籍】 田中正之 『生まれ変わる動物園』 化学同人 2013.4

副題:その新しい役割と楽しみ方
動物園は子どもためのリクリエーションの場だけでなく、共同研究施設としても期待されている。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.6.16 朝日
■ 所 在
  8F480.7タ 市立480タ

2013年6月18日火曜日

【書籍】 白尾元理 『地球全史の歩き方』 岩波書店 2013.4


「地球全史」の撮影舞台裏。
白尾氏は古生物出身だが、惑星地質学をやりたかったという。
なるほどね。
(写真集)『地球全史』、日本列島の20億年 2009 市立 大学455.1Sh84
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2012年総括)』 毎日 8.海部宣男(参考)
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.6.9 朝日
  『今月読む本』 2013.5(その2))
■ 所 在
  8F455シ 市立455シ

【書籍】 スラヴォミール・ラウイッツ 『脱出記』 ソニー・マガジンズ 2005.9

副題:シベリアからインドまで歩いた男たち
シベリアの収容所から7人で脱走し、1年あまりをかけて4人がインドに到達。
シベリアからゴビ砂漠へ抜け、さらに、途中で、モンゴルの遊牧民、チベット人から歓待(宿、食料)を受けてたどりついている。また、雪男2人(2メートル位)を目撃している。
☆ひたすら、すごいというか、信じられない。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『面白い本』 第8章(2)第99番 成毛眞 2013.1
■ 所 在
  県立 7F外国文学933ラ 市立936ラ

【書籍】 ちきりん 『自分のアタマで考えよう』 ダイヤモンド社 2011.10

副題:知識にだまされない思考の技術

第1章 最初に考えるべき「決めるプロセス」
 意思決定の基準を具体的に。
 考える時間を長く確保する。記録するとよい。
第2章 「なぜ?」「だからなんなの?」と問うこと
 ひとつの情報に対して十分な時間をかけてトコトン考えることが大事
 日々接する情報のうち、気になる情報だけでも考えるクセをつける
第3章 あらゆる可能性を検討しよう
 あらゆる可能性をもれなく書きだす
 選択肢を分解しながら、意識的にあらゆる組合せを検討する
第4章 縦と横に比べてみよう
 時系列、国際比較などマトリクスでまとめ、比較する
 比較すべき対象をプロセス比較する(M&Aとか)
第5章 判断基準はシンプルが一番
 2×2マトリクスで重要な判断基準を選ぶ
第6章 レベルをそろえて考えよう
 議論の場合、要注意
第7章 情報ではなく「フィルター」が大事
 4つのタイプの仕事-企業の成長サイクルに着目(成長、支援、運営、再生)
 日本企業は新たなフィルターを消費者に提示するのが必ずしも得意ではない
 ビジネスの世界では、「新たな選択基準=新たなフィルターを提示する」ことを「ゲームのルール」を変えるという。
 重要なのは、自分(自社)独自の選択基準(フィルター)を見出すること
第8章 データはトコトン追い詰めよう
 ひとつの事実から複数の人が複数のことを考えることが重要。
 各自の思考の結果やプロセスを共有することに意義がある。
第9章 グラフの使い方が「思考の生産性」を左右する
 階段グラフ:意味をもった内訳を視覚化できる。マイナスも視覚化できる
 プロセスと階段グラフを組み合わせて議論しやすい図をつくる
第終章 知識は「思考の棚」に整理しよう
 知識を思考の棚に入れて、空いている棚に入るべき、まだ手に入っていない知識を意識する
 例)事件の発生場所と、各国テレビ局の報道内容の関係についての思考の枠組み
 手に入る可能性のある情報と、そこから言えることをマトリクスで事前に考えて整理しておく。

(参考)野口悠紀雄 経済危機のルーツ 県立 8F社会科学332.0ノ 市立332ノ
■ 所 在   ★☆☆☆☆
  8F人文科学141.5チ 市立141チ 大学141.5C44

【書籍】 重信メイ 『「アラブの春」の正体』 角川oneテーマ21 2012.10

副題:欧米とメディアに踊らされた民主化革命
チュニジアやエジプトで革命後の選挙では、保守的なイスラム原理主義が議会の主流となり、はたして自由が得られるのか。
リビアは革命ではなく、内戦。反政府組織には外国からの支援がある。
メディアによって革命が進んだ面もあるが、同時に、誤報、デマを流すことで、状況を悪化させてもいる。メディア・リテラシーが求められる。
しかも、対イラン戦略など、アメリカの思惑が絡んでいる。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2012.11(その1)
  『今週はこれを読め』 2013.5.15
■ 所 在
  7FS302.2シ

【書籍】 高野秀行 『未来国家ブータン』 集英社 2012.3

旅行記なのだが、断片的にしかわからない。
生物多様性のもと、例えば、香水をつくれば、ブータン政府と産地の人々にも利益還元が求められる、らしい。
筆者は、周回遅れの未来国家、日本がありえたかもしれない国、としているが、政府公認で旅行したことに留意。

参考文献として、
中尾佐助 秘境ブータン 県立(著作集) 7FB292.5ナ 大学(岩波現代文庫)080.I95g.S-229
ブータンの民話と伝説 8F社会科学388.2ク
×ブータン 星と大地の暮らし

