増補改訂版は下町部分を追加
昔から神社の位置には特別な意味があるのでは思っていたが、この本はひとつの回答であろう。
旅行して、各地の博物館により、神社・寺の位置を確認すると、驚くほど似通った場所にある。
しかし、東京アースダイビングマップを見ると、東京は至るところに、縄文・弥生・古墳時代の遺跡がある。
p.353 自然といわず生命といわず、あらゆるところに自分の原理を浸透させていこうとする押しつけがましさが、キリスト教と資本主義と科学主義という、西欧の生んだグローバリズムの三つの武器には共通している。
もしも天皇制がグローバリズムに対抗するアジールとして、自分の存在をはっきりと意識するとき、この国は変われるかもしれない。
p.365 墳墓、泉、磐座は、聖所を形成する三点セットとも言える。
■ 書籍情報入手先
『新聞書評(2019.5-)』 (読売新聞)2019.5.26
『新聞書評(2019.3-)』 (広告)2019.3.16
『朝日書評大成 2001-2008(2)』 2005年7月 No.43(関連)
■ 所 在
県立 六213ナ 公
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