p.46-47
9世紀及び10世紀のフランスとドイツでは、食人の風習がはびこっていた。人狩り集団が地方を徘徊して旅人を襲い、その肉を料理して近くの市場で売りさばいた。
老人、女、少女、子供の肉から作られた料理には、それぞれ固有の名前がつけられたという記録が残されている。
食人の風習は、ボヘミア、シュレージエン、そしてポーランドでは中世の終わりまで根強く残り、たぶんこの事実が背景となって狼男伝説が生まれたと思われる。
■ 書籍情報入手先 ★☆☆☆☆
『実践! 多読術』 1.文化・人生編 成毛眞 2010.7
■ 所在
県立
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