2013年12月26日木曜日

【書籍】 V・S・ラマチャンドラン 『脳のなかの天使』 角川書店 2013.3


へえー。いろんな病(認識に関する)があるんだな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.6.9 読売 6.2 朝日 日経
  『今月読む本』 2013.4(その1)
  『今週はこれを読め』 vol.23 2013.4.10
■ 所 在
  県立 8F自然科学491.3ラ 市立491ラ 大学491.37R13

【書籍】 田代靖尚 『昭和天皇のゴルフ』 主婦の友社 2012.12


副題:昭和史を解く意外な鍵
戦前都内には3つもゴルフコースがあり、天皇は毎日のようにゴルフをしていたらしい。
戦後の天皇しか知らないので、意外な感じがする。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.1-)』 2013/1/27 朝日
  『今週はこれを読め』 vol.04 2012.11.21
■ 所 在
  県立

【書籍】 内田義雄 『鉞子』 講談社 2013.3


副題:世界を魅了した「武士の娘」の生涯
1920~30年代、アメリカを始め海外でベストセラーとなった「武士の娘」
長岡出身らしい。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.5.12 朝日
  『今月読む本』 2013.4(その1)
■ 所 在
  県立 市立289ス

【書籍】 K・デイヴィッド・ハリソン 『亡びゆく言語を話す最後の人々』 原書房 2013.4


☆フィールドワークする言語学者は少ないという。言語を通じた人類学者だな。
ノーム・チョムスキーの理論派とはまた別の流れがある。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 3. 民俗・風俗 第16番
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.6.16 日経 6.9 朝日 5.12 毎日
  『今週はこれを読め』 vol.22 2013.4.3
■ 所 在
  県立 市立802ハ

【書籍】 週刊朝日編集部編 『忘れられない一冊』 朝日文庫 2013.9


82人が語る忘れらない本
言及図書リスト
■ 所 在   ★☆☆☆☆
  7FB019.9ワ 市立

2013年12月25日水曜日

【書籍】 野口武彦 『慶喜のカリスマ』 講談社 2013.4


大政奉還を行った人物。天皇にひたすら恭順を示すことで明治の無血革命を可能とした男。
この激動の時代の鍵を握る人物には違いない。(逆説的だが、一切政治的には何もしなかった)
大正2年に77歳で死去という。だから、あまり大衆には人気がないのか。
(著作)徳川慶喜のブリュメール十八日(文庫 幕末気分)、鳥羽伏見の戦い
(著作2)谷崎潤一郎論(亀井勝一賞)、江戸の歴史家(サントリー学芸賞)、「源氏物語」を江戸から読む(芸術選奨文部大臣賞)、江戸の兵学思想(和辻哲郎賞)、幕末気分(読売文学賞)
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.7.21 読売
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.5.26 日経 5.19 朝日
■ 所 在
  8F289.1ト 市立289ト

【書籍】 シャルロット・ヴァランドレイ 『見知らぬ心臓』 マガジンハウス 2013.8


心臓移植した著者(女優)が細胞(臓器)の記憶を悪夢で見るというノンフィクション。
☆本当か?心臓自体が記憶を持つなんてね?
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.25 広告
  『今月読む本』 2013.9(その1)
■ 所 在
  7F953ハ 市立956バ

【書籍】 志村幸雄 『世界を変えた素人発明家』 日経プレミアムシリーズ 2012.2


ベンジャミン・フランクリンがストーブの発明し、特許をとったが、世の中のため、独占しないで使わせたとのこと。
企業による囲い込みを避けるために特許を取得する事例もあるんだな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 5.ビジネス・テクノロジー 第62番
■ 所 在
  県立

【書籍】 馬場正尊+OpenA 『RePUBLIC 公共空間のリノベーション』 学芸出版社 2013.9


行政が管理する財産(公園、廃校、水辺など)を再び、市民が活用できるようにする。
そういうことだと思う。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆
  『今月読む本』 2013.11(その2)
■ 所 在
  県立

2013年12月12日木曜日

【書籍】 サイモン・シン エツァート・エルンスト 『代替医療のトリック』 新潮社 2010.1


原題は Trick or treatment?: alternative medicine on tiral
代替医療には効果が確認されていないという話。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.13 毎日
  『今週はこれを読め』 vol.44 2013.9.4
■ 所 在
  県立 8F自然科学492シ 市立

【書籍】 生田誠 『モダンガール大図鑑』 河出書房新社 2012.11


副題:大正・昭和のおしゃれな女子
☆今見ても結構シックでイケている洋装だな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 3. 民俗・風俗 第22番
  『今月読む本』 2012.12(その1)
  『今週はこれを読め』 vol.09 2012.12.26
■ 所 在
  県立 市立367.2イ

【書籍】 川井ゆう 『わたしは菊人形バンザイ研究者』 新宿書房 2012.9


☆世の中にはいろんな人がいるもんだ。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今週はこれを読め』 vol.05 2012.11.28
■ 所 在
  県立 7F緑を楽しむG627.9カ 市立627カ

【書籍】 村上龍 『55歳からのハローライフ』 幻冬舎 2012.12


☆5つの中年物語。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.1-)』 2013/2/10 朝日
■ 所 在
  県立 7Fムラ 市立913.6ムラ

【書籍】 村上智彦 『医療にたかるな』 新潮新書 2013.3


☆夕張市立総合病院の再生に取り組む医師
p.92 マスコミの自作自演構造 JBプレスというウェッブ雑誌に反論
p.104 マスコミも自らの持つ「自作自演構造」が、社会をどんどん悪くしていることに気づくべき。
p.112 若月俊一 村で病気とたたかう 岩波新書
p.120 ビュルトツォルホ:看護師12人のチーム、ひとりひとりがジェネラリストでリーダーを置かない、フラットな組織運営。目的は、専門職が自律的に専門性を発揮するため。
p.160 元教師には先生、元看護師には先輩と呼ぶなど、その人の人生の物語を大切に扱うコミュニケーション術。すすきのアルバイトしていた時に、ホステスに教えられる。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.5.12 読売
  『出版物情報(2)』 (波 新潮社) 2013.4
■ 所 在
  県立 市立498ム

2013年12月11日水曜日

【書籍】 藤本壮介 竹内薫 『建築には数学がいっぱい!?』 彰国社 2012.2


建築家藤本壮介との対談。
作品がいくつか紹介されているが、感覚的というか、規則性から少しずらしてあるというか。
なかなかよい。

(藤本壮介著作 ×原初的な未来の建築 ×建築が生まれるとき ×藤本壮介読本)
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 10.医学・心理学 第137番 成毛眞編著 2012.10
  『今月読む本』 2012.2(その1)
■ 所 在
  市立520タ

【書籍】 神野直彦 『税金常識のウソ』 文春新書 2013.1


☆すっきりわかる。目からウロコ。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/3/24 毎日
■ 所 在
  市立345ジ 大学345J52

【書籍】 杉浦伝宗 『ミニ書斎をつくろう』 メディアファクトリー新書 2013.10


副題:自宅にスペースがなくとも書斎を持てる!
机の高さとイスの高さの差を差尺というが、理想的なのは、身長170cmで30cm、180cmで31.9cm。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.11-)』 2013.12.1 読売
  『今月読む本』 2013.11(その2)
■ 所 在
  市立

【書籍】 齋藤憲 『ユークリッド「原論」とは何か』 岩波9科学ライブラリー 2008.9


副題:二千年読みつがれた数学の古典
☆原論は何を目的にしていたのか。著者によると、口頭での証明ではないかという。暗唱か。
まあ、証明問題は知性を鍛えるにはいいかもしれないが、
(著作 『よみがえる天才アルキメデス』 市立410サ 大学410.23Sa25)
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『出版物情報(1)』 2008.11.5
■ 所 在
  市立414サ 大学410.2Sa25

2013年12月10日火曜日

【書籍】 コナー・ウッドマン 『フェアトレードのおかしな真実』 英治出版 2013.8


副題:僕は本当に良いビジネスを探す旅に出た
☆まあー、フェアトレードが本当にいいのかどうかはあるかもね。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.11-)』 2013.11.3 読売
■ 所 在
  市立678ウ

【書籍】 今橋理子 『兎とかたちの日本文化』 東京大学出版会 2013.9


うさぎの絵。うさぎの和菓子(神社でも)
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.11-)』 2013.11.24 朝日
■ 所 在
  8F702.1イ 市立702イ

【書籍】 入江敦彦 『英国のOFF』 新潮社 2013.9


副題:上手な人生の休み方
貝類、ジャム、豊かな自然。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.11-)』 2013.11.3 読売
  『出版物情報(2)』 (波 新潮社) 2013.9
■ 所 在
  県立 市立365イ

【書籍】 渡邉英徳 『データを紡いで社会につなぐ』 講談社現代新書 2013.10


副題:デジタルアーカイブのつくり方
Goolge Earthとの連動(ナガサキ・アーカイブ、ヒロシマ・アーカイブ)
■ 所 在   ☆☆☆☆☆
  7FS007.5ワ

【書籍】 ジェフリー・A・ベーダー 『オバマと中国』 東京大学出版会 2013.5


著者は、民主党員で国務省に勤務していた。民主党政権についても触れている。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.7.14 毎日 日経
■ 所 在
  市立319ベ

【書籍】 ズザンネ・ブッデンベルク トーマス・ヘンゼラー 『ベルリン 分断された都市』 彩流社 2013.9


東ドイツ時代の当事者に取材し、5人の実話をマンガで描いたもの。西ベルリンへの脱出劇も。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.11-)』 2013.11.17 読売
■ 所 在
  市立

【書籍】 青山千春 青山繁晴 『海と女とメタンハイドレート』 ワニブックス 2013.9


副題:青山千春博士ができるまで
40過ぎて夢あきらめず念願の博士を。
女性差別との戦いの歴史でもある。
水中音響学専門で海中のメタンハイドレートを発見。
p.158,159 クライアントの思ったとおりのシミュレーションが出ないOKが出ない。
夫婦で株式会社独立総合研究所の社長、取締役・自然科学部長。
☆高校時代、猪郷久義先生に地学を教わったとしている。猪郷先生には大学時代に授業を習ったな。
(前著 青山千春 希望の現場 メタンハイドレート 8F568.8ア)
■ 所 在   ☆☆☆☆☆
  7FS289.1ア

2013年12月9日月曜日

【書籍】 深見奈緒子 『イスラーム建築の世界史』 岩波書店 2013.7


☆写真は多いが、残念ながら、白黒。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.11 広告
  『今月読む本』 2013.8(その2)
  『出版物情報(2)』 (岩波書店) 2013.7
■ 所 在
  県立 市立522フ

【書籍】 アンドルー・ゴードン 『ミシンと日本の近代 消費者の創出』 みすず書房 2013.7


シンガー・システムは、単なるセールスウーマンではなく、使い方を教え、新たな女性の自活の姿でもあった。
それが消費をも促した。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.27 毎日 9.8 日経 9.1 読売
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.18 朝日
  『今月読む本』 2013.8(その2)
■ 所 在
  県立 市立582ゴ

【書籍】 鈴木遙 『ミドリさんとカラクリ屋敷』 集英社 2011.5


電信柱のある家。話としてはまあまあ。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『面白い本』 第2章(1)第28番 成毛眞 2013.1
■ 所 在
  県立 8F人文科学289.1キ 市立289キ

