著者はインテルの未来研究員である。10年後以降のコンピュータやガジェットの現実的な姿を予測するのが仕事。マクロプロッセの設計から開発まで5年から10年はかかる。
未来は定まっていないなことから、未来を作り出すために、SFプロトタイプを作る。つまり、未来に関するプロトタイプ、あるいは開発ののツールとしてSFを用いる。
SFプロタイプの作成プロセス
1.科学を選び、世界を作る;題材(科学、技術、社会問題)を選び、物語の舞台となる世界を設定する。
2.科学の変化点:プロトタイプで考察する科学ないしテクノロジーを紹介する。
3.科学が人々に及ぼす効果:1で設定した作品世界における科学の意義および効果を考察する。
4.人間の変化点:テクノロジーを現実世界に当てはめることで何が学べるのか。問題の解決策は。テクノロジーの改良点は。
5.何が学べるのか:4で得られた推測lや解決策、教訓、および人間に関する合意について考察する。
■ 書籍情報入手先 ★☆☆☆☆
『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.4 日経
『今月読む本』 2013.7(その1)
■ 所 在
県立
0 件のコメント:
コメントを投稿