2013年11月28日木曜日

【書籍】 エドワード・ハリソン 『夜空はなぜ暗い?』 地人書館 2004.11


副題:オルバースのパラドックスと宇宙論の変遷
☆確かに、疑問と言える。
宇宙に満ちているエネルギー量が少ないかららしい。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『主役はダーク』 (参考文献) 須藤靖 2013.3
■ 所 在
  県立 8F自然科学443.9ハ

【書籍】 ジェラルド・ダレル 『積みすぎた箱舟』 講談社 1973.2


動物学者のダレルによるアフリカの密林での体験。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『賢人の読書術』 1.成毛眞推薦本 成毛眞他 2013.5
  『バカにならない読書術』 旅行記を手に 養老猛司ほか 2007.10
■ 所 在
  県立 9F 市立

【書籍】 アルバート=ラズロ・バラバシ 『バースト! 人間行動を支配するパターン』 NHK出版 2012.7


「新ネットワーク思考」に続く第2弾。
人間行動はランダムではなく、ベキ法則が成り立ち、バーストが予測される。
その原因として、優先順位付けではないか、という。

p.179 ポアソンの習慣
興味深い問題は、ノートに書き留め、その後、中断前の問題に集中する。その手元の問題が解決すると、ノートに走り書きされた問題のリストを眺め回し、最も興味深いと思ったものを次の課題として選び出す。

【参考図書】
ゴードン・ベル 『ライフログのすすめ』
×ジョン・スタチェル編 アインシュタイン論文選「奇跡の年」の5論文 ちくま学芸文庫
ジェイムズ・グリック ニュートンの海 県立 8F人文科学289.3ニ 市立289ニ 大学289.3N68
バラバシ The origin of bursts and heavy trails in human dynamics,nature 435,no.207(2005) 電子メールのバースト
×ジュリー・モーゲンスターン 上位10%の人は知っている、仕事がうまくいく方法
アレック・マッケンジー 時間の罠 県立
アレック・マッケンジー スーパー時間管理術 県立 9F 市立
ユージン・グリースマン 成功する人の時間術 9F 市立
ジュリー・モーゲンスターン 超時間活用ノート 県立 西部 
マンデルブロ フラクタル幾何学 大学414Ma43'85
ニコラス・A・クリスタキスほか つながり 市立361.3ク
マーク・ブナキャン 歴史の方程式 県立 市立
マーク・ブナキャン 歴史は「べき乗則」で動く (上記の解題文庫版)
イアン・エアーズ その数学が戦略を決める データマイニング 県立 8F自然科学417エ 市立417エ
スティーヴン・ベイカー 数字で世界を操る巨人たち 県立 8F社会科学361.9ヘ 市立361.9ベ
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 10.医学・心理学 第92番
  『今月読む本』 2012.8(その1)
■ 所 在
  市立361.4バ

【書籍】 鈴木博之 『東京の「地霊」』 文藝春秋 1990.5


「地霊」はラテン語でゲニウス・ロキの訳という。土地の物理的形状に由来する可能性と、土地のもつ文化的・歴史的・社会的な背景と性格を読み解く要素も含まれている。
この概念は目に見えない潜在的構造を解読しようとする先鋭的な概念。
東京の近代を読み解く。
☆まあ、おもしろいが、ばらつきがある。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『東京スカイツリーと東京タワー』 言及図書 2011.10
■ 所 在
  県立 9F

2013年11月27日水曜日

【書籍】 鄭銀淑 『中国東北部の「昭和」を歩く』 東洋経済新報社 2011.7


副題:延辺・長春・瀋陽・大連 韓国人が見た旧満州
著者は、ソウル在住の紀行作家で、韓国や中国で日本植民地時代の面影が残る街をフィールドワークし続けているという。
☆ノスタルジーだな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.11(その1)
  『誰も戦争を教えてくれなかった』 p.104 古市憲寿 2013.8(東京駅、ソウル駅、天津駅(現・瀋陽駅)の類似性)
■ 所 在
  県立 市立292チ

【書籍】 河南省文物考古研究所編著 『曹操墓の真相』 国書刊行会 2011.9


いや、知らなかった。”曹操の墓”が発掘されていたのか。
その結果、曹操に対するネガティブイメージの一部が違うのではないか、としている点もおもしろい。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.10
■ 所 在
  県立 市立222ソ

【書籍】 マーティン・J・S・ラドウィック 『化石の意味 古生物学史挿話』 みすず書房 2013.9


まさに、昔のヒトは化石の意味をどう考えたのか。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.10(その2)
■ 所 在
  県立 市立457ル

