2013年6月14日金曜日

【書籍】 小泉武夫 『いのちと心のごはん学』 NHK出版 2012.11


p.19 ラフテーの作り方
1.豚肉三枚肉(または豚バラ肉)600gを湯洗いし、水から1時間ほど茹でる。
2.茹で汁を捨て、肉は5~6cm角に切る。
3.厚手の鍋に鰹出汁(4カップ)、肉、泡盛(1カップ)を入れ、しばらく煮たら黒糖(1/2カップ)を加え、さらに10分ほど煮る。
4.醤油(1/2カップ)を2回に分けて入れる。1回めは強火で5分ほど煮込み、2回めを入れたら、弱火で1時間ほどゆっくり煮こむ。焦がさないよう盛りつけるときに刻みしょうがをのせる。

p.66 粕汁のつくり方
1.酒粕をひたひたの湯で戻す。
2.味噌を加え擂り鉢でする。
3.昆布と鰹節でとった出汁に2を加え少しの塩をした鰤のアラと彩どりに人参のぶつ切りを入れ、弱火で20分ほど煮てできあがり。

p.90 お酒に飲まれないために
1.飲む前に懐中汁粉などを飲み、血糖値をあげて、肝機能を高める。
2.二日酔いのたおきは、長唄を唄う。深呼吸で少しづつ息を吐きながら唄う。

p.148 
1.菊の花の茹で方:水と一緒に鍋に入れて、火にかけ、ひとふきしたら、ザルにあけ、水で冷やして絞る。三杯酢に漬けると色も冴えて歯触りもよく美味。
2.ふき味噌:ふきのとうは水で洗って水にしばらく漬けてアクを取ったらみじん切り、油をしいたフライパンでしんなりするまで炒める。味噌と砂糖、同量を加えさらに炒めて、できあがり。

p.174 味噌汁で原爆症(急性放射能障害)を防ぐ
秋月振一郎医師「体質と食物」:わかめの味噌汁
渡邊敦光教授 AREA 2011.6 生き延びた秘訣は味噌
味噌に代表される発酵食品は、放射性元素を吸着し、便と一緒に体外へ排出させる働きを持っていると考えられる。渡邊教授のマウスによる長年の研究で、「放射線障害に対する防御作用を味噌に期待するには、十分な量の味噌を長時間摂取することにより、味噌に含まれる有効成分の血中濃度が一定レベルに維持されていることが必須条件と考えられます」

p.212 小泉流・非常食ベスト10
1.水 1日800-1200ミリリットル
2.乾パン 缶入りなら5年くらい保存
3.包装米飯 パック入りごはん。アルファ化米(乾燥米飯)
4.乾燥野菜 ビタミン、ミネラル。普段でもそのまま食べてもおいしい
5.魚の缶詰 さばの水煮、いわしの味付け、さんまの蒲焼など。煮汁にお湯を注ぐだけでお吸い物に。
6.梅干し 昔から、病人に梅干しを添えた粥
7.脱脂粉乳 今のものは飲みやすい、栄養価が高い。簡単に水に溶け、タンパク質やミネラルの含有量も牛乳とほとんどかわらない。
8.インスタント味噌汁 最近は水でも溶け、豆腐や油揚げが入っているものもある
9.高野豆腐 宇宙食にも。醤油を水で薄めて浸しておくだけで4,5分もすれば食べられる。魚の缶詰の残り汁やインスタント味噌汁で戻せば結構な一品。
10.鰹節 本物の鰹節。

■ 所 在   ★☆☆☆☆
  県立 8F383.8コ 市立383コ

0 件のコメント: