2013年10月8日火曜日

【書籍】 村井康彦 『出雲と大和』 岩波新書 2013.1


副題:古代国家の原像をたずねて
☆面白い本である。神社などのフィールドワーク、ヒアリングをも踏まえている。
大和には出雲系の神社がある。出雲系の神社は磐座信仰で、鉄の鉱脈と関係がある。
「国譲り」を考えても、大和の地には、邪馬台国の時代から王宮があった。やがて、出雲系の王朝が、神武東征により制服されたが、徹底抗戦ではなく、降伏、すなわち、国譲りしたのではないか?
■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.9.29 朝日
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.5.19 日経
  『出雲大社、古代出雲』 No.3
■ 所 在
  県立 7FS210.3ム 市立210.3ム 大学文庫1405

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