【書籍】 五来重 『日本人の地獄と極楽』 人文書院 1991.3


へー。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.6.30 毎日
■ 所 在
  県立 8F人文科学181.0コ 市立

【書籍】 エレーヌ・ペイゲルス カレン・L・キング 『「ユダ福音書」の謎を解く』 河出書房新社 2013.10


強制される殉教への怒り
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2014.1-)』 2014.1.12 朝日
  『今月読む本』 2013.11(その2)
■ 所 在
  市立193ペ

【書籍】 鹿島茂 『蕩尽王、パリをゆく 薩摩治郎八伝』 新潮社 2011.11


豪商の3代目にして、200億とも800億とも言われる全財産をパリで蕩尽した日本人。バロンとも呼ばれたらしい。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.12(その1)
■ 所 在
  県立 8F人文科学289.1サ 市立289サ

【書籍】 ハル・ヴォーン 『誰も知らなかったココ・シャネル』 文藝春秋 2012.8


パリ占領時代の恋人がドイツ・スパイ(身分は外交官)だったという話。
戦後、対独協力の裁判を延期するため、店にアメリカ兵士は香水無料のサインを出した。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 2. 世界史 第12番
  『スミスの本棚 新しい自分 』 25.ピーコ ファッション評論家 2013.3
  『もっと面白い本』 No.6 成毛眞 2014.1
■ 所 在
  県立 8F人文科学289.3シ 市立289シ

【書籍】 デイヴィッド・シンクレア 『幻の国を売った詐欺師』 清流出版 2010.6


へえー。グレガー・マグレガーの生涯。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.7
■ 所 在
  県立 8F人文科学289.3マ 市立289マ

2013年11月25日月曜日

【書籍】 高橋秀実 『「弱くても勝てます」』 新潮社 2012.9


副題:開成高校野球部のセオリー
この本は、開成高校野球部の高校生のボケぐらいと筆者のボケ具合がちょうどよい本となっている。
高橋の他の本は筆者のボケ具合だけが浮かび上がって、ちょっと痛々しい。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 PAGE VIEW 第1位 著者インタビュー
  『新聞書評(2012.9-12)』 2012/11/11 朝日
■ 所 在
  県立 7FスポーツX783.7タ 市立783タ 大学783.7Ta33

【書籍】 井熊均 『性能限界』 日刊工業新聞社 2012.11


副題:モノづくり日本にたちはだかるもう一つの壁
ピンとこない本
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2012.12(その1)
■ 所 在
  県立

【書籍】 レスリー・R・クラッチフィールド ヘザー・マクラウド・グラント 『世界を変える偉大なNPOの条件』 ダイヤモンド社 2012.7


(6原則)
・政策提言とサービスを提供する
・市場の力を利用する
・熱烈な支持者を育てる(エバンジェリスト)
・NPOのネットワークを育てる
・環境に適応する技術を身につける
・権限を分担する
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2012.10(その2)
■ 所 在
  県立

【書籍】 堀江貴文 『金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?』 徳間書店 2013.4


刑務所服務中にもうけたメルマガの本。
ビジネスモデルは余り興味ないが、Q&Aを見ていると、質問する人たちが一緒だなと思う。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 6. 社会 第52番
  『今週はこれを読め』 vol.30 2013.5.29
■ 所 在
  市立

【書籍】 ロブ・クロット 『傭兵 狼たちの戦場』 原書房 2011.11


うーん。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.11(その1)
■ 所 在
  県立

【書籍】 クリストフ・ナイハード 『ヌードルの文化史』 柏書房 2011.7


世界のヌードル。絵がいい。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.8
■ 所 在
  県立 8F社会科学383.8ナ 市立383ナ 大学383.8N62

【書籍】 大橋義輝 『韓国天才少年の数奇な半生』 共栄書房 2011.10


副題:キム・ウンヨンのその後
数奇ではないが、自立した人生。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.12(その1)
■ 所 在
  県立

【書籍】 白井健次 『YS-11、走る!』 徳間書店 2008.1


副題:たった1人で世界と闘う技術者魂
著者は、(有)バイク技術研究所代表取締役。YS-11の設計にも関係。技術者の夢と魂の話。
これも、自動車に積み込み可能な超軽量小型自転車の開発をめぐる感動的なお話。
筆者は、行き詰まるとYS-11の設計書(説明書?)を読むという。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.8(その2)
■ 所 在
  県立