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 8.教養・雑学 第100番 成毛眞編著 2012.10
  『今月読む本』 2012.4(その1)
■ 所 在
  7F旅を楽しむT292.5タ

【書籍】 都築響一 『演歌よ今夜も有難う』 平凡社 2011.6

副題:知られざるインディーズ演歌の世界
演歌歌手の人生が、演歌そのものだな。

■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『面白い本』 第2章(2)第23番 成毛眞 2013.1
■ 所 在
  市立767ツ

2013年6月17日月曜日

【書籍】 宮田珠己 『日本全国津々うりゃうりゃ』 廣済堂出版 2012.4

ちょっと、想像していた感じと違うな。

■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『面白い本』 第4章(2)第49番 成毛眞 2013.1
  『ノンフィクションはこれを読め!』 3.民俗・風俗 第32番 成毛眞編著 2012.10
  『今月読む本』 2012.4(その1)
■ 所 在
  7F旅を楽しむT291.0ミ 市立291.09ミ

【書籍】 日和聡子 『螺法四千年記』 幻戯書房 2012.7

なんなんでしょうね。「夢幻の如くなり」かな?
野間文芸新人賞受賞作

■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2012年総括)』 毎日 1.荒川洋治
■ 所 在
  7Fヒワ 市立913.6ヒワ

【書籍】 神永学 『心霊探偵八雲』 文芸社 2004.10

副題:赤い瞳は知っている
そこそこ、軽くておもしろい。

 ■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『発見!角川文庫2010 』 ふるえる 第78番
■ 所 在
  県立 6FYBカミ 7F日本文学カミ 市立913.6カミ

【書籍】 ウラジーミル・ソローキン 『青い脂』 河出書房新社 2012.8

読めない。これ、おもしろいのかね?

■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2012年総括)』 朝日 17.山形浩生
  『本の雑誌2012ベスト10』 3.SFベスト10 (私のベスト3)2 岸本佐知子
■ 所 在
  7F983ソ 市立983ソ

【書籍】 谷口正次 『オーシャン・メタル』 東洋経済新報社 2012.12

副題:資源戦争の新次元
まとまっているとは思うが、研究者でないだけに、面白みにかける。

■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2012.12(その1)
■ 所 在
  県立 市立558タ

2013年6月14日金曜日

【書籍】 アニー・ジェイコブセン 『エリア51』 太田出版 2012.4


副題:世界でもっとも有名な秘密基地の真実
エリア51では、CIAのスパイ飛行機が開発されていた。など。

■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 6.社会  第67番 成毛眞編著 2012.10
  『今月読む本』 2012.5(その1)
  『新聞書評(2012.9-12)』 2012/10/14 広告
■ 所 在
  県立 8F社会科学395.3シ 市立395ジ

【書籍】 マイケル・カプーゾ 『未解決事件』 柏書房 2011.12


副題:死者の声を甦らせる者たち
ヴィドック・ソサイエティは無償で犯罪捜査に協力する専門家たちの会員制組織である。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『面白い本』 第8章(1)第89番 成毛眞 2013.1
  『ノンフィクションはこれを読め!』 4.事件・事故 第43番 成毛眞編著 2012.10
■ 所 在
  県立 市立368カ

【書籍】 熊本県庁チームくまモン 『くまモンの秘密』 幻冬新書 2013.3


副題:地方公務員集団が起こしたサプライズ
九州新幹線の開業前に、対策会議において、アドバイザーの小山薫堂(天草出身)さんが、「くまもとサプライズ」というスローガンとともに、水野学さんのロゴマークとともに、おまけとして、キャラクターをつくってくれた。
それから、小山薫堂さんを師匠として、本を読み、実践。
知事は、県民の幸福量の最大化が大目標で、くまモンが日本の幸福量の最大化に貢献できればいいと考えている。

☆私も人類の幸福のために仕事をしているつもりだが、知事のこの考え方はどうなのか。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.4(その2)
  『今週はこれを読め』 2013.4.10
■ 所 在
  市立601ク

【書籍】 小泉武夫 『いのちと心のごはん学』 NHK出版 2012.11


p.19 ラフテーの作り方
1.豚肉三枚肉(または豚バラ肉)600gを湯洗いし、水から1時間ほど茹でる。
2.茹で汁を捨て、肉は5~6cm角に切る。
3.厚手の鍋に鰹出汁(4カップ)、肉、泡盛(1カップ)を入れ、しばらく煮たら黒糖(1/2カップ)を加え、さらに10分ほど煮る。
4.醤油(1/2カップ)を2回に分けて入れる。1回めは強火で5分ほど煮込み、2回めを入れたら、弱火で1時間ほどゆっくり煮こむ。焦がさないよう盛りつけるときに刻みしょうがをのせる。

p.66 粕汁のつくり方
1.酒粕をひたひたの湯で戻す。
2.味噌を加え擂り鉢でする。
3.昆布と鰹節でとった出汁に2を加え少しの塩をした鰤のアラと彩どりに人参のぶつ切りを入れ、弱火で20分ほど煮てできあがり。

p.90 お酒に飲まれないために
1.飲む前に懐中汁粉などを飲み、血糖値をあげて、肝機能を高める。
2.二日酔いのたおきは、長唄を唄う。深呼吸で少しづつ息を吐きながら唄う。