【書籍】 鈴木光太郎 『オオカミ少女はいなかった』 新曜社 2008.9


副題:心理学の神話をめぐる冒険
☆知らなかったな。オオカミ少女をめぐる真実。全部で8章あるが、実験偽装など、どれもこれも、心理学をめぐる不都合な真実だ。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『出版物情報(1)』 2008.10.26 日経
■ 所 在
  県立 8F人文科学140.4ス 市立140ス 大学140.4Su96

【書籍】 筒井功 『猿まわし 被差別部落の民俗学』 河出書房新社 2013.7


猿曳(引)という職業は、被差別部落。猿は馬の守り(中国・インドの信仰)。全国を回って歩くことから、隠密との説もある。
日吉(日枝)神社(山王権現)は猿回しが信仰する。
猿曳は明治維新で消滅。現在の猿回しは山口県由来で、明治以降、全国に。
猿回しは本来、牛馬の祈祷に特化したシャーマン。古語でイチはシャーマンの意。
(著作 ×サンカの真実三角寛の虚構)
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.6 朝日
■ 所 在
  県立 市立779ツ

【書籍】 コロナ・ブックス編集部 『イタリアの色』 平凡社 2013.9


イタリアの伝統色227色の紹介。
☆実にきれい。日本人から見ると、原色のようだが、自然な色であることがよくわかる。
(類似本) 『フランスの色』『日本の色』、とりあわせを楽しむ日本の色(県立 8Fアート757.3ト 市立757ト)

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.10(その2)
■ 所 在
  県立 8F757.3イ 市立757イ

2013年12月6日金曜日

【書籍】 大治朋子 『アメリカ・メディア・ウォーズ』 講談社現代新書 2013.9


副題:ジャーナリズムの現在地
アメリカの新聞。新聞発行が縮小しているなかでの取り組み事例。
ニューヨーク・タイムズはウェブは有料だが、単なる記事だけでなく、元なる発表資料へのリンクなどウィキペディアのよう。
筆者も利用しているという。
ただ、これはジャーナリズムの問題なのか?今までは人口が右肩上がりで経営が問題とならなかったが、これからは違うという共通課題ではないのか(日本の新聞は配達だからな)。
新聞はとりあえず買うものの、はっきり言って、読者の方を向いているとは思えない切り口ばかりなので、斜め読みだ。
本書を読むと、むしろ、既存のジャーナリズムに期待せず、自分で、調査分析専門のNPOジャーナリズムをたちあげたくなる。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.11-)』 2013.11.10 読売
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.27 日経
  『今月読む本』 2013.10(その2)
  『出版物情報(2)』 (講談社 読書人の雑誌) 2013.10
■ 所 在
  7FS070.2オ

【書籍】 忌野清志郎 『瀕死の双六問屋』 光進社 2000.9


エッセイ&アルバム紹介。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『みすず2012年読者アンケート』 24.千田善 国政政治・ジャーナリズム論
■ 所 在
  市立

【書籍】 アイザック・バシェヴィス・シンガー 『不浄の血』 河出書房新社 2013.3


副題:アイザック・バシェヴィス・シンガー傑作選
1978年ノーベル賞受賞。ポーランド生まれのイディッシュ語作家。
主な著作 ゴライの悪魔(歴史小説)、よろこびの日 ワルシャワの少年時代、羽の冠
ということらしいが、どうもな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.6.9 読売
■ 所 在
  県立 7F943シ 市立929シ

2013年12月4日水曜日

【書籍】 山口由実 『アマン伝説』 文藝春秋 2013.4


副題:創業者エイドリアン・ゼッカとリゾート革命
☆アマン・リゾートの創業者の話など。著者の父親がホテリエで母方のおば(曽野綾子)経由でインタビュー。なので、どうもな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.5.26 朝日 5.19 日経
■ 所 在
  市立

【書籍】 竹谷靭負 『富士山文化 その信仰遺跡を歩く』 祥伝社新書 2013.7


☆信仰の対象。仰ぎ見る存在。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.9.1 日経
■ 所 在
  7F163.1タ 市立163タ

【書籍】 ベン・マッキンタイアー 『英国二重スパイ・システム』 中央公論新社 2013.10


副題:ノルマンディ上陸を支えた欺瞞作戦
☆スパイ、二重スパイ、三重スパイ、まさに心理戦だな。何がウソで何が真実か。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.11-)』 2013.12.8 読売 11.24 日経
  『今月読む本』 2013.11(その1)
  『今週はこれを読め』 vol.55 2013.11.20
■ 所 在
   県立 8F391.6マ 市立391マ

【書籍】 ルイ・ドゥ・ブロイ 『物質と光』 岩波文庫 1972.2


☆先人がいてのこそ、物理の大発見(?)だな。よくわかる。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『ちょっと本気な千夜千冊』 4.光と量子の物理学 No.200 松岡正剛 2007.6
■ 所 在
  9F'78 大学旧'72

【書籍】 新戸雅章 『バベッジのコンピュータ』 ちくまプリマーブックス 1996.3


☆オーパーツみたいな早すぎる発明。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『ちょっと本気な千夜千冊』 9.情報ネットワーキング No.420 松岡正剛 2007.6
■ 所 在
  県立 9F 市立

【書籍】 ロード・ダンセイニ 『ペガーナの神々』 創土社 1975.3


荒俣宏訳。
☆おもしろいかな?
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『ちょっと本気な千夜千冊』 5.遠方からの返事 No.51 松岡正剛 2007.6
■ 所 在
  9F

【書籍】 山本周五郎 『虚空遍歴』 新潮社 1982.5


☆おもしろいかな?
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『ちょっと本気な千夜千冊』 6.津軽にパンソリ No.851 松岡正剛 2007.6
■ 所 在
  県立 8階壁書架918.6ヤ15

2013年12月3日火曜日

【書籍】 ニール・シュービン 『ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト』 早川書房 2008.9


副題:最新科学が明らかにする人体進化35億年の旅
☆これはおもしろい。腕立て伏せのできる魚からヒトは進化した。
その他、ヒトの体に進化の痕跡を見る。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.11-)』 2013.11.17 毎日
  『分厚い本と熱い本』 2008年 (書評者が選ぶ'08「この3冊」)  17.中村桂子
■ 所 在
  県立 8F自然科学467.5シ 市立467シ

【書籍】 吉見俊哉 『アメリカの越え方』 弘文堂 2012.10


副題:和子・俊輔・良行の抵抗と越境
明治国家だったり、アメリカだったり、抵抗したのだな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『みすず2012年読者アンケート』 42.生井英考 地域研究・映像文化論 72.柿沼敏江 音楽学
■ 所 在
  市立

【書籍】 岩井希久子 『モネ、ゴッホ、ピカソも治療した絵のお医者さん』 美術出版社 2013.6


副題:修復家・岩井希久子の仕事
☆修復家として、いい仕事してるね。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 7.アート・スポーツ 第58番
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.7.28 朝日
  『今週はこれを読め』 vol.30 2013.5.29
■ 所 在
  8F724.9イ 市立724イ

【雑誌】 『現代思想 総特集 フォン・ノイマン』(8月臨時増刊号) 2013.7


副題:ゲーム理論・量子力学・コンピュータ科学
わかったような、わからなかったような。
■ 所 在   ☆☆☆☆☆
  市民(7F雑誌コーナー)

【書籍】 ベルトラン・ジョルダン 『自閉症遺伝子』 中央公論新社 2013.10


副題:見つからない遺伝子をめぐって
単一遺伝子で発病するケースなら、遺伝子検査でわかるが、自閉症は複合的要因であり、それを引き起こす遺伝子の特定は難しい。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.11(その1)
■ 所 在
  8F493.7シ 市立493ジ

【書籍】 エドワード・O・ウィルソン 『人類はどこから来て、どこへ行くのか』 化学同人 2013.10


「社会生物学」で有名なウィルソンが問う、人間社会の進化。でも、あまりおもしろくないな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.11-)』 2011.12.1 日経
  『今月読む本』 2013.11(その1)
■ 所 在
  県立 8F481.7ウ 市立481ウ

【書籍】 あさりよしとお 『宇宙に行きたくて液体燃料ロケットをDIYしてみた』 学研教育出版 2013.9


☆すごいね。大学の部活の延長線ではあるが、本格的。
2013.8 すずかせ(第6号)打ち上げ成功したようだな。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.11-)』 2013.11.17 朝日
  『今月読む本』 2013.10(その2)
  『今週はこれを読め』 vol.53 2013.11.6
■ 所 在
  市立538ア

【書籍】 辺見庸 『いま語りえぬことのために』 毎日新聞社 2013.11


副題:死刑と新しいファシズム
☆死刑制度と死刑囚。
■ 所 在   ☆☆☆☆☆
  市立914.6ヘ

【書籍】 小堀桂一郎 『森鴎外 日本はまだ普請中だ』 ミネルヴァ書房 2013.1


旧字旧かなで書かれた本。妙な感じ。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/3/31 朝日
■ 所 在
  県立 市立910.268モ

【書籍】 ダフ・マクドナルド 『マッキンゼー』 ダイヤモンド社 2013.9


副題:世界の経済・政治・軍事を動かす巨大コンサルティング・ファームの秘密
☆神社のお札みたいなものかな。うまく行けば、ご利益だし、失敗しても、日頃の信心が足りないせい。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.11-)』 2013.11.17 読売
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.20 朝日
  『今週はこれを読め』 vol.48 2013.10.2
■ 所 在
  県立 市立

【書籍】 ベノワ・B・マンデルブロ 『フラクタリスト マンデルブロ自伝』 早川書房 2013.9


異端の学者、マンデルブロ。ひと昔前の数学の教科書(図を多用)で独学していたこともあり、図形認識が得意だったらしい。
ユダヤ系は将来の学問の選択を父親にアドバイスを得ているなど。
(著作)フラクタル幾何学(大学414Ma43'85) 禁断の市場(市立338マ)
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.11-)』 2011.11.24 読売
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.27 日経
  『今月読む本』 2013.10(その1)
  『今週はこれを読め』 vol.49 2013.10.9
■ 所 在
  県立 市立

2013年11月28日木曜日

【書籍】 エドワード・ハリソン 『夜空はなぜ暗い?』 地人書館 2004.11


副題:オルバースのパラドックスと宇宙論の変遷
☆確かに、疑問と言える。
宇宙に満ちているエネルギー量が少ないかららしい。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『主役はダーク』 (参考文献) 須藤靖 2013.3
■ 所 在
  県立 8F自然科学443.9ハ

【書籍】 ジェラルド・ダレル 『積みすぎた箱舟』 講談社 1973.2


動物学者のダレルによるアフリカの密林での体験。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『賢人の読書術』 1.成毛眞推薦本 成毛眞他 2013.5
  『バカにならない読書術』 旅行記を手に 養老猛司ほか 2007.10
■ 所 在
  県立 9F 市立

【書籍】 アルバート=ラズロ・バラバシ 『バースト! 人間行動を支配するパターン』 NHK出版 2012.7


「新ネットワーク思考」に続く第2弾。
人間行動はランダムではなく、ベキ法則が成り立ち、バーストが予測される。
その原因として、優先順位付けではないか、という。

p.179 ポアソンの習慣
興味深い問題は、ノートに書き留め、その後、中断前の問題に集中する。その手元の問題が解決すると、ノートに走り書きされた問題のリストを眺め回し、最も興味深いと思ったものを次の課題として選び出す。

