2019年9月9日月曜日

【書籍】 アルバート=ラズロ・バラバシ 『ザ・フォーミュラ』 光文社 2019.6


副題:科学が解き明かした「成功の普遍的法則」
■ 書籍情報入手先
 『新聞書評(2019.7-)』 2019.7.20 広告
■ 所 在
  六159バ

大災害の論文 collective response of human populations to large-scale emergencies
科学の成功 quantifying long-term scientific impact
成功とは、自分が属する社会から受け取る報酬。個人的な達成満足ならパフォーマンスと呼ぶ。
成功を決めるのは個人のパフォーマンスを社会がどう捉えるか
成功の法則
第1法則 パフォーマンスが成功を促す。パフォーマンスが測定できない時には、ネットワークが成功を促す。 
第2法則 パフォーマンスには上限があるが、成功には上限がない。
・面接はできるだけ後に受ける。成功が成功を生む。(優先的選択)
第3法則 過去の成功×適応度=将来の成功
・適応度:競争を打ち破って人気を獲得する製品特有の能力(単なる質ではない)
・職場での意思決定には、挙手をやめ、重要な課題については、一人ひとりがメールで投票すべき。
第4法則 チームの成功にはバランスと多様性が不可欠だが、功績を認められるのはひとりだけだ。
・ギットハブでは、リーダーがこなす作業が多いほど、プロジェクトは成功していた。
・メンバーが直接交わすコミュニケーションが、チームパフォーマンスに大きく貢献している。(直接顔を合わせ、おしゃべりをする。)
・私の研究室では、新しいプロジェクトに取り掛かるたびに科学雑誌クラブを催す。重要な発見を概要にまとめて報告する。
第5法則 不屈の精神があれば、成功はいつでもやってくる。
・生産性(論文の数)と成功は関係する。

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