p.148 
1.菊の花の茹で方:水と一緒に鍋に入れて、火にかけ、ひとふきしたら、ザルにあけ、水で冷やして絞る。三杯酢に漬けると色も冴えて歯触りもよく美味。
2.ふき味噌:ふきのとうは水で洗って水にしばらく漬けてアクを取ったらみじん切り、油をしいたフライパンでしんなりするまで炒める。味噌と砂糖、同量を加えさらに炒めて、できあがり。

p.174 味噌汁で原爆症(急性放射能障害)を防ぐ
秋月振一郎医師「体質と食物」:わかめの味噌汁
渡邊敦光教授 AREA 2011.6 生き延びた秘訣は味噌
味噌に代表される発酵食品は、放射性元素を吸着し、便と一緒に体外へ排出させる働きを持っていると考えられる。渡邊教授のマウスによる長年の研究で、「放射線障害に対する防御作用を味噌に期待するには、十分な量の味噌を長時間摂取することにより、味噌に含まれる有効成分の血中濃度が一定レベルに維持されていることが必須条件と考えられます」

p.212 小泉流・非常食ベスト10
1.水 1日800-1200ミリリットル
2.乾パン 缶入りなら5年くらい保存
3.包装米飯 パック入りごはん。アルファ化米(乾燥米飯)
4.乾燥野菜 ビタミン、ミネラル。普段でもそのまま食べてもおいしい
5.魚の缶詰 さばの水煮、いわしの味付け、さんまの蒲焼など。煮汁にお湯を注ぐだけでお吸い物に。
6.梅干し 昔から、病人に梅干しを添えた粥
7.脱脂粉乳 今のものは飲みやすい、栄養価が高い。簡単に水に溶け、タンパク質やミネラルの含有量も牛乳とほとんどかわらない。
8.インスタント味噌汁 最近は水でも溶け、豆腐や油揚げが入っているものもある
9.高野豆腐 宇宙食にも。醤油を水で薄めて浸しておくだけで4,5分もすれば食べられる。魚の缶詰の残り汁やインスタント味噌汁で戻せば結構な一品。
10.鰹節 本物の鰹節。

■ 所 在   ★☆☆☆☆
  県立 8F383.8コ 市立383コ

【書籍】 タイラー・コーエン 『大停滞』 NTT出版 2011.9


経済成長が停滞している時代。
インターネットで便利にはなっているが、無料のため、GDPには貢献していない。
イノベーションを活発化させて、経済成長を図るために、科学者の社会的地位を高めることを提案。
短くていい。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 5.ビジネス・テクノロジー 第49番 成毛眞編著 2012.10
  『今月読む本』 2011.10
■ 所 在
  県立 市立330コ

【書籍】 南川高志 『新・ローマ帝国衰亡史』 岩波新書 2013.5


ローマ帝国の拡大路線を支えていたものは、ローマ人ではなく、ローマ市民という意識。
逆にこれが、排他的な意識となり、帝国の衰亡を招いた。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今週はこれを読め』 vol.54 2013.11.13
■ 所 在
  県立 7FS232.8ミ 大学文庫1426

【書籍】 村上春樹 『パン屋を襲う』 新潮社 2013.2


なんなんでしょうね。資本主義の交換じゃなくて、強奪の気分?

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/3/3 広告
■ 所 在
  県立 7Fムラ 市立913.6ムラ

【書籍】 マーガレット・ハンフリーズ 『からのゆりかご 大英帝国の迷い子たち』 近代文藝社 2012.2

初版は1997.6で、2012は改訂版
映画「オレンジと太陽」の原作で、ノンフィクション。
イギリスの施設の子どもが1967年まで、オーストラリア、ローデシア、カナダに移民として送られた。国家が関与していたという。子どもは親が死んだと聞かされ、過酷な労働、虐待を受けた子もいる。親がいても、親の了解なしに送られ、子どもが死んだと聞かされていた親もいる。
こうした事実はたったひとりのソーシャル・ワーカーが動くまで、明らかにならなかったのである。
実に13万人ものぼる棄民ならぬ児童移民。児童移民たちは祖国・親に捨てられたという意識、自分のルーツがわからないという喪失感、虐待の過去にずーっと苦しめられていたのだ。
ただ、それにしても、よく覚えているものだ。克明にインタビューの記録をつけていたのだろうか?

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『面白い本』 第8章(1)第91番 成毛眞 2013.1
  『ノンフィクションはこれを読め!』 2.世界史 第13番 成毛眞編著 2012.10
  『今月読む本』 2012.5(その1)
所 在
  県立 市立334ハ

2013年6月13日木曜日

【書籍】 八田武志 『「左脳・右脳神話」の誤解を解く』 化学同人 2013.4


専門家には最初から疑問視されていた角田本。帯・キャッチフレーズが右脳神話を生んだ「右脳革命」。
☆へー、知らなかった。大学生のとき、角田忠信氏の「日本人の脳」を読んで、日本人と西洋人の左右脳の違いをそのまま信じていたが、どうも違うらしい。また、右脳で創造力開発も信仰であるとのこと。まあ、そんなものだろうね。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.5(その1)
■ 所 在
  県立 8F491.3ハ 市立491ハ

【書籍】 ジェフ・ライアン 『ニンテンドー・イン・アメリカ』 早川書房 2011.12

副題:世界を制した驚異の創造力
初期の頃は頑張ったなと思う。
昨今は業績が悪いようだが。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 .ビジネス・テクノロジー  第51番 成毛眞編著 2012.10
■ 所 在
  県立 8F自然科学589.7ラ 市立589ラ

