2013年4月1日月曜日

【書籍】 坂口安吾 『吹雪物語』(坂口安吾全集2) 筑摩書房 1999.4


昭和13年7月刊行。林芙美子は「新潟に来てこの小説を思い出した。新潟の町の姿がよく出ている。」と評している。
今から76年前である。

正直言って、この小説はあまり読む気にならないのだが、ちょっと事情があって読むはめになった。
新字旧かなで書かれている。

小説にのめり込めないせいか、小説の中の昭和という時間にタイムスリップするのではなく、昭和という過去の時間が現在に接続されているような不思議な感じがした。

所在    ★☆☆☆☆
  県立 市立(全集)918.6サ2 大学旧(ちくま文庫)

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