【書籍】 筒井信介 伊福部達監修 『ゴジラ音楽と緊急地震速報』 ヤマハミュージックメディア 2012.1


副題:あの警報チャイムに込められた福祉工学のメッセージ
緊急地震速報の「チャラン、チャラン」というチャイム音をめぐる、ちょっと感動するお話です。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2012.1(その1)
■ 所 在
  県立 市立369ツ

【書籍】 今和泉隆行 『みんなの空想地図』 白水社 2013.10


架空の地図を創るまで
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.11(その1)
■ 所 在
  市立290.1イ

【書籍】 織田一朗 『「世界最速の男」をとらえろ!』 草思社 2013.7


副題:進化する「スポーツ計時」の驚くべき世界
著者はセイコー入社。オリンピック等の競技の計測をめぐる話。
まあ、しかし、100分の1秒を巡るスポーツ競技って、やる方も、測る方も大変だ。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.8(その1)
  『今週はこれを読め』 vol.47 2013.9.25
■ 所 在
  県立 7FX780.4オ 市立780オ

2013年11月22日金曜日

【書籍】 ジェイミー・ドーラン ピアーズ・ビゾニー 『ガガーリン』 河出書房新社 2013.7


副題:世界初の宇宙飛行士、伝説の裏側で
アルコール依存症となり、34歳でジェット機の訓練中に事故死。
取材過程では、未だに関係ロシア人の口が堅いとしている。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.27 毎日 9.1 日経
  『今月読む本』 2013.9(その1)
  『今週はこれを読め』 vol.47 2013.9.25
■ 所 在
  県立 8F289.3カ 市立289ガ

【書籍】 ピーター・ハンソン 『「ローマの休日」を仕掛けた男』 中央公論新社 2013.5


副題:不屈の映画人ダルトン・トランボ
ハリウッドのブラックリストに載っていた脚本家が、密かに「ローマの休日」の脚本を書いたという。
そういう意味で「不屈」
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.7.7 読売
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.5.26 日経
  『今週はこれを読め』 vol.30 2013.5.29
■ 所 在
  県立 市立

【書籍】 アントワーヌ・ヴィトキーヌ 『ヒトラー「わが闘争」がたどった数奇な運命』 河出書房新社 2011.5


ふむ。
ヒトラーは学はなかったが、記憶力がよく、膨大な読書で知識を得た。
「わが闘争」は手の内を晒しているもので、国内でも概要は禁止され、占領したフランスでは発禁された。
戦後、ドイツ人は、「わが闘争」は家にはあるが、読んでいない、としているらしい。
トルコでベストセラーという。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.7
■ 所 在
  市立311ビ

【書籍】 バス・ヴァン・アベルほか 『オープンデザイン』 オライリー・ジャパン 2013.8


副題:参加と共創から生まれる「つくりかたの未来」
☆オープンデザインって燃えてくるな。
オープンソースから、ものづくりまでを含め、オープンデザインという概念で整理できるかと思う。
その場合、やはり、著作権などの法的問題を整理しておく必要があるのでは。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』2013.9(その1)
■ 所 在
  県立

(推薦図書)
1.集合知
As We May Think, Bush 1945
Augmenting human intellect, Engelbart, 1962
literary machines ,nelson 1987
コンピュータ・通信 Simon
the attention economy and the net, goldhaber, 1997
多様な意見はなぜ正しいのか page
the use of knowledge in society, hayek
cognitive in the wild, hutchins, 1995
collective intelligence ,levy, 1997
collective intelligence, tovey
networks, crowds, and markets, easley
ネット・バカ
2.オープンソース
githubをすすめる
the success of open source,weber
伽藍とバザール www.catb.org/~esr/writings/cathedral-bazaar/cathedral-bazaar/
coae's penguins, or, Linux and the nature of the firm, benkler
the wealth of netwoks, benkler
3.集合知の限界
infotopia: how many minds produce knowledge, sunstein
みんなの意見は案外正しい
狂気とバブル mackay
groupthink: psychologica studies of policy decisions and flascoes,janis
4.ネットワーク化された科学一般
hypertext pulishing and the evolution of knowledge, drexier
5.データドリブン・サイエンス
the fourth paradigm: data-intensive scientific discovery, gray http://research.microsoft.com/en-us/collaboration/fourthparadigm
the unreasonable effectiveness of data, halevy
how to write a spelling corector http://norvig.com/spell-correct.html
集合知プログラミング segaran
6.科学の民主化と市民科学
民主化するイノベーションの時代 hippel
open innovation, chesbrough
みんな集まれ shirky
http://www.shirky.com/herecomseverybody/2008/04/lookin-for-the-mouse.html
7.オープンサイエンス
http://www.earlham.edu/~peters/hometoc.htnml
http://cameronneylon.net
twitter open science
http://sciencecommons.org/ http://sciencecommons.jp/
http://okfn.org http://okfn.jp/


