2008年12月30日火曜日

【書籍】 ヴィクトール・ユゴー 『レ・ミゼラブル』(河出世界文学大系32,33,34) 河出書房新社 1980.11

実に長い小説である。簡単に言うと、貧困が犯罪を生むということかな。また、意思(宗教)さえあれば道は開けるということかと思う。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第75番
■ 所在
  市民図書館 7FB953ユ
  市立図書館 908カ32,33,34

■ 中学高校等・分野別推薦図書
  小説(外国)マ行、ヤ行、ラ行、ワ行 へ
  中学高校等の分類トップページ へ

【書籍】 シャーロット・ブロンテ 『ジェイン・エア』(世界の文学セレクション36) 中央公論社 1994.6

当時はかなりはやったようだが、若い女性が苦労し、ようやく最後に愛を手に入れる。
そんな単純なストーリーがいいのだろう。
嵐ヶ丘のエミリー・ブロンテの姉。


■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第74番
■ 所在
  市民図書館 
  市立図書館 908チ13

■ 中学高校等・分野別推薦図書
  小説(外国)ナ行、ハ行 へ
  中学高校等の分類トップページ へ

2008年12月28日日曜日

【書籍】 中江兆民 『三酔人経綸問答』(日本の名著第36巻) 中央公論社 1970.1

岩波文庫に収められた桑原武夫・島田虎次氏による現代語訳を掲載したもの。
とても読みやすい。現実のバランスをとれば、結局は常識的なところとなると言っているような気がするが。

■ 書籍情報入手先
  京都大学新入生に薦める50冊の本(2007.4) 第51番
■ 所在
  市立図書館 081ニ36
  県立図書館

【書籍】 レイチェル・カーソン 『沈黙の春』 新潮社 2001.3

原著は、SILETNT SPRING by Rachel Carson 1962。
本書は新装版であり、初版は1964年に『生と死の妙薬』であったという。
既に40年以上前の本だ。農薬による影響、生物濃縮の影響を警告した書である。
では、この40年の間にどうなったのか。農薬の使用に変化が見られたのか。
むしろ、この辺が気になるところだ。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第93番
■ 所在
  市民図書館 8F自然科学 519カ

【書籍】 J.M.バリ 『ピーター・パン』 岩波少年文庫

解説によると、ピーターパンのお話はいくつかあり、本書は最後に出た「ピーター・パンとウェンディー」から訳したとのこと。
「ピーター・パン」シンドロームで有名だが、今まで、絵本以外では読んだことがなかった。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第81番
■ 所在
  市民図書館 7F外国933ハ
  市立図書館 IW081イ

■ 中学高校等・分野別推薦図書
  小説(外国)ナ行、ハ行 へ
  中学高校等の分類トップページ へ

【書籍】 山本有三 『路傍の石』(日本の文学第30巻) 中央公論社 1965.2

多少自伝的性格があると言われる。武士の家庭に生まれたが家が没落。丁稚奉公に出されたが、勉強好きで人の助けで勉強ができるようになる(?)。実は、『路傍の石』は未完の書である。戦時中の事前検閲で筆を折ることとなった。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第49番
■ 所在
  市民図書館 
  市立図書館 918.6ニ30(奥の全書叢書コーナー)

■ 中学高校等・分野別推薦図書
  小説(日本)ヤ行、ラ行、ワ行 へ
  中学高校等の分類トップページ へ

2008年12月27日土曜日

【書籍】 テレンス・W・ディーコン 『ヒトはいかにして人となったか 言語と脳の共進化』 新曜社 1999.4

原著は THE SYMBOLIC SPECIES The co-evolution of language and the brain by Terrence W.Deacon 1997

本書のテーマは副題につきると思う。要するに、言語によって脳の機能が拡大したということ。
最近は、こういう手合いが多いような気がする。

■ 書籍情報入手先
  『教養書200冊』 立花選定第24番
■ 所在
  大学図書館 491.37D51

【書籍】 宮本輝 『泥の河・螢川・道頓堀川』(宮本輝全集第1巻 川三部作) 新潮社 1992.4

ちょっともの哀しいような、ほろ苦いような思い出話である。少年だったり、青年だったり。

■ 書籍情報入手先
  久我山中学校文庫の100冊(日本文学) 第85番
■ 所在
  市民図書館 
  市立図書館 913.6ミヤ1
  
■ 中学高校等・分野別推薦図書
  小説(日本)マ行 へ
  中学高校等の分類トップページ へ

【書籍】 壺井栄 『二十四の瞳』(日本児童文学大系22) ほるぷ出版 1975.11

夫の壺井繁治はプロレタリア文学者で、昭和初期の機関誌『戦旗』の経営・出版に関わっていたため、しばしば投獄されたという。二十四の瞳は、昭和27年12月光文社から出版された。当初はあまり注目されなかったが、昭和29年木下恵介監督によって映画化され、大きな反響を呼んだという。
話の内容は、反戦争物語とでも言うべきであろう。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第53番
■ 所在
  市民図書館 7FBツホ
  市立図書館 918.6ニ22(奥の全書叢書コーナー)

■ 中学高校等・分野別推薦図書
  小説(日本)タ行 へ

【書籍】 菊池寛 『恩讐の彼方に』(日本の文学 32) 中央公論社 1969.5

大正8年1月、中央公論にて発表の作品。
話が少しできすぎではないかと感じる。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第45番
■ 所在
  市民図書館 9F
  市立図書館 918.6ニ32(奥の全書叢書コーナー)

■ 中学高校等・分野別推薦図書
  小説(日本)カ行 へ

2008年12月25日木曜日

【書籍】 伊谷純一郎 『原野と森の思考 フィールド人類学への誘い』 岩波書店 2006.7

アフリカで霊長類を研究した人類学者の論文とエッセイ集。京都大学の霊長類研究の歴史のひとこまである。

■ 書籍情報入手先
  京都大学新入生に薦める50冊の本(2007.4) 第12番
■ 所在
  県立図書館

【書籍】 中尾政之 『失敗百選』 森北出版 2005.10

筆者は東京大学大学院教授で工学博士。
なかなかおもしろい試みと思う。

データベースとしながら、コメントを受け付けることも大事ではな
いかと思う。

失敗百選の事例のホームページ

■ 書籍情報入手先
  立花隆 『血肉500冊』(2007.1)関連本
■ 所在
  市民図書館 8F自然科学 504ナ
  県立図書館

【書籍】 武谷三男 『弁証法の諸問題』(武谷三男全集 1)勁草書房 1968.6

武谷三男は湯川秀樹、坂田昌一と一緒に、量子力学に取り組んだ理論物理学者である。
武谷によると、量子力学の解明に当たっては、弁証法が役に立つという。
弁証法がわからないので、本当か?と思う。また、湯川の旅人には、そんな話はなかったが。

■ 書籍情報入手先
  京都大学新入生に薦める50冊の本(2007.4) 第33番
■ 所在
  県立図書館

【書籍】 山極寿一編 『ヒトはどのようにしてつくられたか』(シリーズ ヒトの科学第1巻) 岩波書店 2007.1

類人猿の行動、類人猿とヒトの関係、化石人類など最近の知見がコンパクトにまとめられている。

■ 書籍情報入手先
  京都大学新入生に薦める50冊の本(2007.4) 第14番
■ 所在
  県立図書館

2008年12月24日水曜日

【書籍】 マーク・ピーターセン 『日本人の英語』 岩波新書 1988.4

かなり昔にも読んだことがあるが、
Last night, I ate a chicken in the backyard.
の説明は生々しい。その他も、文法書に書いていない英語の心みたいなことが書いてあり、とても勉強になる。

(関連)
『続 日本人の英語』 岩波新書

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第98番
■ 所在
  市民図書館 7F新書S835ヒ

2008年12月23日火曜日

【書籍】 樋口一葉 『たけくらべ・にごりえ』 ほるぷ 1984.8

瑞々しいというか、きびきびしている文体。江戸の子供なのだが、心理描写もなかなかである。

ほるぷは字が大きくていい。挿絵もいい。角川書店の日本近代文学大系も字が大きくていいのだが、この作品のようにルビが振ってあると、行間が同じでルビが振っているので見づらい。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第42番
■ 所在
  市民図書館 7F日本文学 ヒク
  市立図書館 918.6ニ4(奥の全集・叢書コーナー)
  
■ 中学高校等・分野別推薦図書
  小説(日本)ハ行 へ
  中学高校等の分類トップページ へ

【書籍】 武者小路実篤 『友情』 角川書店 (日本近代文学大系 第32巻) 1973.1

2人の友人に女性が現れ、女性が一人と結婚する。残された方は、深く傷つきながらも成長する。
どこかで聞いたパターンか。夏目漱石でも妙齢の女性を巡る話があったな。
文学大系の付録の月報に鈴木保昭氏の「武者小路実篤とホイットマン」という解説によると、武者小路はホイットマンが好きで影響を受けたと言う。


■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第46番
■ 所在
  市民図書館 
  市立図書館 918.6ニ32(奥の全集・叢書コーナー)
  
■ 中学高校等・分野別推薦図書
  小説(日本)マ行 へ
  中学高校等の分類トップページ へ

【書籍】 コリン・レンフルー 『ことばの考古学』 青土社 1993.7

著者はイギリスの考古学者で、考古学の知見を踏まえている。最初のインド・ヨーロッパ語は、紀元前6000年頃に、栽培植物・家畜と一緒に、アナトリアからヨーロッパに入ってきたという仮説を示している。

(原著)
Archaeology and Language by Colin Renfrew 1987
(主著)
Archaeology 第4版 Thames & Hudson,2004

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第65番
■ 所在
  県立図書館

【書籍】 梅原猛 『梅原猛の授業 仏教』 朝日新聞社 2002.2

京都洛南中学校での授業である。梅原猛の授業は、この仏教の次が道徳である。
仏教入門としてもおもしろい。
ただ、この「仏教」と「道徳」は内容が結構重なっている。

■ 書籍情報入手先
  富山県 すすめたい100冊の本(中学校編) 第78番
■ 所在
  市民図書館
  市立図書館 180ウ
  
■ 中学高校等・分野別推薦図書
  ノンフィクション ア行、カ行、サ行 へ
   中学高校等の分類トップページ へ

2008年12月22日月曜日

【書籍】 トール・ノーレットランダーシュ 『ユーザー・イリュージョン 意識という幻想』 紀伊国屋書店 2002.8

大部な本である。要するに、意識なんてあるのかということらしい。ただ、ほとんどがどこかで聞いたことのある話で、おやっと思うのは全16章のうち、1、2章だけだ。
世界的なベストセラーになったらしいが、確かに、初めてならおもしろいとは思うけどね。