【参考図書】
ゴードン・ベル 『ライフログのすすめ』
×ジョン・スタチェル編 アインシュタイン論文選「奇跡の年」の5論文 ちくま学芸文庫
ジェイムズ・グリック ニュートンの海 県立 8F人文科学289.3ニ 市立289ニ 大学289.3N68
バラバシ The origin of bursts and heavy trails in human dynamics,nature 435,no.207(2005) 電子メールのバースト
×ジュリー・モーゲンスターン 上位10%の人は知っている、仕事がうまくいく方法
アレック・マッケンジー 時間の罠 県立
アレック・マッケンジー スーパー時間管理術 県立 9F 市立
ユージン・グリースマン 成功する人の時間術 9F 市立
ジュリー・モーゲンスターン 超時間活用ノート 県立 西部 
マンデルブロ フラクタル幾何学 大学414Ma43'85
ニコラス・A・クリスタキスほか つながり 市立361.3ク
マーク・ブナキャン 歴史の方程式 県立 市立
マーク・ブナキャン 歴史は「べき乗則」で動く (上記の解題文庫版)
イアン・エアーズ その数学が戦略を決める データマイニング 県立 8F自然科学417エ 市立417エ
スティーヴン・ベイカー 数字で世界を操る巨人たち 県立 8F社会科学361.9ヘ 市立361.9ベ
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 10.医学・心理学 第92番
  『今月読む本』 2012.8(その1)
■ 所 在
  市立361.4バ

【書籍】 鈴木博之 『東京の「地霊」』 文藝春秋 1990.5


「地霊」はラテン語でゲニウス・ロキの訳という。土地の物理的形状に由来する可能性と、土地のもつ文化的・歴史的・社会的な背景と性格を読み解く要素も含まれている。
この概念は目に見えない潜在的構造を解読しようとする先鋭的な概念。
東京の近代を読み解く。
☆まあ、おもしろいが、ばらつきがある。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『東京スカイツリーと東京タワー』 言及図書 2011.10
■ 所 在
  県立 9F

2013年11月27日水曜日

【書籍】 鄭銀淑 『中国東北部の「昭和」を歩く』 東洋経済新報社 2011.7


副題:延辺・長春・瀋陽・大連 韓国人が見た旧満州
著者は、ソウル在住の紀行作家で、韓国や中国で日本植民地時代の面影が残る街をフィールドワークし続けているという。
☆ノスタルジーだな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.11(その1)
  『誰も戦争を教えてくれなかった』 p.104 古市憲寿 2013.8(東京駅、ソウル駅、天津駅(現・瀋陽駅)の類似性)
■ 所 在
  県立 市立292チ

【書籍】 河南省文物考古研究所編著 『曹操墓の真相』 国書刊行会 2011.9


いや、知らなかった。”曹操の墓”が発掘されていたのか。
その結果、曹操に対するネガティブイメージの一部が違うのではないか、としている点もおもしろい。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.10
■ 所 在
  県立 市立222ソ

【書籍】 マーティン・J・S・ラドウィック 『化石の意味 古生物学史挿話』 みすず書房 2013.9


まさに、昔のヒトは化石の意味をどう考えたのか。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.10(その2)
■ 所 在
  県立 市立457ル

【書籍】 五来重 『日本人の地獄と極楽』 人文書院 1991.3


へー。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.6.30 毎日
■ 所 在
  県立 8F人文科学181.0コ 市立

【書籍】 エレーヌ・ペイゲルス カレン・L・キング 『「ユダ福音書」の謎を解く』 河出書房新社 2013.10


強制される殉教への怒り
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2014.1-)』 2014.1.12 朝日
  『今月読む本』 2013.11(その2)
■ 所 在
  市立193ペ

【書籍】 鹿島茂 『蕩尽王、パリをゆく 薩摩治郎八伝』 新潮社 2011.11


豪商の3代目にして、200億とも800億とも言われる全財産をパリで蕩尽した日本人。バロンとも呼ばれたらしい。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.12(その1)
■ 所 在
  県立 8F人文科学289.1サ 市立289サ

【書籍】 ハル・ヴォーン 『誰も知らなかったココ・シャネル』 文藝春秋 2012.8


パリ占領時代の恋人がドイツ・スパイ(身分は外交官)だったという話。
戦後、対独協力の裁判を延期するため、店にアメリカ兵士は香水無料のサインを出した。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 2. 世界史 第12番
  『スミスの本棚 新しい自分 』 25.ピーコ ファッション評論家 2013.3
  『もっと面白い本』 No.6 成毛眞 2014.1
■ 所 在
  県立 8F人文科学289.3シ 市立289シ

【書籍】 デイヴィッド・シンクレア 『幻の国を売った詐欺師』 清流出版 2010.6


へえー。グレガー・マグレガーの生涯。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.7
■ 所 在
  県立 8F人文科学289.3マ 市立289マ

2013年11月25日月曜日

【書籍】 高橋秀実 『「弱くても勝てます」』 新潮社 2012.9


副題:開成高校野球部のセオリー
この本は、開成高校野球部の高校生のボケぐらいと筆者のボケ具合がちょうどよい本となっている。
高橋の他の本は筆者のボケ具合だけが浮かび上がって、ちょっと痛々しい。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 PAGE VIEW 第1位 著者インタビュー
  『新聞書評(2012.9-12)』 2012/11/11 朝日
■ 所 在
  県立 7FスポーツX783.7タ 市立783タ 大学783.7Ta33

【書籍】 井熊均 『性能限界』 日刊工業新聞社 2012.11


副題:モノづくり日本にたちはだかるもう一つの壁
ピンとこない本
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2012.12(その1)
■ 所 在
  県立

【書籍】 レスリー・R・クラッチフィールド ヘザー・マクラウド・グラント 『世界を変える偉大なNPOの条件』 ダイヤモンド社 2012.7


(6原則)
・政策提言とサービスを提供する
・市場の力を利用する
・熱烈な支持者を育てる(エバンジェリスト)
・NPOのネットワークを育てる
・環境に適応する技術を身につける
・権限を分担する
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2012.10(その2)
■ 所 在
  県立

【書籍】 堀江貴文 『金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?』 徳間書店 2013.4


刑務所服務中にもうけたメルマガの本。
ビジネスモデルは余り興味ないが、Q&Aを見ていると、質問する人たちが一緒だなと思う。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 6. 社会 第52番
  『今週はこれを読め』 vol.30 2013.5.29
■ 所 在
  市立

【書籍】 ロブ・クロット 『傭兵 狼たちの戦場』 原書房 2011.11


うーん。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.11(その1)
■ 所 在
  県立

【書籍】 クリストフ・ナイハード 『ヌードルの文化史』 柏書房 2011.7


世界のヌードル。絵がいい。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.8
■ 所 在
  県立 8F社会科学383.8ナ 市立383ナ 大学383.8N62

【書籍】 大橋義輝 『韓国天才少年の数奇な半生』 共栄書房 2011.10


副題:キム・ウンヨンのその後
数奇ではないが、自立した人生。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.12(その1)
■ 所 在
  県立

【書籍】 白井健次 『YS-11、走る!』 徳間書店 2008.1


副題:たった1人で世界と闘う技術者魂
著者は、(有)バイク技術研究所代表取締役。YS-11の設計にも関係。技術者の夢と魂の話。
これも、自動車に積み込み可能な超軽量小型自転車の開発をめぐる感動的なお話。
筆者は、行き詰まるとYS-11の設計書(説明書?)を読むという。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.8(その2)
■ 所 在
  県立

【書籍】 筒井信介 伊福部達監修 『ゴジラ音楽と緊急地震速報』 ヤマハミュージックメディア 2012.1


副題:あの警報チャイムに込められた福祉工学のメッセージ
緊急地震速報の「チャラン、チャラン」というチャイム音をめぐる、ちょっと感動するお話です。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2012.1(その1)
■ 所 在
  県立 市立369ツ

【書籍】 今和泉隆行 『みんなの空想地図』 白水社 2013.10


架空の地図を創るまで
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.11(その1)
■ 所 在
  市立290.1イ

【書籍】 織田一朗 『「世界最速の男」をとらえろ!』 草思社 2013.7


副題:進化する「スポーツ計時」の驚くべき世界
著者はセイコー入社。オリンピック等の競技の計測をめぐる話。
まあ、しかし、100分の1秒を巡るスポーツ競技って、やる方も、測る方も大変だ。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.8(その1)
  『今週はこれを読め』 vol.47 2013.9.25
■ 所 在
  県立 7FX780.4オ 市立780オ

2013年11月22日金曜日

【書籍】 ジェイミー・ドーラン ピアーズ・ビゾニー 『ガガーリン』 河出書房新社 2013.7


副題:世界初の宇宙飛行士、伝説の裏側で
アルコール依存症となり、34歳でジェット機の訓練中に事故死。
取材過程では、未だに関係ロシア人の口が堅いとしている。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.27 毎日 9.1 日経
  『今月読む本』 2013.9(その1)
  『今週はこれを読め』 vol.47 2013.9.25
■ 所 在
  県立 8F289.3カ 市立289ガ

【書籍】 ピーター・ハンソン 『「ローマの休日」を仕掛けた男』 中央公論新社 2013.5


副題:不屈の映画人ダルトン・トランボ
ハリウッドのブラックリストに載っていた脚本家が、密かに「ローマの休日」の脚本を書いたという。
そういう意味で「不屈」
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.7.7 読売
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.5.26 日経
  『今週はこれを読め』 vol.30 2013.5.29
■ 所 在
  県立 市立

【書籍】 アントワーヌ・ヴィトキーヌ 『ヒトラー「わが闘争」がたどった数奇な運命』 河出書房新社 2011.5


ふむ。
ヒトラーは学はなかったが、記憶力がよく、膨大な読書で知識を得た。
「わが闘争」は手の内を晒しているもので、国内でも概要は禁止され、占領したフランスでは発禁された。
戦後、ドイツ人は、「わが闘争」は家にはあるが、読んでいない、としているらしい。
トルコでベストセラーという。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.7
■ 所 在
  市立311ビ

【書籍】 バス・ヴァン・アベルほか 『オープンデザイン』 オライリー・ジャパン 2013.8


副題:参加と共創から生まれる「つくりかたの未来」
☆オープンデザインって燃えてくるな。
オープンソースから、ものづくりまでを含め、オープンデザインという概念で整理できるかと思う。
その場合、やはり、著作権などの法的問題を整理しておく必要があるのでは。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』2013.9(その1)
■ 所 在
  県立

(推薦図書)
1.集合知
As We May Think, Bush 1945
Augmenting human intellect, Engelbart, 1962
literary machines ,nelson 1987
コンピュータ・通信 Simon
the attention economy and the net, goldhaber, 1997
多様な意見はなぜ正しいのか page
the use of knowledge in society, hayek
cognitive in the wild, hutchins, 1995
collective intelligence ,levy, 1997
collective intelligence, tovey
networks, crowds, and markets, easley
ネット・バカ
2.オープンソース
githubをすすめる
the success of open source,weber
伽藍とバザール www.catb.org/~esr/writings/cathedral-bazaar/cathedral-bazaar/
coae's penguins, or, Linux and the nature of the firm, benkler
the wealth of netwoks, benkler
3.集合知の限界
infotopia: how many minds produce knowledge, sunstein
みんなの意見は案外正しい
狂気とバブル mackay
groupthink: psychologica studies of policy decisions and flascoes,janis
4.ネットワーク化された科学一般
hypertext pulishing and the evolution of knowledge, drexier
5.データドリブン・サイエンス
the fourth paradigm: data-intensive scientific discovery, gray http://research.microsoft.com/en-us/collaboration/fourthparadigm
the unreasonable effectiveness of data, halevy
how to write a spelling corector http://norvig.com/spell-correct.html
集合知プログラミング segaran
6.科学の民主化と市民科学
民主化するイノベーションの時代 hippel
open innovation, chesbrough
みんな集まれ shirky
http://www.shirky.com/herecomseverybody/2008/04/lookin-for-the-mouse.html
7.オープンサイエンス
http://www.earlham.edu/~peters/hometoc.htnml
http://cameronneylon.net
twitter open science
http://sciencecommons.org/ http://sciencecommons.jp/
http://okfn.org http://okfn.jp/


