各章が必ずしも有機的に連携しているようには感じられない。
ただ、従来とは違った切り口であり、それなりに、ほ~という感じ。
後藤新平は失敗もあるし、強引な面もある。震災は天槌論という評価が流布していていた。これは産業文明への反省と自然回帰を生む。
そして、享楽化、頽廃化が言われ、それへの反発も見られ、昭和へのうねりとなった。
当時の小説にもその影響が見られる。(夢野久作、谷崎潤一郎、江戸川乱歩)
■ 書籍情報入手先 ☆☆☆☆☆
『みすず2012年読者アンケート』 46.早川尚男 物理学
『分厚い本と熱い本』 2011年 (書評者が選ぶ'11「この3冊」) 2.五百旗頭真
『新聞書評(2013.3-)』 2013/3/17 日経
■ 所 在
県立 市立210.6ツ
0 件のコメント:
コメントを投稿