(関連本)
日垣隆『そして殺人者は野に放たれる』新潮社 2003
ウィリアム・ジェームズ 心理学、純粋経験の哲学

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第73番
■ 所在
  市民図書館 8F人文科学 141.5ノ

【書籍】 谷沢永一 『本はこうして選ぶ買う』 東洋経済新報社 2004.1

ケインズ 雇用・利子および貨幣の一般理論 東洋経済新報社
ケインズ邦訳全集版 「人物評伝」(第10巻)、「講話の経済的帰結」(ぺりかん社)
経済学(サムエルソン)岩波版(まず、読む)
シュムペーター 理論経済学の本質と主要内容 日本評論社、岩波文庫

根井雅弘 ケインズから現代へ H2日本評論社
高田保馬 ケインズ論難 s30有斐閣
柴田敬 ケインズを超えて s51ミネルヴァ書房

シュムペーター 資本主義・社会主義・民主主義 H7 東洋経済 新装
 遺稿 「経済分析の歴史」 s37 7巻 岩波
 
索引 中村幸彦著述集
筑摩叢書 内藤湖南全集14巻 先哲の学問 神田喜一郎全集10巻 敦厚学五十年 宇野弘蔵著者集11巻、社会科学としての経済
全釈漢文体系 集英社

篠原秀夫 篠原フランス文学講義 全5巻 H12年 大修館書店
ティボーテ フランス文学史 邦訳s29 ダヴィッド社
書斎のポトフ s56年 潮出版社
立体・フランス文学 s45 朝日出版社 のち、フランス文学案内 と改題


辞書
熟語本意 英和中辞典 斎藤秀三郎
(国語辞典)
三省堂国語辞典 (傑作)
新明解国語辞典 (総合的に評価)
分類語彙表(秀英出版 国立国語研究所)
小学館 日本国語大辞典
角川書店 角川古語大辞典 5巻
(漢和辞典)
三省堂発行 長澤規距(?)也
岩波新漢語辞典

三省堂新漢和辞典(中型)
大修館漢語林(小型)
三省堂例解新漢辞典 

大正5年 日本経済叢書25巻 (山片
岡田英弘 中公新書 倭国 s52

■ 所在
 市立図書館 019タ

【書籍】 池内了 『科学の考え方・学び方』 岩波ジュニア新書 1996.6

研究者には、微分型と積分型がある。微分型は数学的能力や直感にすぐれており、問題の詳細を突き詰めて考え、すぐれたテクニックで解決していく。積分型は、問題をより広い観点から見渡して、進むべき方向や全体の整合性を考える。
他の領域について接するには、論文を読むのではなく、科学雑誌に掲載れた解説や新書を読む。その分野の考え方や調べ方を学ぶ。
第一線の研究を解説した本(岩波ジュニア新書、ポピュラー・サイエンス、科学ライブラリー)をみる。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(高校編) 第45番
■ 所在
  市立図書館 081イ272

■ 中学高校等・分野別推薦図書
  学習・教科 へ

2008年12月21日日曜日

【書籍】 カール・ポパー 『果てしなき探求 知的自伝』 岩波現代選書 1978.8

カール・ポパーの自伝である。ポパーは量子力学の解釈から社会科学まで幅広い領域で成果を上げている。
きちんと読まないとわからない。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第51番
■ 所在
  県立図書館

【書籍】 藤原てい 『流れる星は生きている』 偕成社 1965.10

日本が第2次世界大戦で負けた後、満州から子供3人抱えて、日本にようやくたどり着いた話である。
夫は新田次郎。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第34番
■ 所在
  市民図書館 9F
  市立図書館 書庫

■ 中学高校等・分野別推薦図書
  伝記・自伝 へ

【書籍】 ドナ・ハート、R・W・サスマン 『ヒトは食べられて進化した』 化学同人 2007.7

原著は、Man the Hunted by Donna Hart & Robert W.Sussman 2005

現世類人猿の観察、化石人類の痕跡から、人類は大型動物のえさであったということを示している。
これは従来の説(ヒト狩人説 Man the Hunter)と逆である。だが、妙にもっともらしい。

注と参考文献 は化学同人のサイトに


■ 書籍情報入手先
  『教養書200冊』 立花選定第23番
■ 所在
  市民図書館 8F自然469.2ハ
  市立図書館 469ハ

【書籍】 川上弘美 『蛇を踏む』 文藝春秋 1996.9

ぬめぬめした不思議な感じの小説である。

著者は、「蛇を踏む」で第115回(96年上半期)芥川賞受賞。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第64番
■ 所在
  市民図書館 8F日本文学カワ
  市立図書館 913.6カワ

■ 中学高校等・分野別推薦図書
  小説(日本)カ行 へ

【記事】 「死ぬまでに絶対読みたい本 読書家52人生涯の1冊」 文藝春秋 第86巻第15号 (2008.12)

52名の読書家へのアンケート。

【記事】立花隆・佐藤優 『21世紀図書館 必読の教養書200冊』 文藝春秋 第86巻第15号 (2008.12)

立花隆は『東大教師が新入生にすすめる本』(文春新書)と『教養のためのガイドブック』(東京大学出版会)の2冊をたたき台にして100冊を選んだという。佐藤優は、40歳から50歳ぐらいで、「教育」(学校、企業、役所)の現場に携わる人を思い浮かべて100冊のリストを作ったという。

【立花隆選の100冊】
【佐藤優選の100冊】

【書籍】 ジョージ・ガモフ 『不思議宇宙のトムキンス』 白揚社 2001.6

現代物理学についてのガモフ本である。本書は、ラッセル・スタナードによる新装版である。
中学生が理解できるのかどうか。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第24番
■ 所在
  市民図書館 8F自然420.4カ

■ 中学高校等・分野別推薦図書
  学習・教科 へ

【書籍】 安田喜憲 『<長江文明の探求> 大河文明の誕生』 角川書店 2000.2

著者は5700年前の気候変動。寒冷化、乾燥化により河に人口が集まり、文明が生まれたという仮説を有している。三内丸山に代表される縄文文明は、実は中国の紅山文化が衰退し、一方は日本の縄文へ、一方は、長江へと巨大な都市型集落を生んだ契機となったのではないかとしている。
紅山文化では、龍を信仰し、玉を持ち、大地母神を信仰していたが、日本の縄文時代中期以降は、土偶と翡翠、蛇信仰が際だったものになってくるし、長江地域でも5000年前以降玉や龍の信仰が顕著になってくるとしている。
紅山文化は北方のナラ林文化であり、縄文もそれに属するとしている。

(関連文献)
佐々木高明 『縄文文化と日本人』小学館 1986
同上    『照葉樹林文化の道』NHKブックス1994
同上    『日本文化の多重構造』 小学館 1997
安田喜憲 『縄文文化と日本人』 雄山閣出版 1987(増補改訂 1998)
 同上  『縄文文明の環境』 吉川弘文館 1997
 同上  『人類破滅の選択』 学習研究社 1990
  『縄文文明の発見』 PHP研究所 1995
長江文明の曙 角川
長江文明の発見 角川 除朝龍

■ 書籍情報入手先
  立花隆 『血肉500冊』(2007.1)関連本
■ 所在
  大学図書館 209.3Y62

2008年12月20日土曜日

【書籍】 梅原猛 『梅原猛の授業 道徳』 朝日新聞社 2003.1

本書は、京都の洛南高等学校附属中学校3年生に対して行った授業の記録(?)である。
中学生相手の梅原節は大変おもしろい。でも、梅原猛の授業を受けられるのはすごい学校ですね。
確かに、道徳は難しい。道徳って、学問でも宗教でもないだろう。でも、道徳はいつの時代でも必要なものだ。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第2番
■ 所在
  市民図書館 8F人文150ウ
  市立図書館 150ウ

■ 中学高校等・分野別推薦図書
  ノンフィクション ア行、カ行、サ行 へ

書籍】 鳥越憲三郎 『中国正史 倭人・倭国伝全釈』 中央公論新社 2004.6

倭人とは、黄河流域を現住地としていた民族が、彼らの迫害により四散亡命した長江流域の原住民に対してさげすんでつけた卑称であるとしている。
「序説 倭人について」だけでも読むと大変おもしろい。本書はこれまでの集大成としている。

ところで、津軽弁では、自分のことを「われ」とか「わ」というが「我」の転であろう。では、倭との関係は、本書によると、発音はヲで越は戦国時代まではヲと発音していたという。ということで、関係がない。
そもそも、北東北の北方民族は、「倭族」の流れを汲むものではないと思う。

(主著)
古代朝鮮と倭族 中公新書 1992
古代中国と倭族 中公新書 2000
女王卑弥呼の国 中公叢書 2002

弥生文化の源流考 大修館 1998
倭族トラジャ 大修館 195
稲作儀礼と首狩り 雄山閣出版 1995
倭族から日本人へ 弘文堂 1985
原弥生人の渡来 角川書店 1982


■ 書籍情報入手先
  立花隆 『血肉500冊』(2007.1)関連本
■ 所在
  市民図書館 8F人文289.3ホ

【書籍】 立花隆 『ぼくの血となり肉となった500冊そして血にも肉にもならなかった100冊』 文藝春秋 2007.1

本を探すのによい。

■ 推薦図書(抜粋)


■ 所在
 市立図書館
 大学図書館

書籍】 ハワード・ガードナー 『認知革命 知の科学の誕生と展開』 産業図書 1987.8

原著は、Howard Gardner THE MIND'S NEW SCIENCE A History of the Cognitive Revolution 1985

認知科学の歴史を探訪する書。大部であるが、ある意味退屈な本でもある。

(関連本)
ジャスティン・ライパー『認知科学への招待』新曜社 

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第76番
■ 所在
  大学図書館 旧書庫3~5層 141.5G22

【書籍】 山際淳司 『スローカーブを、もう一球』 角川書店 1981.8

スポーツは勝負の世界、実力の世界だが、ここには人生がある。
ムダのない、いい文章だと思う。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第36番
  松岡正剛の千夜千冊 第609夜
■ 所在
  市民図書館 7FBヤマ
  市立図書館 書庫

