2021年1月8日金曜日

【書籍】 落合陽一 『働き方5.0』 小学館新書 2020.6

 副題:これからの世界をつくる仲間たちへ

p.161 重要なのは、

言語化する能力、論理力、思考体力、世界70億人を相手にすること、経済感覚、世界は人間が回しているという意識、専門性

何より専門性が重要。

p.169 筑波大学は、世界から見ると、メディアートを輩出している大学。

p.94 他人にはコピーできない暗黙知を自分の中に貯めていくことが大事。

p.95 コピーもシェアもされない暗黙知には大きな価値があります。

☆さすが、落合陽一。暗黙知の何たるかを理解している。

p.13 好きなことをして生きるのではなく、適切な課題設定を社会に創造するのがクリエイティブ・クラスの役割

p.45 落合陽一の判断基準と行動基準

判断基準 人間(機械か独立した存在か)、コスト(理性か感情か)、利己・利他、全体か部分化

行動指針 原理の発見、応用、人と機械の調停

p.75-76 誰も持っていないリソースを独占できる者が勝つ。クリエイティブ・クラスには知的な独占的リソースがある。専門的な暗黙知を持つクリエイティブ・クラスを目指すべきだ。

p.80 勉強ではなく、研究。問題発見。自分で教科書をかける。

p.98 簡単にはシェアできない、イメージすることのできない暗黙知を彫り込む(研究)。再生産ができる企画屋。

p.102 研究の5つの問い

・それによって誰が幸せになるのか。

・なぜいま、その問題なのか。なぜ先人たちはそれができなかったのか。

・過去の何を受け継いでそのアイデアに到達したのか。

・どこに行けばそれができるのか。

・実現のためのスキルはほかの人が到達しにくいものか。

p.111 自分が解決した小さな問題を探す。

p.127 思考体力の基本は解釈力。知識を他の知識と結びつけておく。考えたことの意味を言葉や実装で説明する。

p.129 抽象的なことを具体的に言語化する習慣

p.137 ロジックの正しさが大事

p.148 コンピュータ化で時間が貨幣と同じ価値を持つ。

p.149 1日24時間、1年365日解決したい問題に費やしたい。

p.150-151 消費と投資。投資:研究する、論文を書く、本を書く、勉強したりデータを取ったりする。

■ 書籍情報入手先  『新聞書評(2020.5-)』 (日経新聞)2020.6.20

■ 所 在      7FS007.3オ 市立007オ 大学007.3O15h


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