p.97 杉並では、川の流域コミュニティが形成された。縄文・弥生の集落や古墳・古い寺社などはやや高台につくられた。水の湧く場所は重要。次に、やや遅れて、あるいは並行して、古代・中世の微高地を通る古道が形成された。つぎが江戸幕府による近世の街道がが整備され、それに面して集落や町並みが緩やかに形成された。最後が近代の鉄道である。湧水、遺跡、古道、聖域から、古道の重要な筋が見える
p.98 地形(川、丘や崖)、湧水、植生、遺跡の分布、聖なる場(寺社)、古道、集落分布、近世の街道、町並み、近代住宅地など、都市にいくつも重なる歴史のレイヤーに注目し、地域のトポス(場)の特徴を読み解く。
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