【書籍】 ジョシュア・フォア 『ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』 エクスナレッジ 2011.7


記憶の宮殿(場所記憶法)、数字変換法(アルファベットに)など
トニー・ブザンも記憶法が出発点。
ただ、筆者も述べているように、学校はいざしらず、人生では記憶法だけが全てではない。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.8
■ 所 在
  県立 8F人文科学141.3フ 市立141フ

【書籍】 栗田昌裕 『謎の蝶アサギマダラはなぜ海を渡るのか?』 PHP 2013.9

1000~2000kmも春と秋に移動する蝶。筆者は医者にして、アサギマダラの研究者。
氷河が原因で海を移動するようになったのではと、している。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.11-)』 2013.11.17 朝日   『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.13 日経
  『今週はこれを読め』 vol.51 2013.10.23
■ 所 在
  県立 市立486ク

2013年11月20日水曜日

【書籍】 須藤斎 『海底ごりごり地球史発掘』 PHPサイエンス・ワールド新書 2011.12


最近、若手研究者の研究紹介の本が目立つがいいことだ。
本書もそれなりにおもしろい。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2012.1(その1)
■ 所 在
  県立

【書籍】 松家仁之 『沈むフランシス』 新潮社 2013.9


前作「火山のふもとで」もそうだったが、この小説に流れている時間と空間はとても心地よい。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.11-)』 2013.12.1 朝日 11.3 毎日
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.27 読売
■ 所 在
  県立 7Fマツ 市立913.6マツ

2013年11月19日火曜日

【書籍】 長谷川英祐 『働くアリに幸せを』 講談社 2013.9


副題:存続と滅びの組織論
まあ、組織論ですな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.13 日経
  『出版物情報(2)』 (講談社 読書人の雑誌) 2013.10
■ 所 在
  市立481ハ

【書籍】 松尾晋一 『江戸幕府と国防』 講談社選書メチエ 2013.10


ふむ。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.3(その2)
■ 所 在
  県立 市立210.5マ 大学文庫210.5Ma85

【書籍】 成毛眞編著 『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 中央公論社 2013.10


 書籍リスト
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.10(その2)
■ 所 在
  市立902ナ13

【書籍】 長沼毅 『深海生物学への招待』 NHKブックス 1996.8


おもしろい。確かに、東日本の造山運動の時期の地質には、パイライトがパイプ状になって産出されるケースがある。
ワームチューブほど、固まっていることはないが、生物遺骸を示すものかと思う。
あと、2枚貝の化石は見た記憶はないが、まとまって産出されるという話はどっかで聞いたような。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.9.29 読売
■ 所 在
  県立 8F自然科学481.7ナ 市立

【書籍】 高橋誠 『かけ算には順序があるのか』 岩波科学ライブラリー 2011.5


これは萌えるテーマだな。
結局は、式の解釈しだいではどちらも可能。
☆順序ではなく、内包量と外延量の違いを教える方が重要かと思う。内包量は一人あたりの個数とか、一時間あたりの距離とか割り算に関係があり、割り算は、掛け算の逆演算ということをきちんと教える必要がある。
順序という形式論ではだめだ。だから、むしろ、単位を書けという、高校の化学、物理の計算に繋がる教え方の芳が重要。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.11(その1)
■ 所 在
  県立 8F自然科学411.1タ 市立411タ 大学411.1Ta33

【書籍】 なかだえり 『駅弁女子』 淡交社 2013.4


副題:日本全国旅して食べて
JRで旅行の予定があるなら、ぜひ見るべき本。
事前に連絡すれば、停車の短時間でも届けてくれるとのこと。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.5(その2)
■ 所 在
  県立

【書籍】 堀川大樹 『クマムシ博士の「最強生物」学講座』 新潮社 2013.9


副題:私が愛した生きものたち
クマムシは、体長が0.1-1.0mmの生物で、耐熱、耐放射線に優れた生きもの。
筆者によれば、とても可愛いとのこと。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.13 読売
  『今週はこれを読め』 vol.47 2013.9.25
■ 所 在
  県立 8F460.4ホ 市立460ホ

