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2016年3月28日月曜日

【書籍】 三浦英之 『五色の虹』 集英社 2015.12


副題:満洲建国大学卒業生たちの戦後
☆とても重要なテーマだ。残念ながら、インタビュー者が物故して内容を確認できないでいる。
こういうことだと、インタビューの内容をそのまま残したり、オーラルヒストリーとして記録を残すのも、後世への責務かもしれぬ。
(著作)×水が消えた大河で、南三陸日記 県立 青森
(参考)満州建国大学物語 青森 大学、白塔 満州建国大学物語 青森
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2016.1-)』 2016.1.31 日経新聞
■ 所 在
  県立 8F280.4ミ 市立280ミ

2016年2月4日木曜日

【書籍】 楊海英 『日本陸軍とモンゴル』 中公新書 2015.11


副題:興安軍官学校の知られざる戦い
☆モンゴル独立(民族自決)を夢見たモンゴル人。モンゴルに日本軍学校があるほど、日本とのつながりが強かったが、日本はモンゴル独立を支援せず、モンゴル人は次第に離反していった、らしい。
☆読むべき本。
(著作)『墓標なき草原』『続 墓標なき草原』、中国とモンゴルのはざまで 県立 市立、ジェノサイドと文化大革命 県立、『チベットに舞う日本刀』、植民地としてのモンゴル、草原と馬とモンゴル人 大学292.27Y51、チンギス・ハーンの末裔 市立、チンギス・ハーン祭祀 大学386.22Y72、ユーラシア草原からのメッセージ 市立 大学220Y99、モンゴル草原の文人たち 市立 大学書庫、モンゴルとイスラーム的中国 県立 大学222.15Y72
(参考)日本の軍隊 飯塚 県立 大学、ノモンハン戦争 田中 岩波新書 県立 7F 市立210.7タ 大学1191、男装の麗人川島芳子伝 上坂 県立 青森 市立
(関連)満州事変、『キメラ』、昭和天皇、近現代史を史料で読む、国家と歴史、昭和陸軍の軌跡、近現代史と歴史学
(関連)事変の夜 満州国演義 船戸、現代モンゴルを知るための50章 市立、現代モンゴル読本 県立、モンゴルの歴史と文化 (岩波文庫) 大学、内モンゴルを知るための60章 県立 市立、まずはこれだけモンゴル語 (CDブック) 県立、モンゴルを知るための65章【第2版】 県立、草原の革命家たち 県立 市立、モンゴル語のしくみ 県立、モンゴルに暮らす 岩波新書 県立 青 市立 大学、モンゴルを知るための60章  県立 大学
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2016.1-)』 2016.1.10 毎日 日経
  『新聞書評(2015.11-)』 2015.12.20 読売
■ 所 在
  7FS222.6ヤ 大学2348

【書籍】 楊海英 『続 墓標なき草原』  岩波書店 2011.8


副題:内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録
☆うーん。続編というより、その後に集まった情報かな。
(著作)『墓標なき草原』ほか
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.9
■ 所 在
  県立

2014年3月4日火曜日

【書籍】 豊田正義 『妻と飛んだ特攻兵』 角川書店 2013.6


副題:8・19満州、最後の特攻
☆感動的。なんと、青森県の田名部出身(会津藩士の末裔)という。8月19日というと、終戦後の話である。ソ連軍に自ら志願して特攻したようだが、その最後を知るものはいない。また、一緒に飛んだ女性には、谷藤さんとその妻、さらに、大倉さんととある女性。
☆筆者は、女性は残っても自決するしかないので、一緒に飛んだのでは、としている。
☆谷藤家の生家を取り壊す前に取材できたようだが、よく資料が保存してあったものだ。こうした戦争中の資料は個人のものであっても、きちんと後世に残すべきではないかと思う。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 1. 日本史 第6番
  『今週はこれを読め』 vol.34 2013.6.26
■ 所 在
  県立 8F289.1タ 市立289タ

2013年8月5日月曜日

【書籍】 前間孝則 『満州航空の全貌』 草思社 2013.5


副題:1932~1945:大陸を翔けた双貌の翼
p.177 1932年7月、満鉄が150万円、満州国政府が100万円、住友合資会社が100万円の合計350万円の出資で、満州航空設立の覚書が調印された。設立は陸軍主導である。
満州航空の技術陣もまた戦後の日本の航空業界を担っている。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.6.16 日経
■ 所 在
  県立 市立687マ