【書籍】 ジョシュア・フォア 『ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』 エクスナレッジ 2011.7


記憶の宮殿(場所記憶法)、数字変換法(アルファベットに)など
トニー・ブザンも記憶法が出発点。
ただ、筆者も述べているように、学校はいざしらず、人生では記憶法だけが全てではない。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.8
■ 所 在
  県立 8F人文科学141.3フ 市立141フ

【書籍】 栗田昌裕 『謎の蝶アサギマダラはなぜ海を渡るのか?』 PHP 2013.9

1000~2000kmも春と秋に移動する蝶。筆者は医者にして、アサギマダラの研究者。
氷河が原因で海を移動するようになったのではと、している。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.11-)』 2013.11.17 朝日   『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.13 日経
  『今週はこれを読め』 vol.51 2013.10.23
■ 所 在
  県立 市立486ク

2013年11月20日水曜日

【書籍】 須藤斎 『海底ごりごり地球史発掘』 PHPサイエンス・ワールド新書 2011.12


最近、若手研究者の研究紹介の本が目立つがいいことだ。
本書もそれなりにおもしろい。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2012.1(その1)
■ 所 在
  県立

【書籍】 松家仁之 『沈むフランシス』 新潮社 2013.9


前作「火山のふもとで」もそうだったが、この小説に流れている時間と空間はとても心地よい。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.11-)』 2013.12.1 朝日 11.3 毎日
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.27 読売
■ 所 在
  県立 7Fマツ 市立913.6マツ

2013年11月19日火曜日

【書籍】 長谷川英祐 『働くアリに幸せを』 講談社 2013.9


副題:存続と滅びの組織論
まあ、組織論ですな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.13 日経
  『出版物情報(2)』 (講談社 読書人の雑誌) 2013.10
■ 所 在
  市立481ハ

【書籍】 松尾晋一 『江戸幕府と国防』 講談社選書メチエ 2013.10


ふむ。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.3(その2)
■ 所 在
  県立 市立210.5マ 大学文庫210.5Ma85

【書籍】 成毛眞編著 『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 中央公論社 2013.10


 書籍リスト
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.10(その2)
■ 所 在
  市立902ナ13

【書籍】 長沼毅 『深海生物学への招待』 NHKブックス 1996.8


おもしろい。確かに、東日本の造山運動の時期の地質には、パイライトがパイプ状になって産出されるケースがある。
ワームチューブほど、固まっていることはないが、生物遺骸を示すものかと思う。
あと、2枚貝の化石は見た記憶はないが、まとまって産出されるという話はどっかで聞いたような。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.9.29 読売
■ 所 在
  県立 8F自然科学481.7ナ 市立

【書籍】 高橋誠 『かけ算には順序があるのか』 岩波科学ライブラリー 2011.5


これは萌えるテーマだな。
結局は、式の解釈しだいではどちらも可能。
☆順序ではなく、内包量と外延量の違いを教える方が重要かと思う。内包量は一人あたりの個数とか、一時間あたりの距離とか割り算に関係があり、割り算は、掛け算の逆演算ということをきちんと教える必要がある。
順序という形式論ではだめだ。だから、むしろ、単位を書けという、高校の化学、物理の計算に繋がる教え方の芳が重要。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.11(その1)
■ 所 在
  県立 8F自然科学411.1タ 市立411タ 大学411.1Ta33

【書籍】 なかだえり 『駅弁女子』 淡交社 2013.4


副題:日本全国旅して食べて
JRで旅行の予定があるなら、ぜひ見るべき本。
事前に連絡すれば、停車の短時間でも届けてくれるとのこと。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.5(その2)
■ 所 在
  県立

【書籍】 堀川大樹 『クマムシ博士の「最強生物」学講座』 新潮社 2013.9


副題:私が愛した生きものたち
クマムシは、体長が0.1-1.0mmの生物で、耐熱、耐放射線に優れた生きもの。
筆者によれば、とても可愛いとのこと。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.13 読売
  『今週はこれを読め』 vol.47 2013.9.25
■ 所 在
  県立 8F460.4ホ 市立460ホ

【書籍】 トーマス・ヘイガー 『サルファ剤、忘れられた奇跡』 中央公論新社 2013.3


副題:世界を変えたナチスの薬と医師ゲルハルト・ドーマクの物語
サルファ剤は戦争中で広く使われた抗菌剤。
戦争中に大量生産されたが、ペニシリンなどの抗生物質が開発されると忘れられたが、動物に使用されることとなった。
サルファ剤が医学・創薬の面で革命を起こした。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今週はこれを読め』 vol.22 2013.4.3
  『ノンフィクションはこれを読め! 2013』 10.医学・心理学 第85番
  『もっと面白い本』 No.55 成毛眞 2014.1
■ 所 在
  県立 市立492ヘ

2013年11月14日木曜日

【書籍】 川村湊 『海峡を越えた神々』 河出書房新社 2013.8


副題:アメノヒボコとヒメコソの神を追って
☆おもしろいね。古代は韓国と日本(倭)の国の交流がある。筆者は、韓国→倭という流れとしているが。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.9(その2)
■ 所 在
  県立

【書籍】 逢坂剛 『バックストリート』 毎日新聞社 2013.6


展開がワンパターンな上に、文章うまくない。ドイツのミニ知識が披瀝されるが、溶け込んでいない。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.4 朝日 7.21 毎日
■ 所 在
  県立 7Fオウ 市立913.6オウ

【書籍】 海保嶺夫 『エゾの歴史』 講談社選書メチエ 1996.2


副題:北の人びとと「日本」
p.26 エゾ地の交易関連年表
p.270 北方史研究のあり方
■ 所 在   ☆☆☆☆☆
  県立 8F人文科学210.0カ 市立 大学文庫Ka21

【書籍】 A・J・ジェイコブズ 『聖書男』 阪急コミュニケーションズ 2011.9


副題:現代NYで「聖書の教え」を忠実に守ってみた1年間日記
8ヶ月旧約聖書、4ヶ月新約聖書に従う。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.9
■ 所 在
  県立 市立193シ

【書籍】 尾池和夫 『四季の地球科学』 岩波新書 2012.7


副題:日本列島の時空を歩く
p.xii 本を読むとき、自分で索引をつくりながら読む。パソコンに記録しておくと、検索が容易。
■ 所 在   ☆☆☆☆☆
  県立 7FS450.9オ 大学文庫1379

【書籍】 丸山宗利 『ツノゼミ ありえない虫』 幻冬舎 2011.6


カメムシ目ツノゼミ科。大きさ2-25mm。日本にもいる。ツノゼミは甘い蜜を出すのでアリがが群がっている。
不思議な形態も進化なんだろうが、何なんだろうな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『福岡ハカセの本棚』 16.本書で新たに取り上げた本 No.29
  『今月読む本』 2011.7
■ 所 在
  県立 6FY248

【書籍】 長田俊樹 『インダス文明の謎』 京都大学学術出版会 2013.10


副題:古代文明神話を見直す
専門家による「×インダス 南アジア基層世界を探る」を踏まえた本。
インダス文明は遺跡数に比べて発掘された遺跡が少なく、詳細は知られていない。
筆者によると、大河文明ではないという。では何?(食料生産、交通手段等)
インドはインダス文明の残存地帯でもあるようだ。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今週はこれを読め』 vol.54 2013.11.13
■ 所 在
  県立 8F225.0オ 市立225オ

【書籍】 岸本達也 『写真の裏の真実』 幻戯書房 2011.12

副題:硫黄島の暗号兵サカイタイゾーの選択

硫黄島で戦争終結のため、自ら降伏した日本兵。通信兵であったため、軍の機密を知る立場にあり、それを積極的に米軍に伝えたという。
番組の取材ウラ。
☆番組に伴う本にしては、おもしろく、一気に読ませる展開だが、残念なことに個人史になってしまっている。
ちなみに主人公は青森市出身という。
(参考 中田整一 トレイシー 日本兵捕虜秘密尋問所 県立 8F社会科学391.6ナ 市立391ナ)
 (中田 「ニ・ニ六事件 消された真実」NHK特集 盗聴ニ・ニ六事件 県立 8F人文科学210.7ナ 市立210.7ナ)
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.12(その1)
■ 所 在
  県立 市立210.7キ

【書籍】 ルイーズ・バレット 『野性の知能』 インターシフト 2013.7


副題:裸の脳から、身体・環境へのつながりへ
認知科学では、脳至上主義から、身体と環境のかかわりを重視する研究が盛んになっているらしい。
☆「野性の~」というタイトルのつけ方がいやらしいな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.11 読売
  『今週はこれを読め』 vol.37 2013.7.17
■ 所 在
  市立481バ

【書籍】 クラフト・エヴィング商會 『おかしな本棚』 朝日新聞出版 2011.4


 書籍リスト
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.7
■ 所 在
  県立 8F一般019.9ク 市立019ク

【書籍】 秋庭俊 『森鴎外の「帝都地図」』 洋泉社 2011.11


副題:隠された地下網の秘密
森鴎外が1909年(明治42)に「東京方眼図」を公刊しているが、実はこの地図が江戸幕府、明治政府が秘匿している東京都の地下構築物(地下道、水道、砲台など)を暗に示したものという。
江戸はオランダ式築城術に基づいており、地下に水道、要所に砲台等がおかれ、それを明治政府が引き継ぎ、水道は地下鉄や秘密の地下道に利用されているという。地名・町名もオランダの地図上の暗号に符合するという。(地名・町名はちょっとできすぎか。)
まあ、確かに、ヨーロッパやアメリカの都市は地下に水道とかが張り巡らされているのは周知。
問題は、著者のいうとおりとして、何故、森鴎外が暗号めいた地図として公刊したのか。
表現の自由と解釈しているようだが、軍事関係なので、これが諸外国に明らかにされれば国防上問題があることはわかっているはず。
どうも腑に落ちない。それに本書で見る限り、すべての地下構築物は筆者の想像とあやしい伝聞のようだ。

都市の埋もれた(秘密の)地下構築物の話としては、結構ありうると思っているので残念。
私も学生の頃、秘密の入り口から地下道探検を行ったことがある。(東京ではない。やはり道路沿い。)

(著作)『帝都東京・隠された地下網の秘密』1,2 県立 9F、帝都東京・地下の謎86 『写真と地図で読む!帝都東京・地下の謎』 2004 8F518.8ア 市立)
(著作 『新説東京地下要塞』 2006.、大東京の地下鉄道99の謎、 大東京の地下400年99の謎)
■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『今月読む本』 2011.11(その1)
■ 所 在
  県立

2013年11月12日火曜日

ノオト

部屋の片付けをしていたら、「ノオト」と書かれた大学生時代のノートが出てきた。 恥ずかしい雑文だが、読んでみると、それを書いたときの心情が思い出される。 ふ~む。忘れていないものだな。人間って変わらないものか。 捨てようかと思ったが、とりあえず取っておいた。

2013年11月11日月曜日

【書籍】 NHKスペシャル取材班 『未解決事件 オウム真理教秘録』 文藝春秋 2013.5


取材班の原稿の寄せ集めなのでバラバラな印象。番組見た方がよい?
また、秘録と言っても、選挙に敗ける前から麻原は武装化・国家破壊(ハルマゲドンの成就)を志向し、戦う王(キリスト)を目指していたという。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.7.7 毎日
■ 所 在
  県立 8F169.1ミ 市立169ミ

【書籍】 森まゆみ 『「青鞜」の冒険』 平凡社 2013.6


副題:女が集まって雑誌をつくるということ
歴史の教科書で習う程度だからな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013年総括)』 読売 6.角田光代
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.25 朝日 読売
  『今月読む本』 2013.7(その1)
■ 所 在
  県立 市立367.1モ

【書籍】 フィリップ・ボール 『かたち』 早川書房 2011.9


副題:自然が創り出す美しいパターン
口絵だけがカラー。ちょっと残念だな。数式もないし。(他2冊あり)
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『福岡ハカセの本棚』 16.本書で新たに取り上げた本 No.20
  『今月読む本』 2011.10
■ 所 在
  県立 市立463ボ

【書籍】 ダニエル・ピンク 『人を動かす、新たな3原則』 講談社 2013.7


副題:売らないセールスで、誰もが成功する!
☆あいかわらずおもしろいね。ただ、なんとなくハウツーものになっている?

