2013年2月6日水曜日

【書籍】 ウディ・レヴィ 『ナバテア文明』 作品社 2012.9


失われた文明とされる。
ナバテア人は、アラブ人がネゲブ砂漠に移住した民族の子孫。サバ王国からの移住は紀元前6世紀と見られ、紀元7世紀か8世紀までの1000年に渡った砂漠を耕作してきた。砂漠に生きるため、雨水を集め、地下の水槽に蓄えた。
ナバテア王国は紀元前後の270年間にわたって存在し、首都はペトラである。様々な宗教建築(石の)が残されている。
ナバテアはユダヤに隣接し、エジプトに物資(ミイラに欠かせない、没薬、アスファルトなど)を輸送していた(商隊)。没薬は砂漠で栽培し、アスファルトは死海から採取した。

「オリエント世界の発展」(中央公論社 世界の歴史4) で、ナバテア文明についてかなりのページが割かれている。
Google Earth で Petra で飛ぶことができる。写真もいろいろある。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評』 2012/11/25 読売新聞
  『今月読む本』 2012.10(その1)
■ 所在
  県立 市立227レ

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