【書籍】 トーマス・ヘイガー 『サルファ剤、忘れられた奇跡』 中央公論新社 2013.3


副題:世界を変えたナチスの薬と医師ゲルハルト・ドーマクの物語
サルファ剤は戦争中で広く使われた抗菌剤。
戦争中に大量生産されたが、ペニシリンなどの抗生物質が開発されると忘れられたが、動物に使用されることとなった。
サルファ剤が医学・創薬の面で革命を起こした。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今週はこれを読め』 vol.22 2013.4.3
  『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 10.医学・心理学 第85番
  『もっと面白い本』 No.55 成毛眞 2014.1
■ 所 在
  県立 市立492ヘ

2013年11月14日木曜日

【書籍】 川村湊 『海峡を越えた神々』 河出書房新社 2013.8


副題:アメノヒボコとヒメコソの神を追って
☆おもしろいね。古代は韓国と日本(倭)の国の交流がある。筆者は、韓国→倭という流れとしているが。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.9(その2)
■ 所 在
  県立

【書籍】 逢坂剛 『バックストリート』 毎日新聞社 2013.6


展開がワンパターンな上に、文章うまくない。ドイツのミニ知識が披瀝されるが、溶け込んでいない。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.4 朝日 7.21 毎日
■ 所 在
  県立 7Fオウ 市立913.6オウ

【書籍】 海保嶺夫 『エゾの歴史』 講談社選書メチエ 1996.2


副題:北の人びとと「日本」
p.26 エゾ地の交易関連年表
p.270 北方史研究のあり方
■ 所 在   ☆☆☆☆☆
  県立 8F人文科学210.0カ 市立 大学文庫Ka21

【書籍】 A・J・ジェイコブズ 『聖書男』 阪急コミュニケーションズ 2011.9


副題:現代NYで「聖書の教え」を忠実に守ってみた1年間日記
8ヶ月旧約聖書、4ヶ月新約聖書に従う。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.9
■ 所 在
  県立 市立193シ

【書籍】 尾池和夫 『四季の地球科学』 岩波新書 2012.7


副題:日本列島の時空を歩く
p.xii 本を読むとき、自分で索引をつくりながら読む。パソコンに記録しておくと、検索が容易。
■ 所 在   ☆☆☆☆☆
  県立 7FS450.9オ 大学文庫1379

【書籍】 丸山宗利 『ツノゼミ ありえない虫』 幻冬舎 2011.6


カメムシ目ツノゼミ科。大きさ2-25mm。日本にもいる。ツノゼミは甘い蜜を出すのでアリがが群がっている。
不思議な形態も進化なんだろうが、何なんだろうな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『福岡ハカセの本棚』 16.本書で新たに取り上げた本 No.29
  『今月読む本』 2011.7
■ 所 在
  県立 6FY248

【書籍】 長田俊樹 『インダス文明の謎』 京都大学学術出版会 2013.10


副題:古代文明神話を見直す
専門家による「×インダス 南アジア基層世界を探る」を踏まえた本。
インダス文明は遺跡数に比べて発掘された遺跡が少なく、詳細は知られていない。
筆者によると、大河文明ではないという。では何?(食料生産、交通手段等)
インドはインダス文明の残存地帯でもあるようだ。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今週はこれを読め』 vol.54 2013.11.13
■ 所 在
  県立 8F225.0オ 市立225オ

【書籍】 岸本達也 『写真の裏の真実』 幻戯書房 2011.12

副題:硫黄島の暗号兵サカイタイゾーの選択

硫黄島で戦争終結のため、自ら降伏した日本兵。通信兵であったため、軍の機密を知る立場にあり、それを積極的に米軍に伝えたという。
番組の取材ウラ。
☆番組に伴う本にしては、おもしろく、一気に読ませる展開だが、残念なことに個人史になってしまっている。
ちなみに主人公は青森市出身という。
(参考 中田整一 トレイシー 日本兵捕虜秘密尋問所 県立 8F社会科学391.6ナ 市立391ナ)
 (中田 「ニ・ニ六事件 消された真実」NHK特集 盗聴ニ・ニ六事件 県立 8F人文科学210.7ナ 市立210.7ナ)
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.12(その1)
■ 所 在
  県立 市立210.7キ

【書籍】 ルイーズ・バレット 『野性の知能』 インターシフト 2013.7


副題:裸の脳から、身体・環境へのつながりへ
認知科学では、脳至上主義から、身体と環境のかかわりを重視する研究が盛んになっているらしい。
☆「野性の~」というタイトルのつけ方がいやらしいな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.11 読売
  『今週はこれを読め』 vol.37 2013.7.17
■ 所 在
  市立481バ