【書籍】 ジョン・ホーガン 『科学の終焉』 徳間書店 1997.10


素粒子など巨大科学は金がかかるからな。
関連図書(竹内薫)

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『愉快な本と立派な本』 '97この3冊 23.村上陽一郎 毎日新聞社 2012.5
  『怖い本と楽しい本』 1998年(今週の本棚)第1番
  『知性の限界』 2.予測の限界 高橋昌一郎 2010.4
  『理性の限界』 第35番 高橋昌一郎 2008.6
所在
  県立(正続) 8F自然科学404ホ2(続) 市立404ホ 大学404H87

【書籍】 ダニエル・カーネマン 『ファスト&スロー』(上下) 早川書房 2012.11


なぜ、人は誤った意思決定をするのか。
(著作 ダニエル・カーネマン 心理と経済を語る)

■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今週はこれを読め』 2012.12.19
  『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 10.医学・心理学 第91番
所 在
  県立 市立141カ

【書籍】 ガウラヴ・スリ ハートシュ・シンバル 『数学小説 確固たる曖昧さ』 草思社 2013.2


数学の美しさを伝えたいということらしいが、別にこういう形式にしなくとも。

■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/3/17 読売
  『今月読む本』 2013.3(その1)
所 在
  県立 市立933ス

【書籍】 デビッド・マコーレイ 『新装版 道具と機械の本 てこからコンピュータまで』 岩波書店 2011.9


どうも図が好きになれない。科学の話なのでもっとシャープな線がほしい。

■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『面白い本』 第4章(3)第54番 成毛眞 2013.1
■ 所 在
  県立'11 8F自然科学530マ'99 6FY25'99 市立'90 大学旧'90

【書籍】 広井良典 『創造的福祉社会』 ちくま新書 2011.7

副題:「成長」後の社会構想と人間・地域・価値
著者の提唱する社会像が具体的にイメージができない。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 6.社会 第80番 成毛眞編著 2012.10
■ 所 在
  市立364ヒ 大学文庫080.C44.914

2013年6月12日水曜日

【書籍】 三浦俊彦 『ラッセルのパラドクス』 岩波新書 2005.10

副題:世界を読み換える哲学
なんかよくわかんないぞ。
読書案内

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新書365冊』 第2章 哲学・論理学・数学 More 宮崎哲弥 2006.10
■ 所 在
  県立 7FS133.5ラ 市立133ミ 大学文庫080.2A.975

【書籍】 吉田重人 岡ノ谷一夫 『ハダカデバネズミ』 岩波科学ライブラリー 2008.11

裸・出歯・鼠である。真社会性動物としてアフリカの地中に生息している。
子どもを産むのは女王一人、それにオスの王さま、兵隊階級、働き階級に分かれる。植物を食べる。
17種類の鳴き声を使い分けて、コミュニケイトしているらしい。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『面白い本』 第3章(1)第31番 成毛眞 2013.1
■ 所 在
  県立 6FY248 市立489ヨ 大学489.47Y86

2013年6月11日火曜日

【書籍】 鈴木淳史 『占いの力』 洋泉社 2004.9

まあー、占いを楽しみましょう、ということか。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新書365冊』 第14章 文化 More 宮崎哲弥 2006.10
■ 所 在
  7FS148ス

【書籍】 白川静 梅原猛 『呪の思想 神と人との間』 平凡社 2002.9

対談集。おもしろいですね。
白川静「孔子伝」。神との対話。東アジアの古層文化。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 4.事件・事故 第35番 成毛眞編著 2012.10
■ 所 在
  県立 8F人文科学122.0シ 市立 大学122.04Sh83

【書籍】 ローレンス・C・スミス 『2050年の世界地図』 NHK出版 2012.3

副題:迫りくるニュー・ノースの時代
地球温暖化の影響は45度以上の高緯度地方で、冬の季節に最も影響を与える。

■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 10.医学・心理学 第145番 成毛眞編著 2012.10
  『今月読む本』 2012.4(その1)
■ 所 在
  県立 市立312ス 大学312.9Sm5

【書籍】 オーデッド・シェンカー 『コピーキャット』 東洋経済新報社 2013.2

副題:模倣者こそがイノベーションを起こす
基礎研究でない以上、商売ベースでは模倣は必須だと思う。イノベーター以上に理解することが大事ではないか。

■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.2(その2)
■ 所 在
県立 市立336シ


【書籍】 ターハル・ベン=ジェッルーン 『火によって』 以文社 2012.11


現実の「アラブの春」の発端となった青年の焼身自殺をテーマにした短編小説。
短く難解ではない。戦前のプロテリア文学のよう。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.1-)』 2013/1/20 朝日
  『今月読む本』 2012.11(その2)
所 在
  県立 7F953ヘ 市立953ベ

【書籍】 島野智之 『ダニ・マニア』 八坂書房 2012.12

副題:チーズをつくるダニから巨大ダニまで

普段は目に触れないほど小さいが、チーズを作るものまでいるとは。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.1(その1)
  『出版物情報(1)』 (日経サイエンス 2013.3)
所 在
  県立 市立485シ