■ 中学高校等・分野別推薦図書
  ノンフィクション タ行、ナ行、ハ行、マ行、ヤ行、ラ行、ワ行 へ

【書籍】 永井隆 『この子を残して』 中央出版社 1983.7

著者は、長崎医大の物理療法科に勤務していた医師だが、原爆に被災し、6年後に2人の子供を残してなくなった。病床において数々の著作を書いている。
タイトルのとおり、父子家庭において、死を覚悟した永井博士がその無念さ、子供への想いを綴ったものである。なお、キリスト教徒でもあった。

筆者は、原子力について、こう語っている。
「原子爆弾は人類に、全く新しい資源の在ることを教えてくれた。ここに大きな情義がある。石油は乏しくなる。石炭の底は見えてきた。動力源がなくなると共に人類の文明も終わるのではあるまいか?(中略)この原子の内に神は天地創造以来こんなすばらしい力を隠していたのだ。しかもそれを探し出し、取り出し、利用する知恵も人類に与えてあったのだ。知恵さえ働かせたなら、まだまだ他にもたくさんの動力や物資を探し出すことができるに違いない。
(中略)
 人間が本能しか持たぬ動物と同じく、天然の資源を使い荒らしていた怠慢時代は過ぎたよ。あのピカドン一発で人類は居眠りを覚まされた。これから人類がその与えられた知恵と自由意思とを正しく用いて、隠された資源を次々探し出す時代になったのだ。知恵が勝ち、腕力が正当な地位まで後退する時がきている。人間が人間らしい生活のできるいい時代だ。」
 
また、「人類を物質的貧困から救い上げるのは科学者のつとめだ。」とも語っている。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第32番
■ 所在
  市民図書館 7FBナカ
  市立図書館 書庫

■ 中学高校等・分野別推薦図書
  ノンフィクション タ行、ナ行、ハ行、マ行、ヤ行、ラ行、ワ行 へ

2008年12月18日木曜日

【書籍】 木田元 『反哲学入門』 新潮社 2007.12

インタビューで作り上げた本。雑誌『波』に2006年6月号から2007年8月号まで連載し、第6章「ハイデッガーの二十世紀」は書き下ろし。反哲学史とだぶらないのは、第6章位か。

(参考著書)
哲学史:『反哲学史』講談社学術文庫
    『わたしの哲学入門』新書館
ニーチェ・現代哲学:『マッハとニーチェ』 新書館
          『現代の哲学』講談社学術文庫
ハイデガー:『ハイデガーの思想』岩波新書
      『ハイデガー「存在と時間」の構築』 岩波現代文庫
      『哲学と反哲学』 岩波現代文庫
      
■ 所在
  市立図書館 130キ

2008年12月17日水曜日

【書籍】 加藤尚武 『応用倫理学のすすめ』 丸善ライブラリー 1994.6

なかなかおもしろい本である。どっちの判断が倫理的に正しいのか。
また、最近は、欧米流の考え方の理解も必要であり、そういうことも書いてある。

(関連リンク)
著者のホームページ

■ 書籍情報入手先
  鷲田『本の定番ブックガイド』(2004.6) 推薦本 哲学第2番
■ 所在
  市民図書館  7F新書 S150.4カ
  大学図書館 150.4 Ka86

【書籍】 木田元 『反哲学史』 講談社 1995.4

非常によい。ギリシアから、キリスト教を含め、西欧哲学の流れをわかりやすく解説。

■ 書籍情報入手先
  鷲田『本の定番ブックガイド』(2004.6) 推薦本 哲学第1番
■ 所在
  市民図書館 8F人文130.2キ
  市立図書館 書庫
  議会図書館 100

【書籍】 辻内鏡人・中條献 『キング牧師』 岩波ジュニア新書 1993.6

アメリカの公民権運動の指導であるキング牧師の伝記。キング牧師はインドのガンジーの影響を受け、非暴力を貫き、ノーベル平和賞を受賞したが、1968年4月4日、メンフィスで暗殺された。なお、マルコム・Xは1965年に暗殺されている。
ケネディ兄弟(大統領、司法省長官)もキング牧師の手助けをしている。
I have a dream.で始まる演説は有名。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第21番
■ 所在
  市民図書館 6F生きるY11
  市立図書館 IW081イ221

■ 中学高校等・分野別推薦図書
  伝記・自伝 へ

2008年12月16日火曜日

【書籍】 ウィーナー 『人間機械論』(第2版) みすず書房 1979.10

ウィーナーは、フィードバック機構を持つサイバネティックスという概念を考案した。
本書は通信という表現でサイバネティックスを表している。
本書は、The Human Use of Human Beingsである。つまり、人間は機械ではない。機械と人間はどう違うのかであろう。
ウィーナーは、科学は信仰なくしてはなりたたないという。例えば、帰納法は演繹的に証明できず、これに基づいて行動することは、信仰の最高の表現であるという。さらに、外から課せられた命令に基づく信仰は信仰ではないとしている。また、最近では、know-howはあるが、know-whatがないとも言っている。
要するに、近代は、人間を機械のように扱っているし、自らが機械の様に振る舞っているのはだめなんだ、人間ではないんだと言っているのであろう。
こうした内容が、The Human Use of Human Begingsで言いたいことの核であろう。

(主著)
サイバネティックス
人間機械論
科学と神

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第74番
■ 所在
  大学図書館 旧書庫3~5層 401W72

【書籍】 立花隆 『宇宙からの帰還』 中央公論社 1983.1

アメリカの宇宙飛行士が宇宙で内面的にどんな体験をしたのか、インタビューである。
ほとんどの宇宙飛行士は、言葉で言い表せないほど、深い体験をし、神を感じ、宗教に走った人、そこまで行かなくても、国家間の争いはばかげている、一つの地球観を感じた人などである。
ただ、ある意味、宇宙に行かなくとも、かなりの程度は体験(想像)することが可能であろう。
宇宙空間では、本当に孤独であり、それを感じたとき、生命の星、地球の存在を深く感じることができたのだと思う。そして、自分という存在が過去から未来への通過点であり、生命とのネットワークなかで存在するという時空間におけるありざまを感得したのではなかろうか。つまり、自己は現実の時空間に限定された存在ながら、それを超えた存在としても存在している。
宇宙での体験は言葉でなかなか言い表せないとしており、そうだとは思うが、率直に言って、普通に内面的な思索を毎日していれば自ずから到達するレベルであろうと思う。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第29番
■ 所在
  市民図書館 7F書庫
  市立図書館 書庫

■ 中学高校等・分野別推薦図書
  ノンフィクション タ行、ナ行、ハ行、マ行、ヤ行、ラ行、ワ行 へ

2008年12月15日月曜日

【書籍】 中野孝次 『ハラスのいた日々』 文藝春秋 1989.7

なかなか泣かせる本である。
子どものいない夫婦(作者か?)に訪れた一匹の柴犬。
13年間の大切な思い出を語る。どんなに大切な存在であったか、心に触れるはなし。
マンガ形式になっているのもいい。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第39番
■ 所在
  市民図書館 7F日本文学ナカ
  市立図書館 書庫

■ 中学高校等・分野別推薦図書
  ノンフィクション タ行、ナ行、ハ行、マ行、ヤ行、ラ行、ワ行 へ

【書籍】 レイチェル・カーソン 『センス・オブ・ワンダー』 新潮社 1996.7

『沈黙の春』(新潮社)で有名なレイチェル・カーソンが最後に書いた本である。
甥っ子のロジャーと過ごした体験をもとに自然に感動する、自然に学ぶことの意義について触れている。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第28番
■ 所在
  市民図書館 8F自然404カ
  市立図書館 書庫

■ 中学高校等・分野別推薦図書
  ノンフィクション ア行、カ行、サ行 へ

【書籍】 ウァイツゼッカー 『荒れ野の40年 ウァイツゼッカー大統領演説全文1985年5月8日』 岩波ブックレットNo.55 1986.2

西ドイツのリヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー大統領がドイツの敗戦40周年にあたる1985年5月8日に、連邦議会で行った演説である。
ドイツの責任として、「心に刻む」つまり、忘れることなく、同じ過ちを繰り返さないことを訴えている。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第9番
■ 所在
  市民図書館 9F

■ 中学高校等・分野別推薦図書
  伝記・自伝 へ

【書籍】 カニグズバーグ 『クローディアの秘密』 岩波少年文庫 1975.3

作者は三人の子の母で、化学の先生である。
クローディアという少女の冒険譚と成長の物語。
小学生高学年から。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第93番
■ 所在
  市民図書館 7F児・文学 J93カ
  市立図書館 IW081イ

■ 中学高校等・分野別推薦図書
  小説(外国)ア行、カ行 へ

【書籍】 永井均 『子どものための哲学対話』 講談社 1997.7

小学生高学年から中学生向けと思う。
一言で言えば、「哲学で遊ぼう」というこか。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第3番

■ 所在
  市民図書館 7F児・心 J10ナ

【書籍】 エンツェンスベルガー 『数の悪魔 算数・数学が楽しくなる12夜』 晶文社 1998.9

著者は、ドイツを代表する詩人・作家・批評家である。本書は、小学校高学年から中学生向けである。絵本風に書いてあるから、算数好き・数学好きからは敬遠されるかもしれない。
話題はいいが、やはり、問題集とか解説があればもっといいと思う。(先生向きか)

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第26番

■ 所在
  市民図書館 7F児・理科J41エ
  市立図書館 J410エ

【書籍】 ジョン・オルコック 『社会生物学の勝利』 新曜社 2004.1

ウィルソンが1970年に『社会生物学』(新思索社、1970/1984全5巻)という本を発表した。それは、生物の行動が自然淘汰から説明できるように人間の行動も説明可能とした。社会科学も生物学的手法で解明可能としたのだ。
これから、同じ生物学者(グールドを筆頭)との論争が始まった。
本書は、これまでの批判者への批判を示し、社会生物学が勝利している、としたのだ。
ただ、本書を見る限り、生物の行動はほとんどが性(セックス)行動についてである。
だから、自然淘汰で説明可能としても、どうも、ぴんとこない。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8) 第66番 ウィルソン『知の挑戦』 関連本

■ 所在
  県立図書館

2008年12月14日日曜日

【書籍】 サイモン・レヴィン 『持続不可能性 環境保全のための複雑系理論入門』 文一総合出版 2003.10

地球の生態系は複雑系としての進化の結果であるが、現代では、環境問題など、共有地の悲劇ともなっている。
本書には数式は全く出てこないが、図もあまりない。文章だけで理解せよというのはちょっと酷ではないか。最近、翻訳ものの本を見ると、結構、こういうのが多い。欧米人は理解力が高いのか。

