2014年4月15日火曜日

【書籍】 津田敏秀 『医学的根拠とは何か』 岩波新書 2013.11


☆日本では、医師は、直感派と生物学的研究を重視するメカニズム派の対立しているが、世界的には、臨床データの統計学的分析(疫学)が確立している(EBM)。
http://www.iarc.frでは、発がん分類の根拠となった論文が網羅されてる。とりあえずモノグラフを探すことを勧める。
p.99 1988年から、統計学的有意差がないことと影響がないことが誤解されないように論文の書き方に注意しなければならないことが警告されている。そのため、p値、点推定値、区間推定値を示すことの重要性が強調されてきた。
前著 医学と仮説-原因と結果の科学を考える 県立 市立498.6ツ 大学498.6Ts34
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2014.1-)』 2014.1.26  朝日
  『出版物情報(2)』 (岩波書店) 2013.11
■ 所 在
  県立 7FS498.6ツ 市立498.6ツ 大学文庫1458

【書籍】 林望 茂木健一郎 『教養脳を磨く!』 NTT出版 2009.3


(林)イギリスでは、非常に奥行きのある人が外交なり政治をやっているという感じ。本当はバードウォッチング、歴史の勉強をしていたい。そういう人たちが政治に当たり、外交に当たっている。それが本当の教養ではないか。
(茂木)イギリスで、博士課程の指導教官は、根拠がはっきりしないことを大げさに主張する、ハンドウェービングをしてはいけないと話す。ドイツ・オーストリアでは非常に観念的でハンドウェービングをやる。
(林)教養はサイエンスである。
 茂木さんが、ウィーンフィルのシューベルト「未完成」を聴いて自分自身の身体が共鳴するような体験をしたと書いている。
教養脳を磨く30冊
■ 所 在   ☆☆☆☆☆
  県立 8F一般002ハ 市立002ハ

【書籍】 マイケル・ムーア 『マイケル・ムーア、語る。』 辰巳出版 2013.10


☆自伝。おもしろいな。最初から政治的な人生だったんだな。
■ 所 在   ☆☆☆☆☆
  8F778.2ム 市立778ム

【書籍】 日経トレンディ編集部 『3Dプリンター完全マスター』 日経BP社 2013.11


☆思ったより3Dプリンターの活用が進んでいる。
中でもおもしろいと思ったのは、スウェーデンのオーディオメーカーのシンセザー。つまみなどパーツ類の3Dデータを無料ダウンロードできる。http://www.minet.jp/teenageengineering
メーカーにとっても、少数のために金型つくる必要ないのでいいことらしい。
■ 所 在   ★☆☆☆☆
  県立 8F501.8ス 市立501ス

2014年4月9日水曜日

【書籍】 南伸坊 『本人伝説』 文藝春秋 2012.9


☆しかしよく似ているな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『本の雑誌2012ベスト10』 5.私のベスト3 9 嵐山光三郎
  『今月読む本』 2012.9(その1)
■ 所 在
   県立 8Fアート779.1ミ 市立049ミ

【書籍】 國分功一郎 『暇と退屈の倫理学』 毎日出版社 2011.10


☆この本のテーマには共感するな。僕にとっても、仕事も、読書も、勉強もすべてが暇つぶしだ。
退屈しない方法はまだマスターできていないが。
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『ノンフィクションはこれを読め!』 8.教養・雑学 第109番
  『ダ・ヴィンチ 2013.4号』 1.100人100様「本」を贈る pha No.34
  『新聞書評(2014.1-)』 2014.2.2 読売
  『今月読む本』 2011.12(その1)
■ 所在
  県立 市立104コ

【書籍】 辻原登 『冬の旅』 集英社 2013.1


☆つまずきの連続、不幸の連続の人生。深いな。
(著作)
1990 村の名前 芥川賞 県立 9F 市立
1999 翔べ麒麟 読売文学賞 県立 7F日本文学ツシ 市立
2000 『遊動亭円木』 谷崎潤一郎賞
2005 枯葉の中の青い炎 川端康成文学賞 県立 7F日本文学ツシ 市立913.6ツジ
2006 花はさくら木 大佛次郎賞 県立 7F日本文学ツシ 市立913.6ツジ