【書籍】 ケヴィン・ダットン 『サイコパス 秘められた能力』 NHK出版 2013.4

秘められたではなく、欠落しているがゆえではないのか。
サイコパス度が高い職業として、1位がCEOで警察とか、10位が公務員。
しかし厚い。エピソードは不要だし、アメリカには新書という文化はないのか。

■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.5(その1)
  『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 10.医学・心理学 第88番
所 在
 8F361.4タ 市立361.4ダ

【書籍】 川口淳一郎 山中伸弥 『夢を実現する発想法』 致知出版社 2013.1

月刊誌の対談。
川口:旧きは要らぬ新しきを知れ
山中:VW - Vision とWork Hard。

所 在   ☆☆☆☆☆
  県立 8F289.1カ 市立289ヤ

【書籍】 外山ひとみ 『ニッポンの刑務所30』 光文社 2013.3


やはりどうもわからない、なぜ、こんなにも、刑務所にハマっているのか?

■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013.4.28 読売
所 在
  8F326.5 市立326

【書籍】 フェルディナント・フォン・シーラッハ 『コリーニ事件』 東京創元社 2013.4

著者はドイツの刑事事件弁護人。
本書は告発の書である。
ドイツではナチス時代、命令を受けた場合、殺人でも時効が発生するという法律が施行され、その結果、時効となっているという。
訳はヘタ。新書を読んでいるよう。元の文体がそうなのかもしれないが。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.6.2 日経 5.26 読売 5.5 毎日
所 在
  県立 7F943シ 市立943シ

【書籍】 ルイス・キャロル 『スナーク狩り』 新書館 2007.8


ナンセンス詩。これは8歳の少女に捧げられた。
傑作らしいが、よくわからない。狩りなのか、狩られるのか?
(参考 エンデ 宮部みゆき)

■ 所 在   ☆☆☆☆☆
  7F外国文学931キ 市立931キ

【書籍】 島田裕巳 『創価学会』 新潮新書 2004.6

創価学会の第1代目会長の牧口氏は教育者。2代目の戸田氏は金融業も営んでいたが、このとき、会員を大きく獲得。
会員は農村部から都市部に出てきた下層。企業の組合にも入れず、故郷もない、喪失感。
いわば、学会は村である。日蓮正宗と袂を別れ、宗教色も薄く、お金を貸す講も行う。
公明党もある。といった内容。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新書365冊』 第15章 宗教 Best & Better 宮崎哲弥 2006.10
  『いまどきの新書(2)』 第11章(2) 原書房 2004.12
■ 所 在
  7FS188.9シ

2013年6月10日月曜日

【書籍】 杉山隆男 『兵士は起つ 自衛隊史上最大の作戦』 新潮社 2013.2

東日本大震災による津波被害、福島原発での放水など、自衛隊の活躍を記すものである。
津波に襲われて、自衛隊による救出が開始された。生き残り者や遺体の捜索。
さらには、福島原発での特殊部隊の出動、海水放水などである。
実は5月頃、石巻市内を通ったが、瓦礫の片付けは自衛隊により行われていた。
自衛隊の活躍を記す、この手の本は類書がないのだろうか。
なお、中隊は150人で構成されている。(ダンバー数)

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/3/24  日経
  『出版物情報(1)』 (波 新潮社 2013.2)
所 在
  県立 8F392.1ス 市立392ス

【書籍】 ロビン・ダンバー 『友達の数は何人?』 インターシフト 2011.7

副題:ダンバー数とつながりの進化心理学
雑誌に掲載された軽い読み物で様々なテーマについて。
一雌一雄関係の動物は脳が大きい。相手を気遣うからではないか、とのこと。
知り合いの数は平均150人。これをダンバー数としているが、おそらく、命名は冗談であろう(他の研究でも知られているから)
ネットワークは内側の円に入る数を足していくと、5→15→50→150人となる。5人とは週1回、15人とは月1回、150人は年1回程度のやりとり。
体内のエンドルフィン濃度(鎮痛作用あり、難解な課題に取り組める)を高めるには、日常的に激しい運動をするのもひとつの方法。

■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 10.医学・心理学 第140番 成毛眞編著 2012.10
所 在
   県立 8F人文科学140.4タ 市立140ダ

【書籍】 西内啓 『統計学が最強の学問である』 ダイヤモンド社 2013.1

いやー、実にいい本である。ぜひ、みんなにも読んでほしい。

p.170 一般化線形モデルをまとめた一枚の表
        分析軸(説明変数)
       2グループ間  多グループ間  連続値の   複数の要因で
        の比較    の比較     多寡で比較  同時に比較
結 連続値  平均値の    平均値の違い  回帰     重回帰
       違いをt検定   を分散分析   分析     分析
果 二値      集計表の記述と        ロジステック
          カイ二乗検定          回帰

p.243 予測それ自体がゴールであればデータマイニングは有効。
p.244 予測モデルから今後何をすべきなのかを議論したいのであれば、回帰モデルの方が役立つ。
p.271 計量経済学者にはベイズ統計論者の増えている。
p.273 間違いが許されないという保守的な判断が求められるほど、ベイズ統計ではなく、頻度論に基づく傾向にある。
p.285 最善の答えは公開されている
教育学 ERIC、心理学 PsycINFO、経済学 Econlit、医学 Pubmed、総合 JSTOR
Google Scholarも便利。日本語はciniiやJ-STAGE。
p.288 日本語文献の探し方
 雇用 政策 系統的レビュー・システマティックレビュー・システマチックレビュー・メタアナリシス・メタ解析のいずれか
 雇用 政策 ランダム化
p.290 英語文献 Google Scholar
 Employment Policy Ssytematic ReviewかMeta-Analysis、Randomized、観察研究 Heckman,Propensity Score,Regression 文章はGoogle翻訳
significant 有意な Ordered Probit Models(順序プロビット)