■ 書籍情報入手先
  北海道教職員による新入生への推薦図書(2008.春) 第86番
■ 所在
 県立図書館

【書籍】 藤原正彦 『天才の栄光と挫折 数学者列伝』 新潮選書 2002.5 

数学者9人の伝記である。実際にゆかりの地を訪れ、取材紀行のかたちをとっている。
本よりも肉声で聞きたいところ。

■ 所在
 大学図書館 410.28 F68

【書籍】 ポール・ゴーギャン 『ノアノア』 京都書院 1999.1

ポール・ゴーギャンのタヒチ旅行記である、ノアノアの一部を編集したもの。
文字部分の訳は岩波文庫にあるらしい。本書は、長谷川公之氏の解説がついている。
これを読むと、ゴーギャンも不遇の画家という気がする。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第16番

■ 所在
  市民図書館 9F
  市立図書館 書庫

2008年12月13日土曜日

【書籍】 村上龍 『13歳のハローワーク』 幻冬舎 2003.11

こういっては何だが、想像以上に良くできた本である。
極めて、まじめに書いてあるし、絵もいい。ところどころの村上龍のエッセイもなかなかである。これでこの分量で2600円は安い。
中学生だけでなく高校生もさらには大学生にも勧めたい。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第7番

■ 所在
  市民図書館 8F社会 366.2ム
  市立図書館 J366ム

【書籍】 森口繁一 『数理つれづれ』 岩波書店 2001.11

森口繁一氏の晩年の書である。いつもながら、日常の観察とその背景にある数理を解説している。こういうのは、寺田寅彦の伝統をひきついでいるのだろう。
しかも、手足を使うようになっていて、高校・大学での演習にも使えるだろうと思う。

なお、本書における計算のプログラムは、
森口繁一 『Excel/Basic基礎指南』(日本規格協会、2000)に含まれているという。

■ 書籍情報入手先
  『この数学書がおもしろい』 野崎氏推薦

■ 所在
  市立図書館 
  大学図書館 410.4 Mo48

【書籍】 ロン・クラーク 『あたりまえだけど、とても大切なこと』 草思社

どちらかという小学生用だが、中学生が自分でこのルールを守っているかチェックするのもいい。説明も説教くさくないのがとてもいい。親も読んでみると良いと思う。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第5番

■ 所在
  市民図書館 8F社会 375.2ク
  市立図書館 375.2ク

【書籍】 丸山茂徳・磯﨑行雄 『生命と地球の歴史』 岩波新書 1998.1

非常に密度の濃い内容となっている。地球科学の分野でもここまで生命と地球について総合的に書かれているものはあまりない。索引がないのが残念。
なお、ちなみに、この本で、東工大の込本というのは、大学の同期である。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第94番
■ 所在
  市民図書館 
  市立図書館 450マ

【書籍】 鷲田小彌太 『本の定番ブックガイド』 東洋経済新報社 2004.6

筆者は、阪大の哲学科、同博士課程修了。現在、札幌大学教授。
内容は原典主義ではない。
しかし、一番最初に推薦している、木田元『反哲学史』は、よい。
内容は、西洋哲学の歴史は結局のところ、何を巡る思想史なのかがよくわかる。一読を勧める。


■ 所在
 市立図書館 019ワ

2008年12月10日水曜日

【書籍】 佐藤洋一郎 『イネの歴史』 京都大学学術出版会 2008.10

筆者は総合地球環境嶽研究所教授。
イネ属(オリザ)にはいろいろな種類があるが、オーストラリアからパプアニューギニア一帯の地域で生まれたと考える研究者が少なくない。それが栽培種としてのイネとなると、長江流域ではないかという。
米にはインディカとジャポニカがあるとよく言われるが、実は外見では区別がつかないそうだ。ぱさぱさ、ねばねばの区別も誤解だそうだ。筆者は、インディカとジャポニカは別々の先祖であり、インディカの方が新しいのではないかという。
また、最近の遺跡発掘から日本では縄文中期か晩期にイネが到来し、焼畑のような稲作ではないかとしている。それは、小さな川の河川敷のような、水位が季節的に変動する比較的平らな場所ではなかったかという。
インダスも米があった。

■ 所在
 市立図書館 616サ

【書籍】 小澤勲 『認知症とは何か』 岩波新書 2005.3

認知症とはいわゆる痴呆のこと。認知症には、アルツハイマー型と脳血管性認知症とがある。
前者はゆっくりと進行し、グループでの対応が望ましく、後者は自己主張が強いことから、1:1で向き合う必要があるとしている。
高齢化社会を迎え、老化とか認知症について知っておく必要があるだろう。ケアに焦点を当てた著書として『物語としての痴呆ケア』(三輪書店 2004)があるという。

■ 書籍情報入手先
  北海道教職員による新入生への推薦図書(2008.春)第181番

■ 所在
  市民図書館 7F新書S493.7オ
  市立図書館 493オ

【書籍】 米山正信 『化学のドレミファ』1~5 黎明書房 1997.7

化学について、お話風に説明している。中学生でも読めるとは思うが、科学関係で図や式に比べ文字が多いのはちょっと読む気にならない。

■ 書籍情報入手先
  椙山女学園中学校100冊の本(平成19年度)第33番
  椙山女学園高等学校100冊の本第21番
■ 所在
  市民図書館 8F自然 430.4ヨ
  市立図書館 430カ

【書籍】 人生後半に読むべき本 谷沢永一・渡部昇一 PHP研究所 2006.9

渡部昇一と谷沢永一の掛け合い漫才。

■ 【同書推薦図書リスト】

■ 所在
  市民図書館 8F019.9タ

【中学高校等】 【分野別推薦図書】 小説(日本)カ行

■  小説(日本)カ行
■  中学高校等の分類トップページ

【中学高校等】 【分野別推薦図書】 ノンフィクション ア行、カ行、サ行

■  ノンフィクション ア行、カ行、サ行
■  中学高校等の分類トップページ

【中学高校等】 【分野別推薦図書】 ノンフィクション タ行、ナ行、ハ行、マ行、ヤ行、ラ行、ワ行

■  ンフィクション タ行、ナ行、ハ行、マ行、ヤ行、ラ行、ワ行
■  中学高校等の分類トップページ

【中学高校等】 【分野別推薦図書】 小説(外国)マ行、ヤ行、ラ行、ワ行

■  小説(外国)マ行、ヤ行、ラ行、ワ行
■  中学高校等の分類トップページ

【中学高校等】 【分野別推薦図書】 小説(外国)ナ行、ハ行

■ 小説(外国)ナ行、ハ行
■ 中学高校等の分類トップページ

【中学高校等】 【分野別推薦図書】 小説(外国)ア行、カ行

■ 小説(外国)ア行、カ行
■ 中学高校等の分類トップページ

【中学高校等】 【分野別推薦図書】 小説(外国)サ行、タ行

■ 小説(外国)サ行、タ行
■ 中学高校等の分類トップページ

【中学高校等】 【分野別推薦図書】 小説(日本)マ行

■ 小説(日本)マ行
■ 中学高校等の分類トップページ

【中学高校等】 【分野別推薦図書】 小説(日本)ヤ行、ラ行、ワ行

■ 小説(日本)ヤ行、ラ行、ワ行
■ 中学高校等の分類トップページ

【中学高校等】 【分野別推薦図書】 小説(日本)ハ行

■ 小説(日本)ハ行
■ 中学高校等の分類トップページ

【中学高校等】 【分野別推薦図書】 小説(日本)ナ行

■ 小説(日本)ナ行
■ 中学高校等の分類トップページ

【中学高校等】 【分野別推薦図書】 小説(日本)サ行

■ 小説(日本)サ行
■ 中学高校等の分類トップページ

【中学高校等】 【分野別推薦図書】 小説(日本)タ行

■ 小説(日本)タ行
■ 中学高校等の分類トップページ

【中学高校等】 【分野別推薦図書】 小説(日本)ア行(ウ~オ)

■ 小説(日本)ア行(ウ~オ)
■ 中学高校等の分類トップページ 

【中学高校等】 【分野別推薦図書】 小説(日本)ア行(ア、イ)

■ 小説(日本)ア行(ア、イ)
■ 中学高校等の分類トップページ 

2008年12月9日火曜日

【書籍】 ジャン・アヌイ 『アンチゴーヌ アヌイ名作集』 白水社 1988.8

フランスの劇作家アヌイの作品が3つ収録されている。
アンチゴーヌ ひばり 唖のユミュリュス
解説(岩瀬孝)によると、「戦後フランスでは、ド・ゴールと共産党を中心とする抵抗派が権力を握って対独協力者を粛正し、アヌイの友で右派の作家ロベール・ブラジャックが処刑され、アヌイは激しくこれに反対した。…従来のテーマに、『政治的不寛容』への嫌悪が加わってくる。左派的体制批判を旨とした日本新劇の主流派が、終始アヌイを顧みなかったのは理由があったのだ。」とし、日本では、浅里慶太氏が率いる劇団四季のみが演じてきたという。

アンチゴーヌはロミオとジュリエットと同様の粗筋だが、義憤のために死すことが違い、ひばりはジャンヌ・ダルクの話だが、最後の最後で助かるのだが、奇妙な滑稽感が残ってしまう。

■ 書籍情報入手先
  読書を楽しもう 岩波ジュニア新書 2001.1 北村薫推薦本
■ 所在
 県立図書館

【書籍】 カール・R・ポパー 『科学的発見の論理』上・下 恒星社社恒星閣 1972.7

正直言って、ぱらぱらとめくっただけ、読めない。
何か、解説本でも読んでからにしようかと思う。
つまり、ここでうだうだ書いてあることが今現在どう整理されているか調べてからにした方がいいかなと思う。

■ 書籍情報入手先
  小河原誠『ポパー:批判的合理主義』講談社 1997.3 読書案内 推薦図書 4/9
■ 所在
 県立図書館 

【書籍】 東京大学教養学部英語教室篇 『The Universe of English』 1993.3

例の本である。先々週の土曜日に借りたが、先週は議会対応で忙しくて、あまり進まなかった。
ので、今週に集中的に読む。
まあ、おもしろいと思う。できれば、これの文学篇がほしいな。
さらに、単語とか覚えるために、きちんとした注釈でもつくってみようかなと思う。

