2013年7月31日水曜日

【書籍】橋爪大三郎 大澤真幸 宮台真司 『おどろきの中国』 講談社現代新書 2013.2

p.6 文化大革命の真実 ミネルヴァから出る 県立 市立222ワ
p.29 中国は2000年以上前に統一したが、EUは交通の困難があるため、ようやく。
p.37 中国の本質:政治的統一が根本で、政策オプションは選択の対象
p.48 キリスト教がヨーロッパを作り上げたように、儒家が中国をつくった。儒家は政治の安定が何より大事。
p.54 中国原論 小室直樹(県立)、隣りのチャイナ 橋爪大三郎(県立 8F社会科学302.2ハ)
p.56 中国では安全保障の優先順位が極めて高い
p.73 中国 官僚天国 王輝 9F
p.136 中国は多民族・多文化の社会なので、民族の観念に訴えることができず、まず、政治的統一を作り出し、つぎに民族を作り出す。
p.157 権力の予期理論 宮台真司 大学361.43Mi71
p.212 文革のおかげで、短期間の資本主義化がうまくいったと考えられる
p.233 鄭成功(母親は日本人) 国性爺合戦で描かれているが、台湾を拠点に清と戦った。
p.241 王輝 世界史のなかの中国 県立 チベット問題は、ヨーロッパ側と中国側の認知地図のちがい。
p.245 日清戦争と日露戦争は、おおむね列強の同意のもと
p.249 日中戦争は奇妙。陸軍の仮想敵国はソ連で、中国の好意的中立を確保するのが目的であったはず。
p.282 中国戦線に行くことは市民の義務であって、恥ずべきことではないが、中国国土での犯罪は避難されてもしかたがない。
p.284 天皇の戦争責任 加藤ほか 県立
p.323 マグレガー 中国共産党 8F社会科学315.2マ 
p.338 アメリカを筆頭とするキリスト教文明圏側にくっついて行くというのが、あるべき日本の基本戦略となる
p.340 日本の選択いかんで、日米関係や日中関係がどうこうできると思わないほうがいい。アメリカと中国の関係できまる
p.364 こんなに困った北朝鮮
p.366 儒教の行動原理は他者に対する説明責任もあり、リーダー同士では日本人は中国人にまける。中国人は個人で決めるが、日本人は集団で決める。中国という文明の伝統を知ってリスペクトすべき
p.370 中国は東京裁判を日中関係の基本としている。A級戦犯が靖国神社に合祀されているからこだわらざるを得ない。
p.371 日本が中国が困っていることを代弁したり、アイデアを出すのもいい。
p.376 中国研究所をつくることも日本からのいいサインとなる。アカデミックなものは中国的文脈からはポリティカル。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/3/3 朝日
  『今週はこれを読め』 vol.19 2013.3.13
  『出版物情報(1)』 (本 講談社 2013.3)
■ 所 在
  7FS302.2オ

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