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.6.2 日経
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/4/7 日経 2013/3/17 朝日
  『今月読む本』 2013.2(その2)
  『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 8.教養・雑学 第71番
所 在
  8FN350.1ニ 市立350ニ

【書籍】 ディーン・カーラン ジェイコブ・アペル 『善意で貧困はなくせるのか?』 みすず書房 2013.1


マイクロクレジットは万能ではない。貯蓄も効果がある。

p.297 結論:寄付をする
寄付は投票である。
p.301 7つのアイデア
マイクロ貯蓄
お知らせメールで貯蓄を促す
前払いで肥料を売ることで肥料の使用量を増やす。
コミットメント装置は役立つ。悪い行いは高くつき、よい行いはお金がかからないようにする。

p.313 解説:澤田康幸
開発経済学の入門書
・バナジー&デュフロ 貧乏人の経済学 県立 8F社会科学331.8ハ 市立331バ 大学331.87B18
・モーダック他 最底辺のポートフォリオ 県立 8F社会科学365.4サ 市立365サ
・本書
本書は、読者自身も貧困削減のために貢献できる、最後の1マイル問題(実践で効果をあげるにはわずかな部分でも整備されていなければ機能しない)などがメッセージであるという。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/4/21 毎日
所 在
  市立333カ

【書籍】 ロイ・バウマイスター ジョン・ティアニー 『WILLPOWER 意志力の科学』 講談社 2013.5


先に解説を読んでおくとよい。サマリーとなっている。
p.99 勉強の計画は毎日ではなく毎月のうが効果的
デビッド・アレン 「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」
p.106 未処理のしごとは4分類(done未完のもの、delegate人に任せる、drop中止すべきもの、defer保留)
p.107 備忘録ファイル:31日分+毎月用の合計43 43folder.com
p.108 Next Action:やるべき具体的な行動を書く。
p.116 やりかけの仕事の処理:電話とeメールについて別のフォルダをつくる、はっきりしないプロジェクトは「いつかやる/多分やる」のフォルダに入れる、2分以内に終わる作業はリストにいれない。
何かを決定すると疲れ、誘惑に弱くなる。(決定疲れ)
p.151 トロロプという作家は、15分に250語、1週間で1万語を目標にした。
計画はたてるだけでも効果がある。記録はこまめにつける。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.5(その2)
所 在
  市立141バ

【書籍】 六車由美 『驚きの介護民俗学』 医学書院 2012.3

民俗学の研究者だった著者が、介護施設に転職した。
痴呆症の老人の話を民俗学の調査のように、聞き留めることを始めた。
これによって老人の調子が多少よくなる(?)と同時に、今まで知らなかったことが学べる、らしい。
忘れられた日本人だと言う。
著者は、好奇心が強いのだ思う。
終わりの方でも書いているが、介護に忙しくなると、こういう姿勢では接することはできないという。
やはり、民俗学の方が入り込むことも必要かもしれない。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『みすず2012年読者アンケート』 45.坂内徳明 ロシア民衆文化史 49.大谷卓史 情報学 97.丘沢静也 ドイツ文学 119.名和小太郎 情報システム論
  『今月読む本』 2012.3(その1)
■ 所 在
  県立 市立380ム 大学369.26Mu19

【書籍】 榎本まみ 『督促OL修行日記』 文藝春秋 2012.9

世の中には大変な職業があるものだ。借金の返済の督促である。
客からの罵倒の連続。どうみてもブラック部署だと思うが。
クレーマー対応としても学べる。
最初に誤る、締めは優しく。
怒鳴られたら、足をつねって冷静を保ったり、読むべき言葉を付箋に張っておく。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2012.9-12)』 2012/11/11 朝日新聞 9/30 読売
  『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 6.社会 第53番
■ 所 在
  県立 7階壁書架916エ 市立916エ

【書籍】 マーク・アラン・スタマティー 『3万冊の本を救ったアリーヤさんの大作戦』 国書刊行会 2012.12

いい話。イラクの司書の話。
本人だけでなく、図書館に隣接するレストランの店主及び近所の人の手伝いで3万冊以上が戦火から救われた。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/3/24 毎日
所 在
  県立 7F児JYEスタ 市立J010ス

【書籍】 『今和次郎と考現学』 河出書房新社 2013.1

KAWADE道の手帖の1冊で、副題:暮らしの"今”をとらえた<目>と<手>

梅棹忠夫によると、今和次郎の著作を読むと、いくつかの理論が通っているという。でも、それが何かは言及がないようだ。
また、外国文献も含め蔵書家で知られていたらしい。
民家調査は官僚だった石黒氏に言われてやったらしい。(今は農家の生活改善は考えられないが、そのうち、そういう時代になる、だから、今やっておく必要がある。)

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.2(その1)
所 在
  県立 8FA380コ 市立380コ

