2010年12月2日木曜日

【書籍】 田中淳夫 『日本の森はなぜ危機なのか』 平凡社新書 2002.3

筆者は林学科出身のフリーランスの森林ジャーナリスト。

p.10
実家が林業の後輩から
「先輩はいいですね。林業が苦しくなっても、よくなっても、それを記事にすればいいんですから」

本書での事例は、間伐せず、焼畑、牛の放牧でも林業が成り立つことを示している。
日本の林業は、要は手間をかけすぎ、高コスト体質であることが示されている。

木材は商品にするためには、国際的認証(FSC)の認定を受けたり、品揃えが可能な形にしたりする必要がある。

(参考文献あり)

■ 書籍情報入手先   ★★★☆☆
  『いまどきの新書』 第2章 ビジネス、経済(9) 永江朗 2004.12
■ 所在
  県立

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