【書籍】 クラフト・エヴィング商會 『おかしな本棚』 朝日新聞出版 2011.4


 書籍リスト
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.7
■ 所 在
  県立 8F一般019.9ク 市立019ク

【書籍】 秋庭俊 『森鴎外の「帝都地図」』 洋泉社 2011.11


副題:隠された地下網の秘密
森鴎外が1909年(明治42)に「東京方眼図」を公刊しているが、実はこの地図が江戸幕府、明治政府が秘匿している東京都の地下構築物(地下道、水道、砲台など)を暗に示したものという。
江戸はオランダ式築城術に基づいており、地下に水道、要所に砲台等がおかれ、それを明治政府が引き継ぎ、水道は地下鉄や秘密の地下道に利用されているという。地名・町名もオランダの地図上の暗号に符合するという。(地名・町名はちょっとできすぎか。)
まあ、確かに、ヨーロッパやアメリカの都市は地下に水道とかが張り巡らされているのは周知。
問題は、著者のいうとおりとして、何故、森鴎外が暗号めいた地図として公刊したのか。
表現の自由と解釈しているようだが、軍事関係なので、これが諸外国に明らかにされれば国防上問題があることはわかっているはず。
どうも腑に落ちない。それに本書で見る限り、すべての地下構築物は筆者の想像とあやしい伝聞のようだ。

都市の埋もれた(秘密の)地下構築物の話としては、結構ありうると思っているので残念。
私も学生の頃、秘密の入り口から地下道探検を行ったことがある。(東京ではない。やはり道路沿い。)

(著作)『帝都東京・隠された地下網の秘密』1,2 県立 9F、帝都東京・地下の謎86 『写真と地図で読む!帝都東京・地下の謎』 2004 8F518.8ア 市立)
(著作 『新説東京地下要塞』 2006.、大東京の地下鉄道99の謎、 大東京の地下400年99の謎)
■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『今月読む本』 2011.11(その1)
■ 所 在
  県立

2013年11月12日火曜日

ノオト

部屋の片付けをしていたら、「ノオト」と書かれた大学生時代のノートが出てきた。 恥ずかしい雑文だが、読んでみると、それを書いたときの心情が思い出される。 ふ~む。忘れていないものだな。人間って変わらないものか。 捨てようかと思ったが、とりあえず取っておいた。

2013年11月11日月曜日

【書籍】 NHKスペシャル取材班 『未解決事件 オウム真理教秘録』 文藝春秋 2013.5


取材班の原稿の寄せ集めなのでバラバラな印象。番組見た方がよい?
また、秘録と言っても、選挙に敗ける前から麻原は武装化・国家破壊(ハルマゲドンの成就)を志向し、戦う王(キリスト)を目指していたという。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.7.7 毎日
■ 所 在
  県立 8F169.1ミ 市立169ミ

【書籍】 森まゆみ 『「青鞜」の冒険』 平凡社 2013.6


副題:女が集まって雑誌をつくるということ
歴史の教科書で習う程度だからな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013年総括)』 読売 6.角田光代
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.25 朝日 読売
  『今月読む本』 2013.7(その1)
■ 所 在
  県立 市立367.1モ

【書籍】 フィリップ・ボール 『かたち』 早川書房 2011.9


副題:自然が創り出す美しいパターン
口絵だけがカラー。ちょっと残念だな。数式もないし。(他2冊あり)
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『福岡ハカセの本棚』 16.本書で新たに取り上げた本 No.20
  『今月読む本』 2011.10
■ 所 在
  県立 市立463ボ

【書籍】 ダニエル・ピンク 『人を動かす、新たな3原則』 講談社 2013.7


副題:売らないセールスで、誰もが成功する!
☆あいかわらずおもしろいね。ただ、なんとなくハウツーものになっている?

・同調(他との調和)、浮揚力(精神的強靭さと楽観的見通し)、明確性(不透明な状況を理解する能力)

