2014年3月24日月曜日

【書籍】 平川祐弘 『竹山道雄と昭和の時代』 藤原書店 2013.3


☆「ビルマの竪琴」の作者。戦争の経験者かと思っていたら、違った。一高、東大に学び、ドイツ留学、戦前は一高でドイツ語教師だった、まさに、教養の時代の人。戦後は、戦争に行った兵隊までが悪しざまに言われる状況で、戦争で亡くなった知人や教え子を悼むつもりで書いたようだ。
☆また、戦後も毎年外国にでかけ、見聞を広め、思想の人でもあったという。「昭和の精神史」の中で、昭和の意味を問うているらしい。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013年総括)』 毎日 2.五百旗頭真 読売 19.橋本五郎
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.5.26 日経 5.19 読売
■ 所 在
  県立

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