■ 所在
 大学図書館 830.78 To46

【書籍】 養老猛司ほか 『バカにならない読書術』 朝日新書 2007.10

■ 【同推薦図書】
■ 所在
 市立図書館 019ハ
 

【書籍】 橋爪大三郎 『書評のおしごと』 海鳥社 2005.9

社会科学者 橋爪大三郎の 1983年から2004年にかけての書評集である。
いい仕事をしている。良質の書評はすかっとする。

■ 【書評本リスト(抜粋)】
■ 所在
 市立図書館 019ハ

2008年12月8日月曜日

2008年12月6日土曜日

【分類】 【中学高校等】 【推薦図書リスト分野】

【分類】体系
【中学高校等】【分野別推薦図書】

 ○ 古典

 ○

 ○ 小説(日本)
   小説(日本)ア行(ア、イ)
   小説(日本)ア行(ウ~オ)
   小説(日本)カ行
   小説(日本)サ行
   小説(日本)タ行
   小説(日本)ハ行
   小説(日本)マ行
   小説(日本)ヤ行、ラ行、ワ行

 ○ 小説(外国)
   小説(外国)ア行、カ行
   小説(外国)サ行、タ行
   小説(外国)ナ行、ハ行
   小説(外国)マ行、ヤ行、ラ行、ワ行

 ○ 伝記・自伝

 ○ 学習・教科

 ○ ノンフィクション
   ノンフィクション ア行、カ行、サ行
   ノンフィクション タ行、ナ行、ハ行、マ行、ヤ行、ラ行、ワ行
   
 (参考リンク)
 
【関連リンク先】

○ 中学生向け推薦本
- 市川学園100冊の本(中学校編)
- 三省堂 中学生にすすめたい100冊の本
- 光村図書が薦めるこの100冊(中学校)
- 久我山中学校文庫の100冊(日本文学)
- 久我山中学校文庫の100冊(外国文学)
- 椙山女学園中学校100冊の本(平成19年度)
- 中学生にすすめる100+1冊(平成18年度版)岩国市・和木町教育研究会中学校図書館部会
- 富山県 すすめたい100冊の本(中学校編)2003.10
- 北海道 青少年のための推薦図書200冊(中学生の部) 2005-2008

○ 高校生向け推薦本
- 市川学園100冊の本(高校編)
- 生徒に薦める本(H13長崎地区学校司書研究会)
- 福島県立安積高等学校 新入生のための読書案内(H20.4)
- 久我山高校文庫の100冊(日本文学)
- 久我山高校 新書の100冊
- 椙山女学園高等学校100冊の本
- 平成19年度 神奈川県立瀬谷高校推薦図書
- 富山県 すすめたい100冊の本(高等学校編) 2003.10
- 高知県 高校生に薦める100冊の本(2005.8)
- 高知県 高校生に薦める100冊の本(2007)
- 茨城県 高校生に薦める100冊の本(リンク1) 1997.3
- 茨城県 高校生に薦める100冊の本(リンク2) 1997.3
- 埼玉県 高校生が選んだ「推薦図書100選」 2007.12
- 北海道 青少年のための推薦図書200冊(高校生・勤労青少年の部) 2005-2008
- 岩波書店編集部編 『読書を楽しもう』岩波ジュニア新書 2001.1

【書籍】 犬塚先編 『新しい産業社会学 仕事をとおしてみる日本と世界』 有斐閣 1997.4

産業社会学についての概説本。ただ、各章が短すぎて、よくわからない。
参考文献がついている。

■ 書籍情報入手先
  社会学をつかむ 有斐閣 2008.7 unit6 集団、組織 推薦図書

■ 所在
  市民図書館 8F社会科学 366.9ア

【書籍】 逢沢明 『ゲーム理論トレーニング』 かんき出版 2003.3

借りたのは2003.7で第10刷。かなり売れている可能性があるな。
例がわかりやすいし、それこれ例題方式なので、最後まで読める。
(特に推薦する本)
ディキシットほか『戦略的思考とは何か エール大学「ゲーム理論」の発想法』 TBSブリタニカ (一般書として優れている。多少の間違いがある)
中山幹夫ほか『ゲーム理論で解く』 有斐閣ブックス(手軽だが、入門書という構成ではない)
デービス『ゲームの理論入門 チェスから核戦略まで』講談社ブルーバックス(一般書としては高度。ロングセラー。翻訳が硬いのと、誤植が修正されていない)
アクセルロッド『つきあい方の科学 バクテリアから国際関係まで』 HBJ出版局 (ていねいに読むとおもしろい)
バウンドストーン『囚人のジレンマ フォン・ノイマンとゲームの理論』 青土社 (例題が多い)
サロー『ゼロ・サム社会』TBSブリタニカ(現代社会を考えるのによい)

■ 書籍情報入手先
  京都大学新入生に薦める50冊の本(2007.4) 第32番
■ 所在
  市民図書館 8F自然417.2ア

【書籍】 斎藤美奈子 『趣味は読書。』 平凡社 2003.1

『月刊百科』 1999.7号~2002.10号に掲載されたものに加筆修正。
辛口の批評である。ベストセラーなんて、という感じだが、
一体、斎藤美奈子はどんな本がおすすめなのか。
主著
読者は踊る
あほらし屋の鐘が鳴る
文章読本さん江(第1回小林秀雄賞受賞2002)

『読書を楽しもう』岩波ジュニア新書で作家の姫野カオルコが『読者は踊る』と『あほらし屋の鐘が鳴る』を参考として掲げている。

■ 所在
  市民図書館 8F019サ

【書籍】 鈴木三重吉 『古事記物語』 原書房 2003.5

作者は児童雑誌「赤い鳥」の創刊者である。大正7年から昭和11年まで続いた。
古事記物語は「赤い鳥」に大正8年7月号から大正9年9月号まで連載されたもの。
日本にはよくまあ、こんな古いモノ(古事記)が残っているものだ。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第40番

■ 所在
  市民図書館 9F
  市立図書館 J913.6ス

2008年12月4日木曜日

【書籍】 丸山純孝『いつも目標達成している人の読書術』 明日香出版社 2008.9

自らメルマガを発行している著者(東芝勤務のエンジニアだったが、今は脱サラ。)による読書術。
いわく、読後はマインドマップで整理せよ。ブログで書評を書くときはネガティブなことを書かない。
などなど。非常にわかりやすい。

■ 【推薦図書リスト】
■ 所在
 市民図書館 019.1マ

2008年12月2日火曜日

【書籍】 鈴木秀子『9つの性格』 PHP研究所 1997.11

人間の性格を9つに分類するエニアグラムの解説本である。
ちなみに、チェックしてみると、タイプ5。傍観者。知識・情報収集。次に近いのが、タイプ7。移り気、中途半端。まあー、血液型より種類が多いしね。

■ 書籍情報入手先
  小宮一慶『ビジネスマンのための「読書力」養成講座』) 関連本
■ 所在
  市民図書館 8F人文科学 141.9ス
  市立図書館 141ス

【書籍】 湯川秀樹『旅人』 朝日新聞社 1958.11

ノーベル賞受賞の物理学者湯川秀樹の自伝である。
父親は秀樹の能力を評価せず、大学よりは専門学校にやることを考えていたとのこと。
このことがしこりとなっているようだ。
新しい理論を考えるまでの2年間は大変苦しかったようで、「重いにを背負った旅人が、上り坂にさしかかったようなものであった。」としている。また、「未知の世界を探求する人々は、地図を持たない旅行者である。」とも言っている。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第20番
■ 所在
  市立図書館 書庫

2008年12月1日月曜日

【書籍】 小宮一慶『ビジネスマンのための「読書力」養成講座』 ディスカヴァー携帯 2008.9

読むときは、
what → why → how
を念頭に。
読書法の区分
速読
通読…メモ書いたり
熟読…論理を追う。他の資料を参照する。など、丁寧に読む。
熟読…人生本

ひとつの専門分野は30時間の熟読でマスター。その後、再度、入門書を読むとよい

主な著書
ビジネスマンのための「発見力」養成講座
ビジネスマンのための「数学力」養成講座
ビジネスマンのための「解決力」養成講座
「1秒!」で財務諸表を読む方法
図解キャッシュフロー経営

■ 所在
 市民図書館 019.1コ

【書籍】 小泉武夫 『小泉教授が選ぶ「食の世界遺産」日本編』 講談社 2004.6

日本が世界に誇る発酵食品など、日本全国の優れた食品、加工方法を掲載。
あなたの地域ではどう?

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第31番
■ 所在
  市民図書館 8F社会科学383.8コ
  市立図書館 383コ(でも、見あたらない)

【書籍】 川端義明 『宇治拾遺ものがたり』 岩波少年文庫 1995.9

こぶとりじいさん、腰折れ雀など、おなじみ話を含め47話が平易に訳されている。
筆者によると、今昔物語と宇治拾遺物語は類似の話が相当程度含まれているものの、話の扱いが違う。
前者は変わった出来事という事実に重点を置いているのに対し、後者は人間の心に力点を置いているという。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第41番
■ 所在
  市立図書館 IW081イ

2008年11月30日日曜日

【書籍】 山本周五郎 『さぶ』 山本周五郎全集第16巻 新潮社 1981.12

「さぶ」というのは少し鈍いが、誠実な、友達思いである。
ただ、この小説は友情物語ではない。人間が辛い目に会って、人として成長する話とでもいおうか。
中学生がこんなを読んでわかるのかな?

