2016年1月19日火曜日

【書籍】 馬杉宗夫 『黒い聖母と悪魔の謎』 講談社現代新書 1998.7


☆黒い聖母が祀られている地域は、フランスのドルイドの聖地であり、ドルイドは「仙石」という黒い石を探していたというは、ほー、と思う。黒は大地の象徴であり、生み出す力、母性を象徴する色であるとしているが、その地域では、黒の崇拝はマリア像とだけ結びついているのか、それ以外もあるのかどうか、疑問が湧いていくる。一体全体、地域の人は、黒いマリアに、何を願ったのだろうか?
☆☆この時代の講談社現代新書はいいものが多いな。
(著作)大聖堂のコスモロジー 県立 7FS523.0ウ 市立、ロマネスクの美術 県立 青森、ゴシック美術 青森 大学、シャルル大聖堂 県立 大学、異形のロマネスク(訳)、スペインの光と影、図説西洋美術、世界の文様(3)
(関連)『聖母マリア崇拝の謎』『黒マリアの謎』、マリア 処女・母親・女主人 県立 大学(千夜一夜)
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『聖母マリア崇拝の謎』 引用文献
■ 所在
  県立 7FS702.0ウ

0 件のコメント: