2010年3月7日日曜日

【書籍】 清水浩 『脱「ひとり勝ち」文明論』 ミシマ社 2009.6

著者は慶応大学で電気自動車の開発をしている。
本書は、競争社会における方法論としての今西錦司の棲み分け理論のようなものか?

みんなが競争している分野では戦わない。
概念→紙で計算→コンピュータでシミュレーション→作業(他人に依頼)
自分は概念に専念してきた。アタマの整理のために本を書いた。
イノベーションには、持続型(改良型)、破壊的とあるようだが、日本型としてソフトランディング・イノベーションを目指すべき。
プレゼンテーションは暗記するまで準備する。

ただ、技術バラ色的ににおいがするのは工学系の発想としていたしかたないし、今の世の中に必要なことかもしれんな~。

■ 書籍情報入手先   ★★★☆☆
  『空気を読むな、本を読め。』 第51番 小飼弾 2009.11
■ 所在
  県立

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