原著は Blowing up Russia The Secret Plot to Bring Back KGB Terrorで、初版本の全訳であるが、イギリスでは、再販がされ、かなり手が入ったが、時間の関係で、本書にはあまり取り入れられなかったという。元KGB、FSB職員のリトヴィネンコのポロニウム毒殺の後、急に
関心が高まったらしい。
タイトルの副題が英語と日本語とで微妙に異なっているのに注意。
本書では、連邦保安庁FSB(KGBの後進の組織)が組織の維持と幹部の蓄財維持のため、ロシア内の民主化の動きを封じることとし、チェチェン人テロなどを自ら演出しているとするもの。KGB,FSB出身のプーチン政権が独裁として描かれている。
ざっと、読んだせいか、FSBと軍隊の関係がよくわからなかったな。
■ 書籍情報入手先 ★☆☆☆☆
『ロシア、プーチン』(その他)
■ 所 在
県立 8F社会科学317.9リ 市立317リ
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