p.31 職場での40%の時間が売らない売り込みをする。他人を説得したり、影響を与え、納得させること。1時間毎に約24分が人を動かすことに費やされている。
p.142 解決すべき本当の問題を発見する
p.162 キュレーターになる http://www.bethkanter.org/content-curation-101/
1.探 す 何かのテーマで1日2回、15分ずつ。
2.識別する 集めた資料から意味を創りだして真の価値を付け加える。毎日管理。
3.共有する メール、ニュースレター、ファイスブック
p.165 推薦図書(フレーミング、問題発見、キュレーション)
1.影響力の武器 ロバート・チャルディーニ 県立(第2版) 市立 大学361.4C71 
2.アイデアの力 チップ・ハース 県立
3.スイッチ! チップ・ハース 県立 8FビジネスN336.2ハ
4.そのひとクチがブタのもと ブライアン・ワンシンク 県立 7F家族F498.5ワ 市立
5.実践 行動経済学 リチャード・セイラー 県立 8F社会科学331セ
p.222 推薦図書(即興)
×1.インプロ キース・ジョンストン
2.即興術 ヴァイオラ・スポーリン 市立
3.なし
×4.スタンフォード・インプロヴァイザー パトリシア・ライアン・マドソン
5.なし
(前著 モチベーション3.0 県立 8FビジネスN336.4ヒ 大学336.4P66)
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『出版物情報(2)』 (講談社 読書人の雑誌) 2013.10
■ 所 在
  市立673ピ

【書籍】 栗原裕一郎 豊崎由美 『石原慎太郎を読んでみた』 原書房 2013.9


ほんと、石原慎太郎の本で読んだことないな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.27 朝日 9.15 毎日
  『今週はこれを読め』 vol.43 2013.8.28
■ 所 在
  市立

【書籍】 島崎今日子 『安井かずみがいた時代』 集英社 2013.2


作詞家4000曲。ただ、安井かずみをよく知らないな。
女性のあこがれ(ロールモデル)だったそうだ。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013.4.28 朝日
■ 所 在
  7F911.6ヤ 市立

【書籍】 堀内孝 『マダガスカルへ 写真を撮りに行く』 四月と十月文庫 2013.3


アフリカ大陸の東の島。
会社をやめてまで撮りに行く。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.18 毎日
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.5.5 読売
  『今月読む本』 2013.4(その2)
■ 所 在
  県立

【書籍】 坂口恭平 『TOKYO 0円ハウス0円生活』 大和書房 2008.1


ホームレスならぬ0円ホーム(ハウス)。おそるべき0円ハウスの構造とその生活者。
早稲田の建築出身なのに、設計も建設にも汲みしない著者の異端振り。
(前著 0円ハウス 県立)
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/4/21 毎日
■ 所 在
  県立 8F社会科学368.2サ

【書籍】 熊井英水 『究極のクロマグロ完全養殖物語』 日本経済新聞社 2011.7


32年かけて達成。すごいね。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『分厚い本と熱い本』 2011年 (書評者が選ぶ'11「この3冊」)  5.伊東光晴
  『今月読む本』 2011.8
■ 所 在
  県立 8F自然科学666.6ク 市立666ク 大学666.63Ku33

【書籍】 ティム・ジューダ 『アベベ・ビキラ』 草思社 2011.8

副題:「裸足の哲人」の栄光と悲劇の生涯
2度の優勝。おごり。酒癖。交通事故。
(訳者お薦め アベベを覚えてますか 山田一廣 ジューダが果たせなかったマモ・ウォルデへのインタビューを数十回繰り返した 県立 市立)
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.9
所在
  県立 市立

2013年11月8日金曜日

【書籍】 池田潤 『古事記のコード』 戎光祥出版 2011.12


副題:太陽のラインと隠された古代地図
要は夏至の日の出方向、冬至の日の出方向、真西とかに、さまざまなものが並んでいるということ。
そんな方向に並べてどんな意味があるのかな?並べることが聖なること?
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.12(その2)
所在
  市立210.3イ

【書籍】 ビバリー・シュワルツ 『静かなるイノベーション』 英治出版 2013.3


副題:私が世界の社会起業家たちに学んだこと
アショカのバイス・プレジデント。アショカは、誰もがチェンジメーカーが標語。2011年アショカ・ジャパンが発足。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/4/14 日経
■ 所 在
  市立335シ

【書籍】 上田一夫 『ペンギンのしらべかた』 岩波科学ライブラリー 2011.7


ペンギンの研究
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.9
所在
  県立 市立488ウ 大学488/ウU32

2013年11月7日木曜日

【書籍】 竹内正浩 『地図と愉しむ東京歴史散歩』 中公新書 2011.9


これもいい。もっと早く知っていれば東京出張がもっと樂しめたと思う。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.10
  『テーマ別:東京』 新書マップ
所在
  7FS213.6タ 大学文庫2129

【書籍】 鹿島茂 『悪の引用句辞典』 中公新書 2013.7


副題:マキアヴェッリ、シェイクスピア、吉本隆明かく語りき
毎日新聞の連載。
おもしろい本。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.8(その1)
  『今週はこれを読め』 vol.43 2013.8.28
所在
  7FS280.4カ 大学文庫

