最近、川上さんづいている。
一人は、作家の川上弘美さん。「センセイの鞄」を読んだのだが、すっかり、ヒロミ・ワールドの住人となってしまった。影響を受けたとされる内田百閒も、そのうち、読まざるを得まい。
もう一人は、川上紳一さん。地球科学者なので、あまり一般的ではないが、「縞々学」の先生である。「縞々」と聞くと、何だか、寺田寅彦っぽい感じがするかもしれないが、あれは割れ目の方で、別である。
地球科学系の「縞々」は、地層、年輪などの周期性を指すことが多い。単に、火山灰層、縞状の地層など指すこともあるが、これは共時性を意味している。要するに、周期性と共時性から、地球史に迫るという考え方である。
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