2013年6月10日月曜日

【書籍】 西内啓 『統計学が最強の学問である』 ダイヤモンド社 2013.1

いやー、実にいい本である。ぜひ、みんなにも読んでほしい。

p.170 一般化線形モデルをまとめた一枚の表
        分析軸(説明変数)
       2グループ間  多グループ間  連続値の   複数の要因で
        の比較    の比較     多寡で比較  同時に比較
結 連続値  平均値の    平均値の違い  回帰     重回帰
       違いをt検定   を分散分析   分析     分析
果 二値      集計表の記述と        ロジステック
          カイ二乗検定          回帰

p.243 予測それ自体がゴールであればデータマイニングは有効。
p.244 予測モデルから今後何をすべきなのかを議論したいのであれば、回帰モデルの方が役立つ。
p.271 計量経済学者にはベイズ統計論者の増えている。
p.273 間違いが許されないという保守的な判断が求められるほど、ベイズ統計ではなく、頻度論に基づく傾向にある。
p.285 最善の答えは公開されている
教育学 ERIC、心理学 PsycINFO、経済学 Econlit、医学 Pubmed、総合 JSTOR
Google Scholarも便利。日本語はciniiやJ-STAGE。
p.288 日本語文献の探し方
 雇用 政策 系統的レビュー・システマティックレビュー・システマチックレビュー・メタアナリシス・メタ解析のいずれか
 雇用 政策 ランダム化
p.290 英語文献 Google Scholar
 Employment Policy Ssytematic ReviewかMeta-Analysis、Randomized、観察研究 Heckman,Propensity Score,Regression 文章はGoogle翻訳
significant 有意な Ordered Probit Models(順序プロビット)

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.6.2 日経
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/4/7 日経 2013/3/17 朝日
  『今月読む本』 2013.2(その2)
  『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 8.教養・雑学 第71番
所 在
  8FN350.1ニ 市立350ニ

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