・同調(他との調和)、浮揚力(精神的強靭さと楽観的見通し)、明確性(不透明な状況を理解する能力)

p.31 職場での40%の時間が売らない売り込みをする。他人を説得したり、影響を与え、納得させること。1時間毎に約24分が人を動かすことに費やされている。
p.142 解決すべき本当の問題を発見する
p.162 キュレーターになる http://www.bethkanter.org/content-curation-101/
1.探 す 何かのテーマで1日2回、15分ずつ。
2.識別する 集めた資料から意味を創りだして真の価値を付け加える。毎日管理。
3.共有する メール、ニュースレター、ファイスブック
p.165 推薦図書(フレーミング、問題発見、キュレーション)
1.影響力の武器 ロバート・チャルディーニ 県立(第2版) 市立 大学361.4C71 
2.アイデアの力 チップ・ハース 県立
3.スイッチ! チップ・ハース 県立 8FビジネスN336.2ハ
4.そのひとクチがブタのもと ブライアン・ワンシンク 県立 7F家族F498.5ワ 市立
5.実践 行動経済学 リチャード・セイラー 県立 8F社会科学331セ
p.222 推薦図書(即興)
×1.インプロ キース・ジョンストン
2.即興術 ヴァイオラ・スポーリン 市立
3.なし
×4.スタンフォード・インプロヴァイザー パトリシア・ライアン・マドソン
5.なし
(前著 モチベーション3.0 県立 8FビジネスN336.4ヒ 大学336.4P66)
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『出版物情報(2)』 (講談社 読書人の雑誌) 2013.10
■ 所 在
  市立673ピ

【書籍】 栗原裕一郎 豊崎由美 『石原慎太郎を読んでみた』 原書房 2013.9


ほんと、石原慎太郎の本で読んだことないな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.27 朝日 9.15 毎日
  『今週はこれを読め』 vol.43 2013.8.28
■ 所 在
  市立

【書籍】 島崎今日子 『安井かずみがいた時代』 集英社 2013.2


作詞家4000曲。ただ、安井かずみをよく知らないな。
女性のあこがれ(ロールモデル)だったそうだ。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013.4.28 朝日
■ 所 在
  7F911.6ヤ 市立

【書籍】 堀内孝 『マダガスカルへ 写真を撮りに行く』 四月と十月文庫 2013.3


アフリカ大陸の東の島。
会社をやめてまで撮りに行く。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.18 毎日
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.5.5 読売
  『今月読む本』 2013.4(その2)
■ 所 在
  県立

【書籍】 坂口恭平 『TOKYO 0円ハウス0円生活』 大和書房 2008.1


ホームレスならぬ0円ホーム(ハウス)。おそるべき0円ハウスの構造とその生活者。
早稲田の建築出身なのに、設計も建設にも汲みしない著者の異端振り。
(前著 0円ハウス 県立)
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/4/21 毎日
■ 所 在
  県立 8F社会科学368.2サ

【書籍】 熊井英水 『究極のクロマグロ完全養殖物語』 日本経済新聞社 2011.7


32年かけて達成。すごいね。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『分厚い本と熱い本』 2011年 (書評者が選ぶ'11「この3冊」)  5.伊東光晴
  『今月読む本』 2011.8
■ 所 在
  県立 8F自然科学666.6ク 市立666ク 大学666.63Ku33

【書籍】 ティム・ジューダ 『アベベ・ビキラ』 草思社 2011.8

副題:「裸足の哲人」の栄光と悲劇の生涯
2度の優勝。おごり。酒癖。交通事故。
(訳者お薦め アベベを覚えてますか 山田一廣 ジューダが果たせなかったマモ・ウォルデへのインタビューを数十回繰り返した 県立 市立)
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.9
所在
  県立 市立

2013年11月8日金曜日

【書籍】 池田潤 『古事記のコード』 戎光祥出版 2011.12


副題:太陽のラインと隠された古代地図
要は夏至の日の出方向、冬至の日の出方向、真西とかに、さまざまなものが並んでいるということ。
そんな方向に並べてどんな意味があるのかな?並べることが聖なること?
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.12(その2)
所在
  市立210.3イ

【書籍】 ビバリー・シュワルツ 『静かなるイノベーション』 英治出版 2013.3


副題:私が世界の社会起業家たちに学んだこと
アショカのバイス・プレジデント。アショカは、誰もがチェンジメーカーが標語。2011年アショカ・ジャパンが発足。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/4/14 日経
■ 所 在
  市立335シ

【書籍】 上田一夫 『ペンギンのしらべかた』 岩波科学ライブラリー 2011.7


ペンギンの研究
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.9
所在
  県立 市立488ウ 大学488/ウU32

2013年11月7日木曜日

【書籍】 竹内正浩 『地図と愉しむ東京歴史散歩』 中公新書 2011.9


これもいい。もっと早く知っていれば東京出張がもっと樂しめたと思う。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.10
  『テーマ別:東京』 新書マップ
所在
  7FS213.6タ 大学文庫2129

【書籍】 鹿島茂 『悪の引用句辞典』 中公新書 2013.7


副題:マキアヴェッリ、シェイクスピア、吉本隆明かく語りき
毎日新聞の連載。
おもしろい本。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.8(その1)
  『今週はこれを読め』 vol.43 2013.8.28
所在
  7FS280.4カ 大学文庫

【書籍】 都出比呂志 『古代国家はいつ成立したか』 岩波新書 2011.8


古墳、鏡などの考古学資料を下に説明。
良い本である。
■ 所 在   ★☆☆☆☆
  県立 7FS210.3ツ 市立210.3ツ 大学文庫1325

【書籍】 ジュリア・ソリス 『ニューヨーク地下都市の歴史』 東洋書林 2011.7


おもしろい本だな。水路、地下鉄、病院のとんねる・システムが埋まっている。
都市遺産の地下探検だな。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2011.8
■ 所 在
  県立 市立518ソ

【書籍】 ブライアン・デイビッド・ジョンソン 『インテルの製品開発を支えるSFプロトタイピング』 亜紀書房 2013.6


著者はインテルの未来研究員である。10年後以降のコンピュータやガジェットの現実的な姿を予測するのが仕事。マクロプロッセの設計から開発まで5年から10年はかかる。
未来は定まっていないなことから、未来を作り出すために、SFプロトタイプを作る。つまり、未来に関するプロトタイプ、あるいは開発ののツールとしてSFを用いる。
SFプロタイプの作成プロセス
1.科学を選び、世界を作る;題材(科学、技術、社会問題)を選び、物語の舞台となる世界を設定する。
2.科学の変化点:プロトタイプで考察する科学ないしテクノロジーを紹介する。
3.科学が人々に及ぼす効果:1で設定した作品世界における科学の意義および効果を考察する。
4.人間の変化点:テクノロジーを現実世界に当てはめることで何が学べるのか。問題の解決策は。テクノロジーの改良点は。
5.何が学べるのか:4で得られた推測lや解決策、教訓、および人間に関する合意について考察する。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.4 日経
  『今月読む本』 2013.7(その1)
■ 所 在
  県立

2013年11月1日金曜日

【書籍】 田野大輔 『愛と欲望のナチズム』 講談社 2012.9


ナチズムは生の肯定。
性教育、ヌード、エロティシズムの肯定があった。銃後の性の乱れもあった。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『中央公論 平成24年総目次』 著者に聞く
  『今月読む本』 2012.10(その2)
  『今週はこれを読め』 vol.04 2012.11.21
所在
  県立 7F家族F367.9タ 市立367.9タ 大学文庫234.07Ta89

【書籍】 税所篤快 『「最高の授業」を世界の果てまで届けよう』 飛鳥新社 2013.6


e-Education.
途上国版ドラゴン桜。おもしろい本だし、素直に応援したいが。
ただ、大学合格のための予備校授業というのはちょっとな。
生涯にわたってホビーとして数学を学ぶには、とか、物理を学ぶには、とか、そういうのはないのかな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.7(その2)
  『今週はこれを読め』 vol.39 2013.7.31
■ 所 在
  県立

【書籍】 槇文彦 『漂うモダニズム』 左右社 2013.3


これまでの発表資料と書き下ろし。
p.454 山手線も中央線も、出来うる限り地価の安い谷間を選んで通したという事情があった。そのため、たとえば目黒駅等は駅のプラットフォームが谷に位置しているため駅舎から周辺への発展が一層容易になっている。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.6.2 毎日 読売 5.5 朝日
■ 所 在
  県立

【書籍】 金益見 『やる気とか元気がでるえんぴつポスター』 文藝春秋 2013.4


大阪の東生野夜間中学校の前に月替わりで「えんぴつポスター」が貼りだされる。標語のような短いもの。
夜間中学校の学生は85%以上が在日コリアン、平均年齢67歳。
読み書きができる嬉しさ、勉強ができる嬉しさにあふれている。
中学生にこれを見せると、猛烈に勉強を開始するらしい。
(著作)ラブホテル進化論で橋本峰雄賞。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/4/14 読売
■ 所 在
  県立

【書籍】 畑中章宏 『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』 晶文社 2013.8


副題:新美南吉の小さな世界
「権狐」が鈴木三重吉が手を入れることで「ごん狐」となった。
p.214 なにかを失くしてしまうことでしか、他人とつながれない人びとや動物が出てくる。現実の持つ残虐さや惨さを受けとめつつ、新美南吉は「最も弱いもの」が持つ力を描きだそうとしたのである。
p.215 柳田国男の「狐猿随筆」を読みなおした。
(著作)柳田国男と今和次郎-災害に向き合う民俗学、災害と妖怪-柳田国男と歩く日本の天変地異
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.25 日経
  『今月読む本』 2013.9(その2)
■ 所 在
  県立