2013年1月23日水曜日

【書籍】 原彬久 『岸信介 権勢の政治家』 岩波新書 1995.1


著者によると、岸信介へのインタビューが20数回に及ぶという。また、執筆の動機として、「妖怪」「巨魁」などの「岸象」だが、戦前・戦中・戦後を通して日本政治に巨大な足跡を残したことは否定できないことから、岸信介をと通して日本政治の本質を探るとしている。
内容としては、生い立ちに始まり、官僚としての仕事ぶり、政治家としての対応、首相退陣までを記載している。
p.238-239 岸は「織田信長が好きだ」という。岸は目的において「理想」主義者であり、方法において「現実」主義者である。理想を追いかけるその道程で編み出される岸の戦略と戦術は恐ろしく多彩であり怜悧であり、ときには悪徳の光を放つ。体内に理想とおどろおどろしい現実とを重層させ、執念と機略を共生させる岸であればこそ、彼への毀誉褒貶もまた闊歩する。

(参考)岸信介と満州・満鉄関係は、『満州と自民党』
■ 所在  ★☆☆☆☆
  7FS289.1キ 大学旧

2013年1月22日火曜日

【書籍】 小林英夫 『満州と自民党』 新潮新書 2005.11


戦前と戦後の連続性を読み解く本。岸信介を中心とする満州人脈。
満州国での経済政策は、重要産業は国家統制するもので、社会主義の国家統制を研究して生まれたもの。戦後、その舞台が日本となり、これが日本の経済成長を支えた。進めてきたのが、満鉄を中心とする満州人脈である。

p.36- 満鉄にいた宮崎正義がソ連の計画経済を研究して、日本独自の統制経済の道を模索した。
p.56 宮崎は、日本では、官僚指導の下、国防的重工業などは国家統制の下におき、その他は自由競争にすべきであるとし、このアイデアは岸信介産業部次長のを頂点とする満州人脈の手で具現化された。
p.41 岸が満州国で手がけたのは、産業開発のため、日産コンツェルンを移駐させたこと。
p.61 満鉄では、オイルシェール事業や石炭液化に着手した。
p.106 戦後の経済安定本部には満鉄出身者が多かったのは事実のようだ。
p.97- 傾斜生産方式は、大来佐武郎が原案を描き、有沢広巳が具体化したといわれている。有沢は、ドイツ・ワイマール共和国経済の研究者であり、労農派マルクス主義者であった。
p.123- 岸は、大学生の時に大川周明の「大アジア主義」と北一輝の国家社会主義論、『国家改造案原理大綱』に深く共鳴したという。「私は国体とか天皇制の維持は考えるけれども、私有財産制を現在のまま認めなければならないとは思っていなかった。」

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  「満州」
■ 所在
  7FS312.1コ

2012年12月27日木曜日

【書籍】 賈英華 『最後の宦官秘聞 ラストエンペラー溥儀に仕えて』 日本放送協会出版会 2992.8


へえーという感じだが。 要は貧乏人が出世(?)するには宦官くらいしかなかったということか。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『実践! 多読術』 3.歴史読み物編 成毛眞 2010.7
■ 所在
  県立 8F人文科学222.0カ 市立222カ

【書籍】 山室信一 『キメラ 満州国の肖像 増補版』 中公新書 2004.7


傀儡独立国家としての満州。 満州国の肖像
満州国の成立には、満州を日本の政策実験場としての性格もあったという。

(関連図書)
「満州」

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新書365冊』 第6章 歴史・文学・ことば More 宮崎哲弥 2006.10
  『知に歴史あり』 1.岩波新書・小田野選
■ 所在
  7FS222.5ヤ

2010年9月17日金曜日

【書籍】 青木冨貴子 『731』 新潮社 2005.8

新しく発見された元石井隊長の戦後のノートをもとに。
731部隊の活動よりは、戦後における占領軍の戦犯免責の裏舞台にせまる。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『実践! 多読術』 社会派ノンフィクション編 成毛眞 2010.7
  「立花隆選・文庫&新書百冊」 第4番 『ぼくらの頭脳の鍛え方』 2009.10
■ 所在
  県立 8F人文科学210.7ア