【書籍】 都出比呂志 『古代国家はいつ成立したか』 岩波新書 2011.8


古墳、鏡などの考古学資料を下に説明。
良い本である。
■ 所 在   ★☆☆☆☆
  県立 7FS210.3ツ 市立210.3ツ 大学文庫1325

【書籍】 ジュリア・ソリス 『ニューヨーク地下都市の歴史』 東洋書林 2011.7


おもしろい本だな。水路、地下鉄、病院のとんねる・システムが埋まっている。
都市遺産の地下探検だな。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.8
■ 所 在
  県立 市立518ソ

【書籍】 ブライアン・デイビッド・ジョンソン 『インテルの製品開発を支えるSFプロトタイピング』 亜紀書房 2013.6


著者はインテルの未来研究員である。10年後以降のコンピュータやガジェットの現実的な姿を予測するのが仕事。マクロプロッセの設計から開発まで5年から10年はかかる。
未来は定まっていないなことから、未来を作り出すために、SFプロトタイプを作る。つまり、未来に関するプロトタイプ、あるいは開発ののツールとしてSFを用いる。
SFプロタイプの作成プロセス
1.科学を選び、世界を作る;題材(科学、技術、社会問題)を選び、物語の舞台となる世界を設定する。
2.科学の変化点:プロトタイプで考察する科学ないしテクノロジーを紹介する。
3.科学が人々に及ぼす効果:1で設定した作品世界における科学の意義および効果を考察する。
4.人間の変化点:テクノロジーを現実世界に当てはめることで何が学べるのか。問題の解決策は。テクノロジーの改良点は。
5.何が学べるのか:4で得られた推測lや解決策、教訓、および人間に関する合意について考察する。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.4 日経
  『今月読む本』 2013.7(その1)
■ 所 在
  県立

2013年11月1日金曜日

【書籍】 田野大輔 『愛と欲望のナチズム』 講談社 2012.9


ナチズムは生の肯定。
性教育、ヌード、エロティシズムの肯定があった。銃後の性の乱れもあった。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『中央公論 平成24年総目次』 著者に聞く
  『今月読む本』 2012.10(その2)
  『今週はこれを読め』 vol.04 2012.11.21
所在
  県立 7F家族F367.9タ 市立367.9タ 大学文庫234.07Ta89

【書籍】 税所篤快 『「最高の授業」を世界の果てまで届けよう』 飛鳥新社 2013.6


e-Education.
途上国版ドラゴン桜。おもしろい本だし、素直に応援したいが。
ただ、大学合格のための予備校授業というのはちょっとな。
生涯にわたってホビーとして数学を学ぶには、とか、物理を学ぶには、とか、そういうのはないのかな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.7(その2)
  『今週はこれを読め』 vol.39 2013.7.31
■ 所 在
  県立

【書籍】 槇文彦 『漂うモダニズム』 左右社 2013.3


これまでの発表資料と書き下ろし。
p.454 山手線も中央線も、出来うる限り地価の安い谷間を選んで通したという事情があった。そのため、たとえば目黒駅等は駅のプラットフォームが谷に位置しているため駅舎から周辺への発展が一層容易になっている。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.6.2 毎日 読売 5.5 朝日
■ 所 在
  県立

【書籍】 金益見 『やる気とか元気がでるえんぴつポスター』 文藝春秋 2013.4


大阪の東生野夜間中学校の前に月替わりで「えんぴつポスター」が貼りだされる。標語のような短いもの。
夜間中学校の学生は85%以上が在日コリアン、平均年齢67歳。
読み書きができる嬉しさ、勉強ができる嬉しさにあふれている。
中学生にこれを見せると、猛烈に勉強を開始するらしい。
(著作)ラブホテル進化論で橋本峰雄賞。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/4/14 読売
■ 所 在
  県立

【書籍】 畑中章宏 『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』 晶文社 2013.8


副題:新美南吉の小さな世界
「権狐」が鈴木三重吉が手を入れることで「ごん狐」となった。
p.214 なにかを失くしてしまうことでしか、他人とつながれない人びとや動物が出てくる。現実の持つ残虐さや惨さを受けとめつつ、新美南吉は「最も弱いもの」が持つ力を描きだそうとしたのである。
p.215 柳田国男の「狐猿随筆」を読みなおした。
(著作)柳田国男と今和次郎-災害に向き合う民俗学、災害と妖怪-柳田国男と歩く日本の天変地異
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.25 日経
  『今月読む本』 2013.9(その2)
■ 所 在
  県立