2013年10月30日水曜日

【書籍】 三崎亜記 『逆回りのお散歩』 集英社 2012.11


小説。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.1-)』 2013/2/10 朝日
■ 所 在
  県立 7F日本文学ミサ 市立913.6ミサ

【書籍】 デイヴィド・シンメルペンニンク=ファン=デル=オイェ 『ロシアのオリエンタリズム』 成文社 2013.6


副題:ロシアのアジア・イメージ、ピョートル大帝から亡命者まで
サイード批判。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.9.8 読売
■ 所 在
  県立

【書籍】 中見真理 『柳宗悦』 岩波新書 2013.7


副題:「複合の美」の思想
柳宗理の父親。民芸の柳だが、実にさまざまな活動をしていたという。
「複合の美」とは宗悦の言葉で、野に咲く花は様々あって美しいさま。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.6 読売 9.8 毎日
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.25 日経
■ 所 在
  県立 7FS289.1ヤ 大学文庫1435

【書籍】 夢枕獏ほか 『ドキュメント電王戦』 徳間書房 2013.8


副題:その時、人は何を考えたのか
2014年春に、第3回電王戦をやるらしい。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.13 朝日
■ 所 在
  県立 市立796ド

【書籍】 斎藤充功 『証言 陸軍中野学校』 バジリコ 2013.7


副題:卒業生たちの追想
文字通りインタビュー。
(著作)伊藤博文を撃った男、刑務所を往く、警視庁検視官、陸軍中野学校情報戦士たちの肖像、謀略戦陸軍登戸研究所、昭和史発掘幻の特務機関「ヤマ」、「フルベッキ群像写真」と明治天皇すり替え説のトリック、諜報員たちの戦後・陸軍中野学校の真実、陸軍中野学校極秘計画
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.8(その1)
  『今週はこれを読め』 vol.42 2013.8.21
■ 所 在
  県立

【書籍】 『丹下健三 伝統と創造』 美術出版社 2013.8


副題:瀬戸内から世界へ
瀬戸内国際芸術祭2013・丹下健三生誕100周年プロジェクト
ただね、文章が多くて、彼の作品を堪能できない。
香川県庁舎はいいな。見てみたい。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.27 朝日
  『新聞書評(2013.11-)』 2013.11.17 朝日
■ 所 在
  市立523タ

【書籍】 山口晃 『山口晃大画面作品集』 青幻舎 2012.12


『すゞしろ日記』の印象があるが、作品は結構違うな。
何なんだろうな。見てみたほうがよい。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2012.12(その1)
■ 所 在
  市立723ヤ

【書籍】 風間春樹 『島田清次郎』 本の雑誌社 2013.8


副題:誰にも愛されなかった男
著者は精神科の医者。
20歳で「地上」でデビュー。総合失調症と診断され、25歳で精神病院に入院。
(参考)天才と狂人の間 杉森久英 伝記小説
   栄光なき天才たち 森田信吾 マンガ
☆忘れられた時代の寵児だったのか。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.27 朝日
  『今月読む本』 2013.9(その1)
■ 所 在
  県立 市立488ナ

【書籍】 森浩一 『敗者の古代史』 中経出版 2013.6


副題:記紀を読み直し、地域の歴史を掘りおこす
軽めの読み物。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.7.14 読売
■ 所 在
  市立210.3モ

2013年10月29日火曜日

【書籍】 小林紀晴 『メモワール 写真家・古屋誠一とのニ〇年』 集英社 2012.12


古屋誠一は自殺した妻(オーストラリア人)の写真集を何冊も出しているらしい。
このことに対する他の写真家とのやりとりもあったりする。
悲惨な現場を撮影するのは、写真家の性らしい。

p.51 藤原新也の書評集『末法眼蔵』 8Fアート740.4フ 市立
p.282 スーザン・ソンタグ『他者の苦痛へのまなざし』 県立 8F一般070.1ソ 大学070.17So48
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/3/24 毎日
  『新聞書評(2013.1-)』 2013/2/4 朝日
■ 所 在
  8F740.2コ 市立740コ

【書籍】 長岡弘樹 『教場』 小学館 2013.6


警察小説とされているが、シャーロック・ホームズ小説であり、成長小説でもある。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.9.1 朝日
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.18 日経
■ 所 在
  県立 7Fナカ 市立913.6ナガ

【書籍】 ディミトリス・コッタス 『一生に一度は泊まってみたい奇想天外ホテル』 エクスナレッジ 2013.5


森、砂漠、雪など、環境に溶け込むものが多い中で、日本は唯一京都のカプセルホテル。
どうなんだろうね。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.6(その1)
■ 所 在
  8F526.6コ 市立526コ

【書籍】 山下祐介 『東北発の震災論』 ちくま新書 2013.1


副題:周辺から広域システムを考える
☆弘前市の職員派遣もかかれているし、思ったより中立的な立場で書かれている。
と思ったが、最終章がいただけない。
広域システムが大きすぎる問題点(個々の人ではなく数値として把握されている。システムの綻びや社会の破局)を指摘し、それを踏まえた上で、広域システムの合理化に対向する「知」は西洋近代と異なる論理が必要で、東北は新しい社会形成の実験場としての再生を訴えている。
しかし、その指摘の根本は我々の生活がインター・ディペンダントであることから発生するものであり、社会が段々とその傾向を強めているからに他ならない。何をどこまでディペンダントし、どこまでインディペンダントを貫くのか、そういう覚悟の問題ではないかと思う。
さらには、資本主義社会の限界もあると思う。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/3/10 毎日 3/3 朝日
  『出版物情報(1)』 (ちくま 2013.2)
■ 所 在
  県立 市立369ヤ 大学文庫995

2013年10月28日月曜日

【書籍】 河原理子 『フランクル「夜と霧」への旅』 平凡社 2012.11


☆長い間誤解していたが、アウシュビッツ告発の本ではない。あくまでも、「それでも人生にイエスと言う」という表現があるように、生きるためのもの。ということのようだ。予想とは違って、重要な本だと思う。
p.85 苦悩と死こそが人生を意味あるものにする。
p.90 人間は、生きる意味を求めて問いを発するのではなく、人生からの問いに答えなくてはならない。
人間とは何か 山田國男監訳
p.193 孫がViktor & Iを作成、DVDで
(フランクルの生涯)
フランクル回想録 
人生があなたを待っている はドン・クリングバーグ・ジュニア
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『みすず2012年読者アンケート』 98.川本隆史 社会倫理学
  『新聞書評(2013.1-)』 2013/1/27 朝日
  『今月読む本』 2013.1(その1)
■ 所 在
  7F943フ 市立946カ

【書籍】 増谷和子 『カコちゃんが語る植田正治の写真と生活』 平凡社 2013.3

植田正治の写真は人が撮れているな。物をとっても人を感じる。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/4/14 朝日 3/24 毎日
  『今月読む本』 2013.5(その1)
■ 所 在
  市立740マ

【書籍】 宮田昇 『図書館に通う』 みすず書房 2013.5


副題:当世「公立無料貸本屋」事情
言及図書
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.6.30 朝日 6.16 毎日
■ 所 在
  県立 市立010ミ

【書籍】 加藤九祚 『シルクロードの古代都市』 岩波新書 2013.9


副題:アムダリヤ遺跡の旅
中央アジアの遺跡。アイハヌムでは古代ギリシャのポリス跡が発掘されている。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2010.10(その2)
  『出版物情報(2)』 (岩波) 2013.9
■ 所 在
県立 7FS229.6カ 大学文庫1444

(日本語文献)
前田耕作 バクトリア王国の興亡 ヘレニズムと仏教の交流の原点 県立
小谷仲男 大月氏 中央アジアに謎の民族を尋ねて 県立'99 大学229.6O17'10
×メアリー・ボイス ゾロアスター教 
小谷仲男 ガンダーラ美術とクシャン朝
(参考) 埋もれたシルクロード マッソン 岩波新書 1970 県立 9F 市立 大学新書庫229.6Ma65

【書籍】 浅見雅男 『伏見宮 もうひとつの天皇家』 講談社 2012.10


宮家の中でも伏見宮は南北朝時代に、2系統が入り乱れてかららしい。日本人なら読んでみてもよい。
■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『今月読む本』 2012.11(その1
■ 所 在
  県立 8F人文科学288.4ア 市立288.4ア

【書籍】 井上寿一 『理想だらけの戦時下日本』 ちくま新書 2013.3


テーマは、国民精神総動員運動。
(戦前日本史の3部作)
戦前昭和の社会 7FS210.7イ 市立210.7イ
戦前日本の「グローバリズム」 県立 8F社会科学319.1イ 市立319イ
戦前昭和の国家構想 講談社選書メチエ 県立 8F社会科学311.2イ 市立311イ 大学文庫311.21I57
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/4/14 朝日3.31 毎日
  『誰も戦争を教えてくれなかった』 p.33 古市憲寿 2013.8
■ 所 在
  大学文庫080.C44.1002

【書籍】 フランク・マクリン 『キャプテン・クック』 東洋書林 2013.3


副題:世紀の大航海者
どうも、最後はハワイ人にも部下にも見放された観のある状況で殺害されたようだな。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.6 毎日
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.6.23 読売
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/4/21 日経
■ 所 在
  県立 市立289ク

(訳者による関連文献)
17・18世紀大旅行記叢書 クックの航海日誌の第1回、第2回分 県立
キャプテン・クック 科学的太平洋探検 ジョン・バロウ編 県立
キャプテン ジェイムス・クックの生涯 ビーグルホール 県立
青い地図(上下) ホルヴィッツ 県立
クック航海日誌 岩波文庫(6巻) 大学文庫4110,4114,4124,4128,4138,4161


【書籍】 戌井昭人 『すっぽん心中』 新潮社 2013.8


芥川賞候補だったらしい。劇団の主宰者の作。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.20 読売
■ 所 在
  県立 7Fイヌ 市立913.6イヌ

【書籍】 オダサク倶楽部編 『織田作之助の大阪』 平凡社 2013.9


織田作之助って、知らなかったが、太宰治とか坂口安吾と並んで無頼派と称されていたようだ。
例の太宰治の有名なバーでの写真も、もともとは、織田作之助のついでの撮られたものという。
夫婦善哉や猿飛佐助で有名だが、33歳で死亡。当時からある大阪の紹介(食べ物含む)など。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.20 読売
■ 所 在
  7F910.2オ 市立910.268オ

【書籍】 松田広子 『最後のイタコ』 扶桑社 2013.7


☆南部イタコ。今は10人ほどしかいないという。
p.36 江刺家均 八戸南部、寛永4年(1627年)、岩手県遠野に移封。家臣団家族がオシラ様を持参。遠野物語は、八戸南部の影響。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.20 朝日
■ 所 在
  県立 8F郷土A387マ 市立387マ

2013年10月24日木曜日

【書籍】 久保将義 『関東連合』 ちくま新書 2013.9


副題:六本木アウトローの正体
六本木フラワー事件で有名らしい。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.13 読売
  『今週はこれを読め』 vol.48 2013.10.2
■ 所 在
  大学文庫1028
http://mediamarker.net/u/osawa_t/?asin=4480067337

2013年10月23日水曜日

【書籍】 イーサン・ウォッターズ 『クレイジー・ライク・アメリカ』 紀伊國屋書店 2013.7


副題:心の病はいかに輸出されたか
アメリカの製薬会社が日本を精神病(うつ病)の巨大マーケットして対応してから、日本ではうつ病が増えたのではないか。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.7.21 日経
  『今月読む本』 2013.7(その1)
  『今週はこれを読め』 vol.37 2013.7.17
■ 所 在
  県立 市立493ウ

