2025年7月2日水曜日

【書籍】 川上昌直 『「つながり」の創りかた』 新時代の収益化戦略 リカーリングモデル 東洋経済新報社 2019.6

 (所在)県立

著者は経営学者。本書の主張は、ユーザーとの関係性である「つながり」なしには、収益性のあるサブスクリプション(月額定額制ビジネス)は成立しないということ。
本書では、つながりについて、愛着心(engagement)、間柄(relationship)、接続性(connection)、人とのかかわり(network)など多岐にわたるとしたうえで、ユーザーとの関係性と定義している。コネクションが近いが、物理的な接続性以上に、実態として関係性を継続していることが何より重要で、企業がユーザーに寄り添っているかどうかが大切としている。

「つながり」は曖昧な気がするが、本書を読むと、重要なキーワードなのだと思うようになった。英語ではいくつか表現があるようだ。

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