【書籍】 沢木耕太郎 『キャパの十字架』 文藝春秋 2013.2

おもしろい。
キャパの有名な「崩れ落ちる兵士」が実は演習中に偶然斜面を滑ったもので、しかも、撮影者は同行していたゲルダ(恋人でもあった)という。
この話はむしろきちんと英語で発表した方がいいと思う。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/3/31 日経 3/17 朝日
所 在
  県立 8F740.2キ 市立740サ

2013年6月7日金曜日

【書籍】 畑村洋太郎 安部誠治 渕上正朗 『福島原発事故はなぜ起こったか』 講談社 2013.4

副題:政府事故調核心解説
☆わかりやすく書かれている。
福島事故で放射能漏洩したのは水素爆発によるものではない。
p.191 JCO臨界事故調査で来日した米国人が、技術者一人ずつインタビューしたが、一人として自分の考えや意見をきちんと述べる者はいなかった。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.5.12 毎日
所 在
  県立 8F自然科学543.5ハ 市立543フ

【書籍】 谷本真由美 『ノマドと社畜』 朝日出版社 2013.3

副題:ポスト3.11の働き方を真剣に考える
残念な本。学生向け。

所 在    ☆☆☆☆☆
  8FN335タ

2013年6月6日木曜日

【書籍】 ジャレド・ダイアモンド 『昨日までの世界』 日本経済新聞出版社 2013.2

副題:文明の源流と人類の未来

伝統的社会の観察結果から、文明を考察する、ということらしいが、正直疑問。

■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.5.5 毎日
  『新聞書評(2013.3-)』 2013.4.28 朝日 3.31 日経
  『今月読む本』 2013.3(その1)
所 在
  県立 市立389ダ1,2

【書籍】 スペンサー・ウェルズ 『パンドラの種』 化学同人 2012.1

副題:農耕文明が開け放った災いの箱
人間の遺伝子は過去1万年の間に多くの選択圧を受けており、農耕の開始による。

p.17 7年前は人口がわずか2000人と推定される。
p.45 1万5000年前から1万年前までの期間は温暖化の傾向が進んだり戻ったりしていた。
p.58 最終氷期の終わりに必死に食料を探し、やがて温暖で湿潤な気候になると、特定の植物種が採取されるようになり、人口が増加した。そしてヤンガードリアス期(ミニ氷河期)が始まると、食料供給が危うくなり、定住型となっていた狩猟採集民は、穀物の栽培に乗り出さざるを得なくなった。
p.108 虫歯は新石器時代に急増。食事での炭水化物の割合が増えたから。
p.117 現代人を襲っているほぼすべての疾患(最近、ウイルス、寄生虫によるものであり、非感染性のものであれ)は、体と農耕の誕生以来作り上げてきた世界とのずれに根ざしている。人口密度が高まり、家畜の数も増し、移動の距離や頻度が高くなった結果にほかならない。
p.156 サルや類人猿の集団の平均個体数の研究から、ヒトのサイズは150人。

訳者は参考図書として、「一万年の進化爆発」(コクランほか 8F自然科学469.2コ 市立469コ)を挙げている。(農耕のポジティブな面)

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 9.生物・自然 第112番 成毛眞編著 2012.10
  『HONZ 今年の1冊』 2012 No.3
所 在
  県立 8F人文科学209ウ 市立209ウ 大学610.4W57

【書籍】 長谷川修一 『聖書考古学 遺跡が語る史実』 中公新書 2013.2

これはなかなかいい本だと思う。著者自身がイスラエルの発掘調査に携わっていたこともあり、よく仕上がっていると思う。

 読書案内
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/4/28 日経
所 在
  県立 7FS193.0ハ 大学文庫080.C64.2205

2013年6月5日水曜日

【書籍】 鹿島茂 『とは知らなんだ』 幻戯書房 2012.2

なかなかおもしろい本である。
オール讀物に長期連載された同名のエッセイ。
これまで、以下の3冊が刊行されている。
セーラー服とエッフェル塔
関係者以外立ち読み禁止
モモレンジャー@秋葉原

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 8.教養・雑学 第107番 成毛眞編著 2012.10
  『今月読む本』 2012.2(その2)
所 在
  県立 7F日本文学カシ 市立914.6カ

2013年6月4日火曜日

【書籍】 P・ルクーター J・バーレサン 『スパイス、爆薬、医薬品』 中央公論新社 2011.11

副題:世界史を変えた17の化学物質
ちゃんと、化学式が載せられていることが評価できる。有機化学に親しみを持てるようになる。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 2.世界史 第19番 成毛眞編著 2012.10
  『もっと面白い本』 No.28 成毛眞 2014.1
所 在
  県立 8F自然科学430.2ル 市立430ル

【書籍】 ローレンス・マルキン 『ヒトラー・マネー』 講談社 2008.1

イギリスの経済を混乱させるために偽ポンドをつくる作戦。大陸で流布したが、最終的にイングランド銀行で贋札と判明するも、イングランド銀行は受け取りを拒否する。
偽ポンドはユダヤの囚人により作成されたが、イスラエル建国や移動にも使われたようだ。
この困難な仕事はドイツ人クルーガーが人間として尊重しなければできないという信念に基づくものだった。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『面白い本』 第5章(2)第62番 成毛眞 2013.1
所 在
  県立 8FビジネスN337.3マ 市立337マ 大学337.34Ma39

