2019年10月25日金曜日

【書籍】 山口周 『 NEWTYPE ニュータイプの時代』 ダイヤモンド社 2019.7


副題:新時代を生き抜く24の思考・行動様式
☆これから求められる思考・行動様式
・問題を探す、構想する、意味を与える、遊びを盛り込む、自らの道徳観に従う、組織間を越境する、とりあえず試す、与え・共有する、学習能力に頼る

■ 書籍情報入手先
 『新聞書評(2019.7-)』 2019.7.6 広告
 『今週はこれを読め(2019.1-)』 vol.339 2019.07.24
 『出版物情報(7)』 (書標)2019.9
■ 所 在
  8F159.4ヤ 大学159.4Y24n

社会のvuca化(volatile 不安定、uncertain 不確実、complex 複雑、ambiguous 曖昧)
→経験、予測、最適化の無価値化

ニュータイプ
1.問題を解くより発見して提案する。(問題の解決策は過剰)
2.革新的な解決策より優れた課題(オープンイノベーションも問題の枯渇でうまくいかない。セグウェイは何を解決したいのか不明確なため、受け入れられなかった)
3.未来は予測せずに構想する。
4.能力は意味によって大きく変わる(モチベーションは最大の資源。意味を見出す)
5.作りたいものが貫通力を持つ
6.市場で意味のポジションをとる(グローバル×ニッチ。役立つより意味がある方が売れる。)
7.共感できるwhatとwhyを語る(目的と理由。what、why、howを明確化し、共感できるストーリーとして伝える。)
8.直感が意思決定の質を上げる(希少なもの:問題、意味、ストーリー、ロマン、共感、共創)
9.偶然性を戦略的に取り入れる(遊びとイノベーション、野生の思考)
10.ルールより自分の倫理観に従う(わがままが最高の美徳。真・善・美で意思決定。)
11.複数のモノサシを同時にバランスさせる(量的、質的)
12.複数の組織と横断的に関わる(ポートフォリオ)
13.自分の価値が高まるレイヤーで努力する(努力の方向性と適性。自分にフィットした場)
14.内発的動機とフィットする場に身を置く(やりたいことをやる)
15.専門家と門外漢の意見を区別せずフラットに扱う(そのほうが高い問題解決能力を持つ)
16.大量に試して、うまくいったものを残す(大量に試して自分らしさを高める)
17.人生の豊かさは逃げることの巧拙で左右される(どんどん逃げる)
18.シェアしギブする人は最終的な利得が大きくなる(テイカーよりギバー)
19.常識を相対化して良質な問いを生む(リーダーの役割は問題設定。武器としてのリベラル・アーツ)
20.他者を自分を変えるきっかけにする(要するには浅い理解。わからなさの重要性。)
21.苦労して身につけたパターン認識を書き換える(学ぶを常にアップデートする)
22.モビリティを高めて劣化した組織を淘汰する(組織にしがみつかない。意見が受け入れられなければ脱出する。組織外で通用する知識やスキルで組織外で評判・信用などの社会資本を蓄積する)
23.権威ではなく問題意識で行動する(リーダーシップは問題意識から生まれる)
24.システムにちん(耳編に枕の右)落せずに脚本をしたたかに書き換える(システムに適応して発言力・影響力を蓄えながら、システムの課題を見据え、システムを改変するために運動する。資本主義など)

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