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013年総括)』 読売 6.角田光代
  『みすず2013年読者アンケート』 149.亀山郁夫 ロシア文学
  『本の雑誌2013ベスト10』 (番外)
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/3/24 朝日 読売
■ 所 在
  県立 7Fツシ 市立913.6ツジ

2014年4月7日月曜日

【書籍】 増田俊也 『七帝柔道記』 角川書店 2013.2


☆自伝的小説と言われる。北大での柔道部の日々。近頃、珍しく本当に感動的なスポーツもの。
(前著の『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』もおすすめ)
■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/4/7 朝日
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.9.8 読売
  『出版物情報(2)』 (波)新潮社 2014.3
■ 所 在
  県立 7FスポーX789.2マ 市立913.6マス

2014年4月4日金曜日

【書籍】 千野境子 『インドネシア 9・30クーデターの謎を解く』 草思社 2013.10


副題:スカルノ、スハルト、CIA、毛沢東の影
☆スハルトは事前にクーデターを知っており、それを権力把握に利用したのではないか、という説。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013年総括)』 毎日 2.五百旗頭真
  『新聞書評(2013.11-)』 2013.11.24 読売
■ 所 在
  8F224チ

【書籍】 安藤冬美ほか 『僕たちはこうして仕事を面白くする』 NHK出版 2013.11


NHKに勤務する30代の職員による「ジセダイ勉強会」。
8人の次世代トップランナーの講演をまとめたもの。
「今後、会社勤めを通じて、どうなりたいか」という問題設定力が大事。
1.安藤冬美
進んで仕事を作り出す”マイルール”と”マインド”
自分だけの就業規則。何をするかではなくどのように働くか
2.岩瀬大輔
いっしょに仕事をしたい仲間をつくれ
譲れないプリンシパル
3.刈内一博
当事者意識を持ち、社会をリデザインする
周囲の理解を求める
などなど。
☆なかなかおもしろいと思う。このことで感じるのは、雇われていると思うから、いろいろあるのであり、自分が社長で自分を雇う気持ちで行動すればいいのではないかと感じる。
■ 所 在   ☆☆☆☆☆
  8F159.4ホ

2014年4月3日木曜日

【書籍】 細馬宏通 『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか』 新潮社 2013.10


副題:アニメーションの表現史
☆なかなかおもしろい。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013年総括)』 朝日 3.いとうせいこう
  『新聞書評(2013.11-)』 2013.12.15 朝日
■ 所 在
  8F778.7ホ 市立778ホ

【書籍】 津野海太郎 『花森安治伝』 新潮社 2013.11


副題:日本の暮らしをかえた男
☆ほー、本当に女装していたんだな。写真で見ると、。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2014.1-)』 2014.2.2 朝日 1.19 読売 1.5 日経
  『新聞書評(2013.11-)』 2013.12.22 毎日
■ 所 在
  8F289.1ハ 市立289ハ

【書籍】 堂場瞬一 『Sの継承』 中央公論新社 2013.8


☆あまりおもしろくない。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.20 日経 10.13 読売
■ 所 在
  県立 7Fトウ 市立913.6ドウ

【書籍】 ジェイムズ・オーウェン・ウェザーオール 『ウォール街の物理学者』 早川書房 2013.9


☆物理学者が描く。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013年総括)』 毎日 19.白石隆
  『新聞書評(2013.11-)』 2013.11.24 朝日
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.9.29 日経
  『今月読む本』 2013.9(その1)
■ 所 在
  県立 8FN338.0ウ 市立338ウ

【書籍】 ギルバート・ウォルドバウアー 『食べられないために』 みすず書房 2013.7


副題:逃げる虫、だます虫、戦う虫
☆昆虫のはなし
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.9.22 毎日
■ 所 在
  県立 8F486.1ハ 市立486バ

【書籍】 『世界のモザイク』 パイインターナショナル 2013.8


☆モザイクはやはりアラブだな。
■ 書籍情報入手先   ☆☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.9-)』 2013.10.13 朝日
■ 所 在
  県立 市立757セ

【書籍】 田原総一朗責任編集 『AKB48の戦略!秋元康の仕事術』 アスコム 2013.2


☆なかなかおもしろいな。
■ 所 在   ☆☆☆☆☆
  8F767.8ア