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第57番
  久我山中学校文庫の100冊(日本文学) 第96番
  久我山高校文庫の100冊(日本文学) 第95番
  富山県 すすめたい100冊の本(中学校編) 第29番
  椙山女学園高等学校100冊の本 第61番
■ 所在
  市民図書館 7F書庫
  市立図書館

【書籍】 森達也 『悪役レスラーは笑う 「卑劣なジャップ」グレート東郷』 岩波新書 2005.11

戦後、アメリカプロレス界でヒール役を演じていた自称日系レスラー、グレート東郷についてのノンフィクションである。出自や死亡後の家族の所在が不明など、謎に満ちたレスラーであったが、財産はかなりあったようである。取材の過程で、朝鮮出身であることが明らかになる。
力道山より世代が上。

■ 書籍情報入手先
  北海道教職員による新入生への推薦図書(2008.春) 第92番
■ 所在
 市民図書館 7FS788.27
 市立図書館 788モ

【書籍】 水上勉 『ブンナよ、木からおりてこい』 三蛙房 1980.2

ブンナとは、釈迦の弟子の一人の名にちなんでつけられた蛙の名前である。蛙はこの世で最も弱いものの象徴という。
最近はあまり聞かないが弱肉強食、殺生など、この世のあり様がテーマである。水上童話もいいもんだと思う。

■ 書籍情報入手先
  光村図書が薦めるこの100冊(中学校) 第57番
  敬和学園大学 敬和100冊の本(2008年度) 第11番
■ 所在
  市民図書館 7F児・文Jミ
  市立図書館 書庫

【書籍】 小島寛之 『文系のための数学教室』 講談社現代新書 2004.10

数学科出身の経済学である筆者が書いた最先端の数学の本。
でも、数式がない分、かえってすーっと理解しにくくなっている。

■ 所在
 市立図書館 410コ

2008年11月29日土曜日

【書籍】 スチュアート・カウフマン 『自己組織化と進化の論理』 日本経済新聞社 1999.9

生物の進化には自己組織化と競争原理が必要としている。
原著は AT HOME IN THE UNIVERSE The Serach for Laws of Self-Organization and Complextiy by Suart Kauffman

The Hitchhiker's Guide to the Galaxy(ペレルソン)
エミール・ポスト チャーチルのラムダ文法と同じ時期に、同じ普遍的計算を考案

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第71番 ジャック・モノー『偶然と必然』関連本
■ 所在
  大学図書館 461.Ka89

【書籍】 阿部謹也 『ハーメルンの笛吹き男』 平凡社 1974.10

ドイツのハーメルンで子どもたちが笛吹男あるいは鼠取り男に連れ去られたというドイツの伝説である。
歴史的には1284年6月26日に130人の子どもが行方不明になったことはどうやら歴史的事実であるらしい。
ではなぜ子どもたちが消えたのか。東ドイツへ植民にいったのではないかという説を中心に中世ドイツの社会的状況を説明していく。
久しぶりにおもしろい本です。
大学生向け推薦図書に見あたらないのが不思議なくらいです。

(参考文献)『ドイツ中世後期の世界』(未来社)

■ 書籍情報入手先
  『自分のなかに歴史をよむ』  阿部謹也 主要著書

■ 所在
 大学図書館 388.3A12

【書籍】 ハンス・ペーター・リヒター 『あのころはフリードリヒがいた』 岩波少年文庫 1977.9

第1次世界大戦後のドイツにおけるユダヤ人迫害がテーマ。
ユダヤ人の少年フリードリヒ一家への迫害が描かれている。
筆者は社会心理学者。

■ 中学高校等・分野別推薦図書
  小説(外国)マ行、ヤ行、ラ行、ワ行  中学高校等の分類トップページ
  三省堂 中学生にすすめたい100冊の本 第1番  【同読書リスト】
■ 所在
  市民図書館 7F児・文学J94リ
  

【書籍】 開高健 『裸の王様』 文藝春秋 1958.3

作品としては、裸の王様、パニック、巨人と玩具、なまけもの
どれも、日本人の心性に焦点を当てているように思える。
長いものには巻かれろなど。
だけど、どの話もそういう人としての苦労(?)とは関係のないところで話が結末を迎える。
どんでん返しがある。ここにほろ苦い、気持ちよさを感じる。

■ 書籍情報入手先
  久我山中学校文庫の100冊(日本文学)第41番
■ 所在
 市民図書館 9F

【書籍】 阿部謹也 『学問と「世間」』 岩波新書 2001.6

日本では、学問、大学の現場においても、行動、意識の規範として「世間」が重んじられている。
「世間」を変えるには「世間」を知るべし。

■ 書籍情報入手先
  『自分のなかに歴史をよむ』  阿部謹也 著書
  久我山高校 新書の100冊 第3番
■ 所在
 市民図書館 7FS002ア

2008年11月28日金曜日

【書籍】 小川洋子 『博士の愛した数式』 新潮社 2003.8

記憶が80分しかもたない数学者のところに家政婦として息子と一緒に通っていた話。
数学者が勧める本の中でも結構推薦されている。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編) 第67番
■ 所在
  市民図書館 7F日本文学オカ
  市立図書館 916グ

2008年11月27日木曜日

【書籍】 数学書房編集部編 『この数学書がおもしろい』 数学書房 2006.4

■ 【推薦図書リスト】   
■ 書籍情報入手先
  京都大学新入生に薦める50冊の本(2007.4) 第19番
■ 所在
  市民図書館 8F自然科学410コ

【書籍】 吉野源三郎 『君たちはどう生きるか』 ポプラ社 2000.7

ジュニア版吉野源三郎全集の第1巻。オリジナルは、1937.7に刊行。(『日本小国民文庫』16巻の最終巻)。当時は国際的にも軍国主義が跋扈している時代であり、その時代に子どもたちに向けたメッセージである。
主人公はコペル君。コペルニクスからとった。少年が世の中を見つめ、学校のことで悩み、成長していくさまが描かれている。けっして、古さを感じさせない。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8) 第1番
  市川学園100冊の本(中学校編) 第1番
  三省堂 中学生にすすめたい100冊の本 第39番
  椙山女学園中学校100冊の本(平成19年度)第3番
  富山県 すすめたい100冊の本(高等学校編) 第66番
■ 所在
  市民図書館 7F児・心 J15ヨ
  市立図書館 J159ヨ

【書籍】 柳田邦男 『空白の天気図』 新潮社 1975.9

原爆の被害に襲われた広島で昭和20年9月17日、枕崎台風に襲われた。死者2012名と言われる。
当時、気象台へは情報がきちんと入らない状況であり、それにもかかわらず気象台の職員の奮闘が感動的。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第14番
■ 所在
  市民図書館 9F
  市立図書館 書庫

【書籍】 ウィル・デューラント 『誰が文明を創ったか』 PHP研究所 2004.10.6

原著 HEROES OF HISTORY - A Brief History of Civilization from Ancient Times to the Dawn of the Modern Age by Will Durant(1885-1981)
Durantの主著は The Story of Civilization The Story of Philosophy

英雄に焦点を当てた世界の歴史である。短すぎて、わかったような、わからいような。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第7番
■ 所在
  県立図書館

2008年11月26日水曜日

【書籍】 徳永貴久監修 『どんどん目が良くなるマジカル・アイ』 宝島社 2002.6

目が痛いのでためしてみたい。

■ 所在
 市民図書館 6F楽しむ Y78

【書籍】 川北稔 『砂糖の歴史』 岩波ジュニア新書 1996.7

砂糖という世界商品をテーマに、世界の歴史をたどる。
カリブ海でのアフリカ奴隷による砂糖プランテーション。紅茶と砂糖の出逢い。
チョコレートなど。

■ 書籍情報入手先
  久我山高校 新書の100冊第54番 
■ 所在
  市民図書館 6F知るY29

【書籍】 茨木のり子 『詩のこころを読む』 岩波ジュニア新書 1979.10

手に取ったものは、1999.10で第50刷。ずいぶん売れているんだな。
この中で好きなのは、
工藤直子『昭和三十七年-昭和四十七年』に収められている「てつがくのらいおん」

■ 書籍情報入手先
  久我山高校 新書の100冊第46番 
■ 所在
  市民図書館 6F知るY29

【書籍】 オグ・マンディーノ 『十二番目の天使』 求龍堂 2001.4

著者は米国の人生哲学書作家。
ストーリー:妻と息子を交通事故で失い、自殺しようとしてが、知人から子ども野球の監督を頼まれた。そこで、チビの子どもに出会ったが、息子そっくりで、生きる希望を見いだした。しかし、その子も実は脳腫瘍でシーズンすぎたら、passed away.

でも、疑問。いくら最愛でも妻と息子をなくしたら、自殺するか?また、米国のセールスマンは自己啓発書を読むことが書いてある。
確かに、涙涙のストーリーではあるが、ちょっと、作りすぎでは?

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編)第100番
  富山県 すすめたい100冊の本(高等学校編) 第27番
■ 所在
  市民図書館 7F外国文学 933マ
市立図書館 J933マ

【書籍】 ドナルド・ジョハンスン、ジェイムズ・シュリ-ヴ 『ルーシーの子供たち』 早川書房 1993.11

エチオピアで最古の人類「ルーシー」(300万年前)の化石は発掘したジョハンスンが今度はタンザニアで180万年前の女性骨格を発見した。本書は発掘の一部始終についてである。

 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編)第25番 
■ 所在
  市民図書館 8F自然科学 469.2シ
  

【書籍】 桜井哲夫 『<自己責任>とは何か』 講談社現代新書 1998.5

著者は1949年生まれ。東京経済大学教授。近・現代社会史、現代社会論専攻。
「責任」について、明治以降における日本、外国でどうとられているか。
内容は責任にまつわる様々なテーマであり、各種文献のダイジェストとなっている。
こういうのを読むと、科学として、こういうテーマを扱えなければ、小説を読むのとどこが違うのかわからなくなってしまう。

■ 書籍情報入手先
  社会学をつかむ 有斐閣 2008.7 unit6 集団・組織 推薦図書
■ 所在
  市民図書館 7FS302.1サ

【書籍】 桐山圭一 『内部告発が社会を変える』 岩波ブックレット 2008.3

筆者は1959年生まれ。東京新聞論説委員・ノンフィクション作家。
公益通報、いわゆる内部告発者が告発後、組織や業界から報復を受けているさまを記述。その上で、公益通報者保護法の問題点として、保護される場合のハードルの高さを指摘している。
こういう事例を見ていると、マスコミに匿名で通報するのが賢明であることがわかる。

参考文献として
通報者のための公益通報ハンドブック

■ 所在
 議会図書室 300

2008年11月25日火曜日

樋渡啓祐 『「力強い」地方づくりのための、あえて「力弱い」戦略論』 ベネッセコーポレーション 2008.2

佐賀県武雄市長による自治体戦略論、首長論である。
なかなかおもしろい。
こまわりの効く組織はいいな。そうあらねば、と思う。

共感を覚えたのは、
仕事+趣味→とんでもないもの。

写真は構図であり、いい絵画を見ることで磨かれるとのこと。
確かにブログを見ると、結構、いいものが多いなあ。

■ 所在
 議会図書室 318

『定常型社会 新しい「豊かさ」の構想』 広井良典(岩波新書, 2001.6)

これからの社会では環境制約等があり、従来の成長志向は望めない。
従って、物質の消費はのばさないが、消費内容は変化させる。生活の意識に時間を大事にする。などなど。
ただ、経済学者の議論(特に時間論)は抽象的で具体性がない。もっと、モデルを構築して定量的に分析すべきであろう。説得力がない。
ただ、成長が望めないのは明らかだし、環境志向しなければ、地球上で生存できないのも明らかである。
価格から価値への転換が必要であろう。
やはり、未来からの提言が最も重要である。

