2022年4月13日水曜日

【書籍】 トーマス・ラッポルト 『ピーター・ティール』 飛鳥新社 2018.4

 副題:世界を手にした「反逆の起業家」の野望

(所在)大学289.3Th4R

・競争ではなく独占

(愛読書)

・ニュー・アトランティス 岩波文庫 ベーコン だ

・アメリカの挑戦 シュレベール 未訳 ヨーロッパは米国の植民地に

・大いなる幻滅 エンジェル 未訳 1910年発表

・ダイヤモンド・エイジ スティーブンソン SF小説 けあしろ

・世の初めから隠されていること ジラール だこ


2022年4月7日木曜日

【書籍】真弓常忠 『古代の鉄と神々』 改訂新版  學生社 1997.10

 (所在)8F176マ

古代の鉄は、褐鉄鉱で湖沼・河口に取れた。これは温度が低くても鉄が溶融する。

☆全国に金屋・金谷などの地名と鉄遺跡がセットで存在する。筆者は褐鉄鉱だというが、褐鉄鉱で鉄需要を満たすほど鉄が取れたのか?金屋の遺跡は鍛冶屋の遺跡ではなかろうか?つまり、褐鉄鉱・砂鉄・鉄鉱石から粗粗の鉄を生産し、それを実際に加工した跡地ではないのか?褐鉄鉱であれ、森林とか炭とかかなりの燃料を必要とすることから、森でないとダメなのではないのか?


2022年4月5日火曜日

【書籍】 家近良樹 『西郷隆盛 維新150年目の真実』 NHK出版新書 2017.11

 (所在)青森

p.174-175 鹿児島藩における士族内差別。城下に住む士族(城下士)が領内各地に住む郷士(外城士)を差別していた。川路はこれを批判した。鹿児島出身の外城士の多くが警察(ポリス)となり、城下士らは多くが親兵(陸軍)となった。

☆なるほど、西南戦争は、鹿児島の藩士内の差別の戦いでもあったのだな。でなけりゃ、鹿児島藩士がいくら命令でも西郷を討とうとするはずがない。