副題:次世代移動通信規格の可能性
はじめて5Gの何たるかを知った。超高速・大容量などが特徴で、携帯だけでなく工場などIoTの利用も考えられる。特にローカル5Gが面白い。工場・敷地内で自前のローカル回線を持てる。おそらくセキュリティも高い。ミリ波は近距離なので基地局は光回線で結ぶという。医療用・都市監視など。
p,16-17 5Gの周波数帯
・ハイバンド 24GHz以上
・ミッドバンド 1-6GHz
・ローバンド 1GHz以下
ハイバンドは基地局の設備投資がかかる。ミッドバンドとローバンドは現在の延長だが、「すごい」は実現できない。
p.19 5Gの高い周波数で半径数百メートルしか電波が届かない。基地局は有線の光回線で接続される。
p.28-29 ローカル5G
・自前で5Gを接続できる。工事現場、工場、病院。機密情報を自社内の通信網にとどめておくことができるほか、他の場所での通信障害や災害などの影響も受けにくい。
p.100-101 都市の安全を見守る
・高速・大容量・多数同時接続で高精密な画像をを送ることでSociety 5.0を支える。
・犯罪の未然防止、防災・減災、交通事故防止など、安全・安心な都市を実現できる。
・ALSOKでは、NTTドコモと共同で、「現代版火の見櫓」の実証実験。東京スカイツリーに設置した4Kカメラで、周辺1平方キロの道路。施設の4Kカメラで不審者・危険物の検知。警備員やドローンの4Kカメラで、警備員が迅速にかけつけ現場の映像などを監視センターに送る。
p.225- 自営BWA
・2.5GHzの自営BWA
・ローカル5Gをノンスタンドアロンで実現するには、自営BWAが必要。
・自己の建物内、土地内
・セキュリティはSIM認証を行うかどうか。ローカル5GではSIM認証が行われるため、アクセス制限などを Wi-Fi 6よりも強固に行うことができる。
・高いサービス品質保障が必要なければ、コストの安い Wi-Fi 6から始めてローカル5Gに移行してもよい。
■ 書籍情報入手先
『新聞書評(2020.5-)』 (朝日新聞)2020.6.6
■
県立 7FS547.5モ 大学1831 公
0 件のコメント:
コメントを投稿