【書籍】 アマドゥ・クルマ 『アラーの神にもいわれはない』 人文書院 2003.7


副題:ある西アフリカの少年兵の物語
小説。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.5.26 朝日
■ 所 在
  県立 6FY91クル

【書籍】 マッシモ・カッチャーリ 『死後に生きる者たち』 みすず書房 2013.7


副題:<オーストリアの終焉>前後のウィーン展望
☆うーん。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.9.15 朝日
■ 所 在
  市立702カ

【書籍】 王輝 『文化大革命の真実 天津大動乱』 ミネルヴァ書房 2013.5


☆生々しいの。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.7.21 日経
  『出版物情報(1)』 (本 講談社 2013.3)
■ 所 在
  県立 市立222ワ

【書籍】 キャロル・キサク・ヨーン 『自然を名づける』 NTT出版 2013.9


副題:なぜ生物分類では直感と科学が衝突するのか
☆ピンとこない。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.11-)』 2013.11.10 朝日
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.9.29 日経
  『今月読む本』 2010.9(その1)
  『今週はこれを読め』 vol.46 2013.9.18
■ 所 在
  県立 市立461ヨ

2013年10月22日火曜日

【書籍】 森見登美彦 『聖なる怠け者の冒険』 朝日新聞出版 2013.5


☆ぴんとこない。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.6.30 日経
■ 所 在
  県立 7Fモリ 市立913.6モリ

【書籍】 山田篤美 『真珠の世界史』 中公新書 2013.8

副題:富と野望の五千年
日本の真珠は取り残されている。世界の様々な地域で養殖されている。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.9.29 日経
  『今月読む本』 2010.9(その1)
  『今週はこれを読め』 vol.48 2013.10.2
■ 所 在
  県立 7FS668.8ヤ 大学文庫2229

【書籍】 中村方子 『ミミズのいる地球』 中公新書 1996.4


副題:大陸移動の生き証人
☆昔の本なので、遺伝子解析しているわけではないらしい。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『打ちのめされるようなすごい本』 第29番 米原万里 2006.10
  『使える新書 教養インストール編』 第5章(15) 2003.12
■ 所在
  県立 7FS483.9ナ 市立

【書籍】 青木薫 『宇宙はなぜこのような宇宙なのか』 講談社現代新書 2013.7


副題:人間原理と宇宙論
☆どうもよくわからないな。別に人間原理など考えなくとも、人間が認知可能な環境あるいは、環境を踏まえて進化しただけにすぎない。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『もっと面白い本』 No.13 成毛眞 2014.1
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.9.29 読売
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.25 広告
  『今週はこれを読め』 vol.39 2013.7.3
■ 所 在
  7FS443.9ア 市立443ア

【書籍】 池田譲 『イカの心を探る』 NHK出版 2011.3


副題:知の世界に生きる海の霊長類
☆へえーである。
イカは神経が太いし、社会的行動もする。イカは自己認識するか研究中。
(参考 奥谷喬司 『イカはしゃべるし、空もとぶ』
■ 所 在   ★☆☆☆☆
  県立 8F自然科学484.7イ 市立484イ 大学484.7I32

【書籍】 エリック・ブリニョルフソン アンドリュー・マカフィー 『機械との競争』 日経BP社 2013.2


☆おもしろくないな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/4/21 日経 3.17 朝日 日経
■ 所 在
  県立 市立504ブ

【書籍】 ジョン・マーズラフ トニー・エンジェル 『世界一賢い鳥、カラスの科学』 河出書房新社 2013.9


☆今一つ、ピンと来ない本。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2010.9(その2)
■ 所 在
  市立488マ

【書籍】 高野誠鮮 『ローマ法王に米を食べさせた男』 講談社 2012.4


副題:過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?
☆おもしろい人だね。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 6.社会 第65番 成毛眞編著 2012.10
■ 所 在
  県立 8F社会科学318.6タ 市立318タ

【書籍】 丸山里美 『女性ホームレスとして生きる』 世界思想社 2013.3


副題:貧困と排除の社会学
小難しい本。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.5(その1)
■ 所 在
  市立368マ

【書籍】 内田良 『柔道事故』 河出書房新社 2013.6


海外の事例からは柔道は必ずしも危険な競技ではない。
しかし、日本の部活動では、中学校ではダントツ、高校ではラグビー並に、死亡率が高い。
初心者が大外刈りや背負投で頭部にダメージを受けることが多い。
あるいは、行き過ぎた指導など。
☆中学校で柔道部だったが、そんなに練習もなかったな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.7.28 毎日
■ 所 在
  県立 市立789ウ

【書籍】 范毅舜 『丘の上の修道院 ル・コルビュジエ最後の風景』 六曜社 2013.6


フランスのラ・トゥーレット修道院。ドミニコ会。
コルビュジェ以外にも、現代建築家による宗教施設を取り上げている。
外観はコルビュジェそのものだが、内部は敬虔さが漂う。
内壁が白く、青森県立美術館を思い出す。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.7.14 朝日
■ 所 在
  県立

【書籍】 武田正倫 西田賢司 『世界の美しい透明な生き物』 エクスナレッジ 2013.7


☆タイトルどおり、とても美しい写真。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.25 読売 7.28 日経
  『今月読む本』 2013.7(その1)
■ 所 在
  県立 8F748セ 市立748セ

2013年10月21日月曜日

【書籍】 大沢在昌 『冬芽の人』 新潮社 2013.1


☆一気に読ませるね。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/3/3 毎日
  『出版物情報(1)』 (波 新潮社 2013.2)
■ 所 在
  県立 7F日本文学オオ 市立913.6オオ

【書籍】 モーリス・ルブラン 『ルパン、最後の恋』 早川書房 2012.9


幻の遺作。推敲途中で死亡したらしい。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2012年総括)』 毎日新聞 6.井波律子
  『本の雑誌2012ベスト10』 2.読者が選んだベスト10
■ 所 在
  県立 7F953ル 市立953ル

【書籍】 日本スペースガード協会 『大隕石衝突の現実』 ニュートンプレス 2013.4


副題:天体衝突からいかに地球をまもるか
☆協会のみなさまには、ごくろさま、としかいいようがない。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.5.26 毎日
■ 所 在
  県立

【書籍】 奥谷喬司編著 『日本のタコ学』 東海大学出版会 2013.6


『新鮮イカ学』のタコ編。
p.25 全世界のタコ漁獲量の半分は日本に輸入。
p.26 タコはタウリンが多いが、茹で汁に出てしまう。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.11 朝日
■ 所 在
  県立 市立484オ

【書籍】 盛口満 『雨の日は森へ』 八坂書房 2013.3


副題:照葉樹林の奇妙な生き物
沖縄大学勤務。
照葉樹林のレフュージア。氷河期では、照葉樹林の分布は南、しかも、海岸部、島へ押し縮められ、一時避難所になった。縄文時代にはそこから分布を広げたと考えられている。(地図上では、千葉県沖館市沖の島。静岡。紀伊半島、四国、大隅半島。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.4(その1)
■ 所 在
  県立 市立653モ

【書籍】 エイミー・スチュワート 『邪悪な植物』 朝日出版社 2012.10


副題:リンカーンの母殺し! 植物のさまざまな蛮行
植物の毒性など。でも、なぜ毒になるのかな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今週はこれを読め』 vol.02 2012.11.7
■ 所 在
  8F471.9ス 市立471ス

【書籍】 市川伸一 『勉強法の科学 心理学から学習を探る』 岩波科学ライブラリー 2013.8


p.79 問題を解きっぱなしにしない。×の理由、うまくいく理由をメモする。
p.104 日本語でも英語でも要約文を書く。辞書をひく前に単語の意味を推測する
 本書は理論編。実践編は岩波ジュニア新書「勉強法が変わる本」
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『出版物情報(2)』 (岩波書店) 2013.8
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.11 広告
■ 所 在
  県立 市立371.4イ 大学141.33.l14

【書籍】 鈴木博之 『庭師小川治兵衛とその時代』 東京大学出版会 2013.5


明治から昭和にかけて活躍した庭師。工学部出身だけあって、イントロがなかなかおもしろい。
☆「哲学の道」の脇を流れる京都疏水の歴史、実現しなかった歴史、これがいいね。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.9.29 毎日
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.7.21 読売 7.7 日経
■ 所 在
  県立

【書籍】 アヌップ・シャー 『セレンゲティ大接近』 日経ナショナルジオグラフィック社 2013.1


地面から接写した動物の素顔。子どものライオンはかわいらしい。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/3/24 読売
  『今週はこれを読め』 vol.22 2013.4.3
■ 所 在
  県立 市立482シ

【書籍】 大滝秀治 谷子宇正彦 『大滝秀治写文集 長生きは三百文の得』 集英社 2013.5


大滝秀治、人生、演劇論を語る。2012.10逝去。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.7.14 毎日
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.6.9 読売
■ 所 在
  県立 市民(BM) 市立772オ

2013年10月18日金曜日

【書籍】 シェリル・サンドバーグ 『LEAN IN』 日本経済新聞社 2013.6


副題:女性、仕事、リーダーへの意欲
フェイスブックの最高執行責任者(COO)。TEDでの講演が(本を書く)きっかけとなったという。
女性は控えめなので、一歩前に出よ(lean in)という趣旨。
ビジネススクール出身者だけあって、巻末に詳細な文献リストが。
☆男こそ読むべき本ですな。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.9.1 日経
  『今週はこれを読め』 vol.36 2013.7.10
■ 所 在
  県立 8FN335.1サ 市立335サ

【書籍】 大澤武男 『ユダヤ人の教養』 ちくま新書 2013.8


副題:グローバリズム教育の三千年
☆ユダヤ民族たらしめる教育。対話による教育。
■ 所 在   ☆☆☆☆☆
  大学文庫1026

【書籍】 竹内正浩 『地図と愉しむ東京歴史散歩 都心の謎篇』 中公新書 2012.6


明治、大正、昭和にかけて、東京の変遷を地図、写真、遺構で探る。
☆これも、実におもしろい本。地形篇と併せて読みたい。
■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『出版物情報(1)』 (本の雑誌)2012.12
  『東京』
■ 所 在
  7FS213.6タ 大学文庫2170

【書籍】 久坂部羊 『医療幻想』 ちくま新書 2013.2


副題:「思い込み」が患者を殺す
☆なかなかおもしろい本。ゼロリスク幻想がかえって危ないとも言える。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.2(その2)
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/3/17 読売
  『出版物情報(1)』 (ちくま 2013.2)
■ 所 在
  市立498ク 大学080.C44.998