【書籍】 イタロ・カルヴィーノ 『なぜ古典を読むのか』 みすず書房 1997.11

どれも読んでいないからな。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『愉快な本と立派な本』 '97この3冊 13.瀬戸川猛資 毎日新聞社 2012.5
  『勝てる読書』 第1章 豊崎由美 2009.1
所 在
  県立 市立

【書籍】 堺憲一 『だんぜんおもしろいクルマの歴史』 NTT出版 2013.3

p.4 3度のパラダイムシフト:馬車から自動車へ、大量生産へ、次世代自動車へ
p.221 空気電池:亜鉛、リチウム、マグネシウムなどと酸素を反応
p.233 自動車メーカーはインテグラル型を採用。モジュラー型へ。
p.238 モジュラー型も問題がある。
☆結局、どうなのよ。

■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/4/14 毎日
所 在
  県立 8F537.0サ 市立537サ

【書籍】 下斗米伸夫 『アジア冷戦史』 中公新書 2004.9

ソ連は米国の原爆完成に焦り、自主開発したが、ウラン鉱がない。そのため、ブルガリアを共産圏として、北朝鮮も視野にいれた。金日成はソ連軍大尉である。北朝鮮がソ連に核爆弾の設計図を求めたが、拒否。そのため、自国開発することとし、ソ連と距離を置いた。
ソ連はアジアの共産党支配を中国に任せることとした。
レーニン死去後、フルシチョフによる批判及び方向性の修正が行われ、中国がらソ連軍が撤退した。これは日本・アメリカに対するメッセージである。
ソ連、中国、北朝鮮の例では、自国で核開発ゲームをすると、国民が餓死するなどの代償を払う結果となる。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新書365冊』 第3章 政治・国際問題 More 宮崎哲弥 2006.10
  『使える新書 21世紀の論点編』 第5章 2-2 2004.11
■ 所 在
  7FS319.2シ 市立319シ

【書籍】 カート・マイケル・フリーズ クレイグ・クラフト ゲイリー・ポール・ナバーン 『トウガラシの叫び』 春秋社 2012.11

副題:<食の危機>最前線をゆく

トウガラシの栽培地域(中南米)を訪れ、気候変動(渇水、ハリケーンなど)の影響を調べる漫談の旅。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.1-)』 2013/1/20 読売新聞
■ 所 在
  市立617ト

2013年6月3日月曜日

【書籍】 ペトリ・サルヤネン 『白い死神』 アルファポリス 2012.3

フィンランドの狙撃手で対ソ戦で活躍したシモ・ヘイヘについて、60年振りのインタビューをもとに作成。
少なくとも、世界のトップ10らしい。フィンランドの独立のために戦った兵士がいる。しかも、民間防衛軍もあったらしい。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『面白い本』 第6章(1)第73番 成毛眞 2013.1
  『ノンフィクションはこれを読め!』 2.世界史 第9番 成毛眞編著 2012.10
所 在
  市立(移動車)

【書籍】 小倉美惠子 『オオカミの護符』 新潮社 2011.12

同名映画の文章化。
筆者の実家は、神奈川県川崎市宮前区土橋。
ここでは、オイヌサマと言ってオオカミの護符が配られる。その神社では、オオカミを祀るばかりでなく、フトマニ(鹿の肩の骨を焼いて占う)をやっている(日本で2箇所)。神社にいるのは、狛犬ならぬ狼だな。
筆者はモンゴルでのオオカミを神聖視していることを指摘しているが、ちょっと無理があるのでは。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『面白い本』 第1章(1)第11番 成毛眞 2013.1
  『ノンフィクションはこれを読め!』 3.民俗・風俗 第29番 成毛眞編著 2012.10
  『出版物情報(1)』
所 在
  県立 8F社会科学387オ 市立387オ

【書籍】 いとうせいこう 『想像ラジオ』 河出書房新社 2013.3

この人はどういうひとなんだろう。
さまざまな3.11論の中で一番しっくりきた。
人々は話す。それに耳を傾ける。相手が死者であっても同じだろう。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/4/7 毎日 読売
所 在
  県立 7Fイト 市立913.6イト

【書籍】 斉藤友彦 『和牛詐欺』 講談社 2012.9

副題:人を騙す犯罪はなぜなくならないか
詐欺商法について。
筆者の主張は、自己責任とは言っても、騙された人は悪くない。
しかし、悪くないだろうが、騙されたお金は帰ってこない。これが現実。

■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2012.9-12)』 2012/10/21 朝日新報
■ 所 在
  県立 市立368サ

【書籍】 塚本康浩 『ダチョウ力』 朝日新聞出 2009.3

副題:愛する鳥を「救世主」に変えた博士の愉快な研究生活
文章は脱力系だが、そこに語られている獣医の大学院生活、研究生活はかなり過酷だ。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『面白い本』 第6章(2)第79番 成毛眞 2013.1
  『ノンフィクションはこれを読め!』 著者インタビュー 成毛眞編著 2012.10
所 在
  県立 8F自然科学646.2ツ 市立646ツ

【書籍】 石弘之 石紀美子 『鉄条網の歴史』 洋泉社 2013.3

副題:自然・人間・戦争を変貌させた負の大発明
途中から、世界の虐殺・紛争の紹介になっている。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/4/14 朝日
所 在
  市立209イ