副題:古代中国の社会と文化
■ 書籍情報入手先 『新聞書評(2020.9-)』(日経新聞)2020.9.5
■ 所 在 県立 市立821オ
近現代の字源研究(戦後日本)
・加藤常賢 漢字の起源 字音と字源との関係づけが強引・無根拠
・藤堂明保 漢字語源辞典、学研 漢和大字典 200あまりのイメージ共有という非科学的手法
・白川静 字統2004年新訂版 呪術的要素を重視しすぎ
3人の問題点は拙著「漢字の成り立ち」
・新漢語林 第2版 鎌田 字源解説は藤堂の影響あり、強引な解釈。
著者は漢字の推定継承関係を矢印でつなぎ二次元の表として構成。
利 穀物の収穫から
年 穀物の収穫に関連する
農 ふたつの木と農具の象形
協 農業関連。2つの工作用農具と2つの犬
口 器物の用法も
品 器物を多数並べた
口 鎌田等は口頭で祝詞を唱えること、白川は人が掲げた祭器
多 祭祀犠牲から切り取った肉を並べた形
血 皿と血液を表す小点
真 人を犠牲にする儀礼(煮て殺す鼎)
印 捉えた人を跪かせる。捕虜を押さえつける。
民 奴隷の逃亡防止のために目を潰す様子。
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