泣けてくる話の短編集。うまいなと思う。
その一方で、妙な違和感を感じている。
主人公は、友だちが目の前で殺されたり、不具の息子を持つ良心、病気の息子を持つ良心、夫に先立たれた妻など。
すでに、フィクションの中でのそうした事態(事実)に圧倒されてしまっている。
ある意味で、フィクション上に事実に寄りかかりすぎているような気がするのである。
■ 書籍情報入手先 ★☆☆☆☆
『発見!角川文庫2010 』 泣く 第26番
『中学生のための魔法の本棚 』 第62番 中島克治 2011.7
■ 所 在
県立 7F日本文学イシ 市立913.6イシ
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