■ 書籍情報入手先
  京都大学新入生に薦める50冊の本(2007.4) 第30番
■ 所在
  市立図書館 364ヒ(書庫)

2008年11月24日月曜日

【書籍】 『短編小説を読もう』 阿刀田高(岩波ジュニア新書, 2005.12)

■ 【推薦図書リスト】
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新書365冊』 第6章 歴史・文学・ことば More 宮崎哲弥 2006.10
■ 所在
 県立図書館

【書籍】 宇沢弘文 『社会的共通資本』 岩波新書 2000.11

社会を支える共通資本(自然環境、社会的インフラストラクチャー、制度資本)について、国が手当をしなければいけないという立場。

■ 書籍情報入手先
  京都大学新入生に薦める50冊の本(2007.4) 第29番
■ 所在
  市立図書館 343ウ(書庫)

【書籍】 大村敦志 『父と娘の法入門』 岩波ジュニア新書 2005.10

フランスでは「娘に語る~」「息子に語る~」シリーズ(スイユ社刊)が好評であり、それに由来するという。これで、法を理解せよというのは無理だが、日常生活に至るところに法が関わっていることが理解できればいいのであろう。

■ 書籍情報入手先
  宮崎哲弥『新書365冊』朝日新書 2006.10 第5章法と自由 推薦本(best)
■ 所在
  市立民図書館 081イ519

【書籍】 E・シャルガフ 『ヘラクレイトスの火』 岩波書店 1980.9

ウィーン生まれの生化学者の回想録である。
原子力と遺伝子操作について、ヘラクレイトスの火と同じで、人類が触ってはいけない領域ではないかとしている。また、アメリカの大学の研究が資金がかかるものとなり、汲々している様にも危惧を持っている。
つまり、自然を分析の対象とする傾向を進んでいけば、自然を敬う心が薄くなるということであろう。
しかし、そのことは、ニュートン以降、科学が内包している傾向なのではないか。
だから、科学の倫理観が問われると思う。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第49番
■ 所在
  大学図書館 新書庫 289.3 C34

【書籍】 北村薫 『スキップ』 新潮社 1995.8

高校2年の女子高生がある日、突然、25歳年をとって、夫も娘(高校2年)もいる世界にスキップしてしまう。半分読んだらあきた。もう読めない。
光村図書推薦の本は、大人にはおもしろくないものが多い。

■ 書籍情報入手先
  光村図書が薦めるこの100冊(中学校) 第29番
■ 所在
  市民図書館 7FBキタ
  市立図書館 書庫

【書籍】 江國香織 『つめたいよるに』 理論社 1989.8

犬の思い出を語るデューク。江國香織の小説はさわやかな風が通りすぎるようだ。

■ 書籍情報入手先
  光村図書が薦めるこの100冊(中学校) 第41番
  三省堂 中学生にすすめたい100冊の本 第18番
  久我山中学校文庫の100冊(日本文学)第41番
■ 所在
  市民図書館 7FBエク
  市立図書館 書庫

2008年11月23日日曜日

【書籍】 中津攸子 『かぐや姫と古代史の謎』 新人物往来社

竹取物語は史実を元にして書かれたのではないかとする説。
筆者は、滅ぼされた葛城王朝の娘がモデルであり、当時の公家とおぼしき人を出しているとしている。
なかなかおもしろい本である。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編)第10番 
■ 所在
  県立図書館

【書籍】 カール・R・ポパー、コンラート・ローレンツ 『未来は開かれている』 思索社 1986.11

ポパーとの対話集。
人間は、能動的に世界に働きかけ、誤謬を正していく。しかも、言葉によって。
未来は開かれているのだ。

また、ニュートンの理論は証明できない。カントは、ニュートンの理論の正しさを証明しようとしていることが間違っている。だから、わかりにくい。ヘーゲルは思わせぶりだ。これがマルクスへと引き継がれていく。

■ 書籍情報入手先
  小河原誠『ポパー:批判的合理主義』講談社 1997.3 読書案内 推薦図書 3/9
■ 所在
  県立図書館

【書籍】 阿部謹也 『自分のなかに歴史をよむ』 筑摩書房 1988.3

歴史学者 阿部謹也の自伝と学問の思い出。なかなかいい本である。
中学生にも勧めたい。

主な著作
ハーメルンの笛吹き男
中世賤民の宇宙
学問と世間 岩波新書
日本人の歴史意識 岩波書店
『ドイツ中世後期の世界』(未来社)

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第6番
  京都文教大学の100冊第84番
■ 所在
  市立図書館 書庫

【書籍】 永井愛 『ら抜きの殺意』 而立書房 1998.2

最近の日本語の乱れに怒りを感じる著者の作。
著者は1951年東京都生まれ。劇団二兎社主宰。
楽しめるが、深みはない。(こども向き)

■ 書籍情報入手先
  光村図書が薦めるこの100冊(中学校) 第71番
■ 所在
  市民図書館 書庫
  市立図書館 書庫

【書籍】 ロラン・バルト 『神話作用』 現代思潮社 1967.7

いわゆるメタ言語についての本。メタ言語を神話と表現している。それは、表面的な物言いの陰に別のことを指し示しているからである。
ただ、雑誌などの記事も、プチブル的世界、すなわち、資本主義を反映していると、繰り返し述べている。
こういう上から目線がきらいなんだな。

■ 書籍情報入手先
  知的複眼思考法 推薦図書 7/10

■ 所在
  大学図書館 書庫

【書籍】 大野乾 『生命の誕生と進化』 東京大学出版会 1988.7

進化は遺伝子重複による、生物はコピーと重複である。

同じ著者によるものとしては、
大いなる仮説
未完先祖物語(羊土社, 2000)

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第61番

■ 所在
  大学図書館 467.2 O67

2008年11月22日土曜日

【書籍】 田口晃 『ウィーン 都市の近代』 岩波新書 2008.10

筆者は1981~1983にかけてウィーンに2年間留学したという。
ちなみに、私は1986~1987にかけてウィーンの国連専門機関に在職していた。
歴史としては、まとまっているのだが、生きたウィーン、ウィーン子のルーズなところが感じられない。

■ 所在
 市立図書館 234タ

【書籍】 小林康夫、船曳健夫(編) 『新・知の技法』 東京大学出版会 1998.4

「知の技法」から、4年目の続編である。この間、知の論理、知のモラルが出版された。はじめによると、「知の技法」は98年1月現在で3作の総販売部数は70万部に達するという。

■ 所在
 市民図書館 9F
 市立図書館 書庫

【書籍】 茨木のり子 『倚りかからず』 筑摩書房 1999.10

倚りかからず

もはや
できあいの思想には倚りかかりたくない
もはや
できあいの宗教には倚りかかりたくない
もはや
できあいの学問には倚りかかりたくない
もはや
いかなる権威にも倚りかかりたくはない
ながく生きて
心底学んだのはそれぐらい
じぶんの耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合のことやある
倚りかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編)第69番 
■ 所在
  市立図書館 書庫

【書籍】 大岡昇平 『野火』 新潮文庫  1954.4

作者は戦争に行ったが、レイテ島には行っていないらしい。従軍者に対する取材を行ったらしい。
極限状態における人間の精神の思考実験。戦争小説などではない。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第11番
  久我山中学校文庫の100冊(日本文学)第20番
  久我山高校文庫の100冊(日本文学) 第23番
  松岡正剛の千夜千冊 第960夜

■ 所在
  市民図書館 7B文庫オオ

【書籍】 ジャック・モノー 『偶然と必然』 みすず書房 1972.10

フランスのノーベル賞受賞の分子生物学者。
生命についての考察。
生命は合目的性と複製における不変性とする。モノーの立場は生命は偶然であるとする。
下記の本によると、モノーに対する批判として、
ソープ『生命=偶然を超えるもの』海鳴社1978/1978
スコフェルニ『アンチ・チャンス』みすず書房, 1973/1984
があり、
カウフマン『自己組織化と進化の論理』(日本経済新聞社, 1995/99)はアンチテーゼとして読むことができるとしている。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第71番
■ 所在
  大学図書館 旧書庫

【書籍】 マックス・ヴェーバー 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 岩波文庫 1989.1

大塚久雄による改訳版である。
営利を求めない禁欲的ピューリタリズムの精神が近代的資本主義を生んだという有名な本らしい。
というのは、単なる勤勉だけではないらしい。宗教というか、天職というエートスが必要らしい。
天職はルーターによるしている。

訳者によると、ウェーバーは比較宗教学の研究者であり、その文脈で本文献を読む必要があるとしている。

■ 書籍情報入手先
  社会学をつかむ 有斐閣 2008.7 unit4 社会学の論理 推薦図書
  静岡県立大学教員推薦の100冊第38番
  京都文教大学の100冊第6番
  市川学園100冊の本(高校編)第21番
■ 所在
  市民図書館 9F

【書籍】 魚住直子 『非・バランス』 講談社 1996.6

この本は、第36回講談社児童文学新人賞受賞作品。
こどもの心理はそれなりに描けているのかもしれないが、
小説して読むと、いまいち。

■ 書籍情報入手先
  光村図書が薦めるこの100冊(中学校) 第61番
  三省堂 中学生にすすめたい100冊の本第77番
■ 所在
  市民図書館 7F児・文学Jウ
  市立図書館 書庫

【書籍】 宮部みゆき 『ステップファーザー・ステップ』 講談社 1993.3

手元の本が1995.10で第11刷なので、それなりに売れていた本かと思う。
あまり、おもしろくない。

■ 書籍情報入手先
  光村図書が薦めるこの100冊(中学校) 第32番
■ 所在
  市民図書館 7F日本文学ミヤ
  市立図書館 書庫

2008年11月21日金曜日

【書籍】 寺澤盾 『英語の歴史』 中公新書 2008.10

どちらかというと、英単語の歴史である。
有益。巻末に参考文献あり。

小島義郎はか 英語語義語源辞典 三省堂 2004 語義・語源に重きを置いた英和辞典
寺澤義雄ほか 英語語源辞典 研究社 本格的語源辞典 1997 縮刷版 1999
中島文雄ほか 英語語源小辞典 研究者 1962 コンパクト
 同     英語発達史 (改訂版)岩波書店 2005 ややレベルが高い
ブラッドリ 英語発達小史 岩波文庫 1982 特に語彙変化・意味変化の章が秀逸