【書籍】 鎌田浩毅 『京大人気講義 生き抜くための地震学』 ちくま新書 2013.3


■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『出版物情報(2)』 (ちくま) 2013.6
■ 所 在
  大学文庫1003

p.160 (1)外出時常備携帯品
 東京出張時の携帯品(ちょっとおしゃれなリュックサックの中に常備):500mlの水、食べ物(スティク型の羊羹)、ポケットライト(携帯ペンライト)、帽子、手袋
p.160 徒歩で移動するので、勤務先のロッカーに、スニーカーなどを入れておく。週刊誌を頭にかざし、ビルからのガラスを防ぐ。日差しは帽子。手袋か軍手も必需品。懐中電灯と携帯ラジオ(手回し発電のもの)
p.163 企業や学校での準備
 飲料水と食糧(全従業員、全生徒の3日分)、楽品、電池、コーヒー用の砂糖はコンパクト。
 トイレ(水洗便所使えず):尿を吸収する高分子繊維など
p.164 安否確認の方法
 (1)NTTの災害用伝言ダイヤル:171(イナイ)+メッセージ+自宅の電話番号。171+自宅番号→メッセージ再生。なお、公衆電話で優先的に回線が確保される。
 (2)各携帯会社の震災用伝言板:メッセージ(?)入力や100字コメント
 (3)Googleのパーソンファインダー:名前を入力して安否情報を登録・確認
p.171 家庭で準備する防災用具
 (1)必需品1:即死回避グッズ:玄関や子供部屋のそばの壁にかけておく
 寝室には家具を置かない。置くなら確実に固定する。鉄製の突っ張り棒と家具の下に差し込むストッパーを併用すれば、L型家具とほぼ同じ効果が得られる。
 (2)必需品2:一次持ち出し品(リュックなどに入れて保管)1日分が目安
 ヘルメット(防災ずきん)、マスク、ゴーグル、食料(乾パンなど)、水(ひとり3リットル)、携帯ラジオ、救急キット、現金、懐中電灯、コップ、預金通帳や保障証のコピー、雨具、ナイフ、ポリ袋(「震災マニュアル」)
 (3)必需品3:二次持ち出し日:3日分、コンテナなどに入れて保管
 食料(インスタントラーメン、レトルト食品、缶詰など)、水(ひとり9リットル・保存期限の長いもの)、鍋、食器(アルミ容器や紙皿など)、ガスコンロ、ライター、ろうそく、乾電池、トイレットペーパー、防寒着、毛布(か寝袋)、下着、印鑑、その他(生理用品、おむつなど)
 キャンプ用品(卓上コンロ、ガスポンべ、固形燃料、簡易食器)、下着類、靴下、防寒用の毛布、軍手、雨具、カイロ
 携帯ラジオと電池(手回し充電ラジオ)、懐中電灯、ろうそく、マッチ
 (4)必需品4:避難生活対応品:2週間分
 水と食料。簡易ガスコンロ(マッチやライターなしで使える)、布製粘着テープ(油性マジックでメモ、ガラスの破片をとる)、食品用のラップ(水不足のとき食器に使う。余った食品の保存)
 梱包用のひも、風呂敷、ダンボールは居場所の確保、防寒
 自宅が被災した場合:キャンプ用品が役に立つ(テント、寝袋、バーベキュー用品一式)
 ロープ・ビニールシート・雨具、ナイフ、ハサミ、タオルはさまざまに
 折りたたみポリタンクは給水車から飲料水をもらうのに便利
 携帯用トイレ、紙袋、ビニール袋などの予備
 避難・救助用品:ナイフ、ロープ、シャベル、バール、ノコギリ、ハンマー等の工具

p.180 防災グッズ本
 地震イツモノート(県立 8F社会科学369.3シ 市立)、4コマですぐわかるみんなの防災ハンドブック、地震わが家のお助けノート、大震災サバイバルハンドブック、女性のための防災BOOK(県立)、身近なもので生き延びろ(7FB369.3ニ)
 サバイバルグッズは登山用がもっとも優れている。モンベル社「浮くっしょん」は日常は座布団で、津波時はライフジャケット
 普段使いを防災グッズにするため、アウトドア用品を防寒具、雨具、下着などに利用している。

p.181 企業の事業継続計画(Business Continuity Plan)
 緒方順一ほかBCP<事業継続計画>入門、昆正和・あなたが作るやさしいBCP 第2版(県立)

p.223 減災実現のために
 1年単位のスケジュールに減災活動を入れる(土手の花見)
 10年スケール災害対応:毎年どこかで起きている
 100年スケール災害対応:「稲むらの火」のような伝説
  濱口梧陵(私財で防波堤)
 東日本大震災:森の防波堤
 関東大震災:瓦礫を埋めて山下公園をつくった
 第2次世界大戦後のベルリン:瓦礫などを埋めて公園を再建

2013年10月17日木曜日

【書籍】 古市憲寿 『誰も戦争を教えてくれなかった』 講談社 2013.8


世界の戦争博物館訪問。
☆脚注だけを読んでもおもしろい。
脚注言及文献
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.9.29 読売 9.8 広告
■ 所 在
  8F209.7フ 市立209フ

【書籍】 堤未果 『㈱貧困大国アメリカ』 岩波新書 2013.6


多国籍企業が経済、行政、政治をも牛耳っている現状。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.11-)』 2011.11.17 朝日
  『出版物情報(2)』 (岩波新刊) 2013.6
■ 所 在
  県立 7FS302.5ツ 大学文庫1430

【書籍】 森達也 『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい』 ダイヤモンド社 2013.8


副題:正義という共同幻想がもたらす本当の危機
☆いろいろと考えさせられるな。ネットの世の中では、鬱憤ばらしが多すぎるのかもな。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.6 朝日
■ 所 在
  県立 市立304モ

2013年10月16日水曜日

【書籍】 デール・マハリッジ 『日本兵を殺した父』 原書房 2013.7


副題:ピュリツァー賞作家が見た沖縄戦と元兵士たち
父の死後、戦友と一緒に写っている写真を手ががりに、元ラブ中隊のメンバーあるいは遺族に接触を重ねる。
父が行った戦争の実態を追い求める。
2011.6にNHKスペシャル「昔 父は日本人を殺した」として放映。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.18 日経 8.11 毎日
  『今月読む本』 2013.7(その2)
  『今週はこれを読め』 vol.38 2013.7.24
■ 所 在
  県立 8F210.7マ 市立210.7マ

【書籍】 井形慶子 『イギリス式年収200万円でゆたかに暮らす』 講談社 2008.10


服は安くていいが、靴は高いものを買う。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『出版物情報(2)』 (本 講談社 2013.4)
■ 所 在
  県立 7F暮らしK590.4イ 市立

【書籍】 ヒュー・オールダシー=ウィリアムズ 『元素をめぐる美と驚き』 早川書房 2012.11


副題:周期表に秘められた物語
☆白黒の写真がほんのちょっとじゃな。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.1-)』 2013/2/4 朝日
  『今月読む本』 2012.12(その1)
  『出版物情報(1)』 (日経サイエンス 2013.3)
■ 所 在
  県立

【書籍】 ノーマン・デイヴィス 『ワルシャワ蜂起』(上下) 白水社 2012.11


ワルシャワはロシアとドイツの領地を行ったり来たり。
ナチス占領下の民衆蜂起。欧米が応援せず、失敗。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2012年総括)』 読売新聞 11.橋爪大三郎
  『新聞書評(2013.1-)』 2013/1/13 読売
  『立花隆の書棚』 第4章No.25 2013.3
■ 所 在
  県立 市立234デ

【書籍】 中野三敏 『写楽 江戸人としての実像』 中公新書 2007.2


写楽は阿波藩の能役者。このことは昭和52年に報告していた。
 狩野博幸 『江戸絵画の不都合な真実』 参考図書
■ 所 在   ★☆☆☆☆
  7FS721.8ト 市立

【書籍】 福田和也 『二十世紀論』 文春新書 2013.2

☆めちゃくちゃ、わかりやすい本だな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/3/29 電気
■ 所 在
  県立 市立

2013年10月15日火曜日

【書籍】 落合偉洲 『家康公の時計』 平凡社 2013.7


副題:四百年を越えた奇跡
久能山東照宮には、スペイン国王フェリペ3世が徳川家康に贈った1581年製の時計を保管している。
他にも、江戸初期の火縄銃とか。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.11 日経
  『今週はこれを読め』 vol.40 2013.8.7
■ 所 在
  市立535オ

【書籍】 フィリップ・ショート 『ポル・ポト』 白水社 2008.2


副題:ある悪夢の歴史
共産党のクメール・ルージュが政権をとって、3年間の間で、人口700万人のうち150万人が病死、過労死、餓死で死亡。
幹部のサロト・サリはフランスで共産党に接触。
灌漑工事の強制のため、労働力不足に陥り、収穫が減少した。
☆中国共産党の大躍進と同じだな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『面白い本』 第1章(1)第14番 成毛眞 2013.1
■ 所 在
  市立289ポ

【書籍】 宮田珠己 『おかしなジパング図版帖』 パイインターナショナル 2013.4


副題:モンタヌスが描いた驚異の王国
1669年にオランダのモンタヌスが日本誌発行。日本には行ったことがなく、その図版は中国、アジアの風俗が入り交じっている。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.18 毎日
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.6.16 朝日 5.19 日経
  『今月読む本』 2013.5(その1)
■ 所 在
  県立 市立291.09ミ

【書籍】 福田俊司  『タイガの帝王 アムールトラを追う』 東洋書店 2013.6


この動物写真はすごいね。よく、写真撮影したな。
(著作 『カラー版 シベリア動物誌』 岩波新書)
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.7.21 日経
  『今月読む本』 2013.7(その1)
■ 所 在
  県立

【書籍】 上杉恵美 吉田孝志 『日本船伝統のおもてなし 飾り毛布 花毛布』 海文堂出版 2012.10


こんなにして、毛布にシワがつかないのだろうか?
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.9(その2)
■ 所 在
  県立

【書籍】 生島淳 『箱根駅伝』 幻冬舎新書 2011.11


興味わかず
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『HONZ 今年の1冊』 2012 No.14
■ 所 在
  県立 市民(実用)

【書籍】 竹国友康 『ハモの旅、メンタイの夢』 岩波書店 2013.7


副題:日韓さかな交流史
やや変わった切り口。日本から韓国へ:スケソウダラ、メクラハモ
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.9.22 朝日 9.15 読売
■ 所 在
  県立 市立662タ

【書籍】 玉村豊男 『千曲川ワインバレー』 集英社新書 2013.3


日本のワインもフランスワインに引けをとらない。いいぶどうが育つ。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.8.11 毎日
■ 所 在
  県立 市立

【書籍】 杉田聡 『「買い物難民」をなくせ!』 中公新書ラクレ 2013.5


副題:消える商店街、孤立する高齢者
団地の高齢化により商店がなくなるケース。大型店反対の立場。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.5-)』 2013.6.23 日経
■ 所 在
  県立

【書籍】 佐滝剛弘 『国史大辞典を予約した人々』 勁草書房 2013.6


副題:百年の星霜を経た本をめぐる物語
いや、おもしろい本だね。青森関係だと、津島家、青森私立図書館が出ている。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.7-)』 2013.7.28 朝日 7.21 日経
  『今月読む本』 2013.7(その1)
■ 所 在
  県立 市立210.03サ

【書籍】 デイヴィッド・イーグルマン 『意識は傍観者である』 早川書房 2012.4


副題:脳の知られざる営み
読む気にならないな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 10.医学・心理学 第128番 成毛眞編著 2012.10
  『今月読む本』 2012.5(その1)
■ 所 在
  県立 8F自然科学491.3イ 市立

【書籍】 上野川修一 『からだの中の外界 腸のふしぎ』 講談社ブルーバックス 2013.4


副題:最大の免疫器官にして第二のゲノム格納庫
腸で作られた免疫細胞が口、鼻、目に。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『今月読む本』 2013.5(その2)
■ 所 在
  県立 市立491カ

【書籍】 西部邁 佐高信 『西部邁と佐高信の快著快読』 光文社 2012.10


言及図書
所在    ☆☆☆☆☆
  県立 市立019ニ