■ 所在
 市立図書館 830テ

2008年11月20日木曜日

【書籍】 沢木耕太郎 『深夜特急』 (1~6) 新潮文庫 1994.3

沢木耕太郎は文体が好きだ。だが、年のせいか、このような海外旅行でのふれあい本を読む進めることはできなかった。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編)第38番
  北海道教職員による新入生への推薦図書(2008.春)第41番
  静岡県立大学教員推薦の100冊第111番
  京都文教大学の100冊第74番
  敬和学園大学 敬和100冊の本(2008年度)第46番
■ 所在
  市民図書館 7FB915.6サ1-6
  市立図書館

【書籍】 小林康夫、船曳健夫(編) 『知の技法』 東京大学出版会 1994.4

もう14年前となるが、
東京大学教養学部「基礎演習」テキストである。

■ 【推薦文献リスト】
■ 所在
 市立図書館002チ23

【書籍】 吉本ばなな 『TUGUMI』 中央公論社 1989.3

おもったよりおもしろい。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編)第60番 
  光村図書が薦めるこの100冊(中学校) 第40番
  久我山高校文庫の100冊(日本文学)第98番
  富山県 すすめたい100冊の本(高等学校編) 第41番
  松岡正剛の千夜千冊 第350夜
■ 所在
  市民図書館 7F日本文学ヨシ
  

【書籍】 宮崎哲弥 『新書365冊』 朝日新書 2006.10

評論家、宮崎哲弥の新書書評。略歴を見ると、法学部ですね。
本の紹介では、政治哲学、宗教思想を主領域とする評論を発表とある。

■ 書籍情報入手先
  松岡正剛の千夜千冊 第千二百十六夜 2008年1月10日 
■ 所在
  県立図書館

【書籍】 岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』 岩波ジュニア新書 2003.7

ヨーロッパの思想は、ギリシャの思想とヘブライの信仰の上にたっている。ギリシアの思想は人間の自由と平等の自覚である。そして、理性主義である。
ヘブライの信仰とは、一神教で、人間のみが神の愛を受ける存在である。さらに、イエスの教えは敵をも愛せ。

  読書案内
■ 書籍情報入手先
  宮崎哲弥『新書365冊』朝日新書 2006.10 第2章哲学・論理学・数学 推薦本
■ 所在
  市民図書館 9F

【書籍】 小松正之『さかなはいつまで食べられる』 筑波書房ブックレット 2007.8

1990年頃から豊富にいる魚として、
かたくちいわし、さんま、かつお、ほっけ
があり、それらをとるべきとしている。
養殖の魚のえさであるフィッシュミールは輸入していることから、サンマでフィッシュミールを供給すべし。また、乱獲はやめよう(キンキ、マサバ、カツオ、マグロ)
著者は、農林水産省出身で、(独)水産総合研究センター理事。

■ 所在
 議会図書館 662

【書籍】 ウィリアム・B・ローガン『ドングリと文明』 日経BP社 2008.9

小麦文明の前にドングリ文明が地球規模であったという話。
三内丸山のクリ文化を見ていると、納得できる。

■ 所在
 市立図書館 653.7ロ

2008年11月19日水曜日

【書籍】 松岡正剛『ちょっと本気な千夜千冊虎の巻 読書術免許皆伝』求龍堂 2007.6

松岡正剛の千夜千冊の解説本。
中には、松岡正剛流読書術も触れられている。最後に千夜千冊で紹介された本のリストがついている。
ちなみに、千夜千冊は県立図書館にある。

■ 所在
 市民図書館 8F一般調査019マ
 市立図書館

【書籍】 神田昌典、勝間和代『10年後あなたの本棚に残るビジネス書100』 ダイヤモンド社 2008.10

今、流行の2人によるビジネス選書。
「この本だけは絶対読もう!究極の10冊」でそれぞれ10冊。
「10年後あなたの本棚本棚に残る40冊」でそれぞれ40冊。計100冊。
全国カリスマ店の店員9名の推薦で9冊。が紹介されている。

■ 所在
  議会図書館

【書籍】 ジェームズ・アレン 『「原因」と「結果」の法則』 サンマーク出版 2003.4

1902年に書かれた「AS A MAN THINKETH」の訳本。自己啓発のバイブル。
内容は当然とも言える。じゃ、どうして人類は戦争をするのか。ホロコーストが起こるのか。

■ 書籍情報入手先
  10年後あなたの本棚に残るビジネス書100 神田昌典+勝間和代 究極の10冊 勝間推薦本
  京都大学新入生に薦める50冊の本(2007.4)  工学研究科加納先生推薦本
■ 所在
  市立図書館 159ア

【書籍】 J.P.ホーガン『星を継ぐもの』創元SF文庫 1980.5

SF作家、J.P.ホーガンの第1作目。
いまひとつ、おもしろくない。SFは合わないのか。

■ 書籍情報入手先
  読書を楽しもう 岩波ジュニア新書 2001.1 北村薫推薦本 
■ 所在
  市民図書館 7F文庫 B933ホ

【文献】 柄谷行人「序説-ネーションと美学」『定本柄谷行人集4』 岩波書店 2004.5

国家、ネーション、ステートに関する文献的考察。
国家も交換によるとしているが、どうも、著者は経済についてはあまり知らないようである。

■ 書籍情報入手先
  社会学をつかむ 有斐閣 2008.7 unit4 社会学の論理 推薦図書

■ 所在
  県立図書館

2008年11月18日火曜日

【書籍】 立花隆『ぼくはこんな本を読んできた』 文春文庫 1999.3

文藝春秋の12月号(2008.11)で佐藤優がスパイの読み方と同じということで、ホントかという思いで読んだ(たぶん、再読)。
調査のための読書法として、教科書的入門書3冊(人文系であれば立場の異なるもの)、次に古典的入門書、若手の書いた入門書に進み、入門書の文献リストから名著を探し、次に少し毛色の変わったものも含める。次は、学問史、学説史、次は、各論を1冊、あと、専門辞典、年鑑を1冊求める。
あとはひたすら読む。ノートはとらない。

うーん、これって、理系で言うと、学部の学生の勉強法。理系では3冊はいらず、1冊あればよい。多読は論文。後はひたすら、実験するか、考える。

ちょっと、おやと思ったのは、1秒1ページ読むのも可能で、昔は、本の何ページあたりに書いてあったか覚えていたというくだり。最近流行のフォトリーディングにほかならない。

後、気になるのは、「科学の最先端はほとんどオカルト」というせりふ。これを聞くと、危うい感じがする。

■ 所在
  市民図書館 7F文庫 B109タ

2008年11月17日月曜日

【書籍】 高瀬正仁 『岡潔 数学の詩人』 岩波新書 2008.10

数学者岡潔の研究史。残念ながら、読んでもよくわからない。

■ 所在
  市立図書館 289オ

2008年11月16日日曜日

【書籍】 中西庄司、上野千鶴子『当事者主権』 岩波新書 2003.10

障害者、高齢者等の自立、すなわち、当事者が自己決定することの重要性について書かれた本。

■ 書籍情報入手先
  社会学をつかむ 有斐閣 2008.7 unit4 社会学の論理 推薦図書
  敬和学園大学 敬和100冊の本(2008年度)第60番
■ 所在
  市民図書館 7F新書 S369ナ

【書籍】 『パパラギ-はじめて文明を見た南海の酋長ツアイビの演説集』 立風書房 1981.4

初版は1920年ショイルマンによってドイツ語で刊行された。
文明批評ともなっている。
しかし、この本は子どもの心を持っていれば書くことができる。

■ 書籍情報入手先
  知的複眼思考法 推薦図書 6/10

■ 所在
  県立図書館

【書籍】 カール・R・ポパー、フランツ・クロイツァー 『開かれた社会-開かれた宇宙』 未来社 1992.9

ポパーとの対話集。
反駁可能であることが重要。繰り返し、繰り返し言っている。
アインシュタインだって、自分の理論が正しいかどうかは、このような観察をしてみればわかると述べた。
常に、理論には反駁可能性が必要だ。

■ 書籍情報入手先
  小河原誠『ポパー:批判的合理主義』講談社 1997.3 読書案内 推薦図書 2/9
■ 所在
  大学図書館

【書籍】 向田邦子 『父の詫び状』 文藝春秋 1978.11

古き良き時代の家族の思い出。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編)第35番
  光村図書が薦めるこの100冊(中学校) 第89番
  三省堂 中学生にすすめたい100冊の本第92番
  椙山女学園中学校100冊の本(平成19年度)第67番
  富山県 すすめたい100冊の本(高等学校編) 第38番
■ 所在
  市民図書館 7F日本文学ムコ
  市立図書館 書庫

【書籍】 浅羽道明 『大学で何を学ぶか』 幻冬舎 1996.4

うーん、あまりおもしろい本ではないな。


■ 書籍情報入手先
  知的複眼思考法 推薦図書 5/10

■ 所在
  市民図書館 8F社会科学 377.0ア

2008年11月15日土曜日

【書籍】 近藤康子『コルチャック先生』 岩波ジュニア新書 1995.6

子ども権利条約の精神的な父と呼ばれるユダヤ系ポーランド人であるコルチャックが作った子ども施設での教育方針及びユダヤ人ホロコースト時代のポーランドの状況等について書いてある。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編)第18番 
■ 所在
  市民図書館 6F生きるY11
  市立図書館 IW081イ256

【書籍】 M・ミッチェル・ワールドロップ 『複雑系』 新潮社 1996.6

複雑系研究で有名なサンタフェ研究所の始まりについて記されている。
複雑系に関する研究がどのようにして進められたか、また、新たな分野の研究の進め方などおもしろい。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第70番

■ 所在
  大学図書館 404W36

【書籍】 ジョエル・ベスト『統計はこうしてウソをつく』 白揚社 2002.11

統計の社会的影響とか、単なる憶測の数字が一人歩きしてしまう事例など、なかなか興味深い。
メディア人は読むべき。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第53番

■ 所在
  市立図書館 りんご図書コーナー361.9ベ

2008年11月12日水曜日

【書籍】 野坂昭如 『アメリカひじき・火垂るの墓』 新潮文庫 1972.1

火垂るの墓は映画で見ているので、小説を読むことはできない。
他を読んだが、やはり、妹見殺しが実際にあったかはわからないが、野坂の中にどうしようもないものとして抱えられていると思う。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第26番
  北海道教職員による新入生への推薦図書(2008.春) 第128番
  静岡県立大学教員推薦の100冊第105番
  久我山中学校文庫の100冊(日本文学) 第68番
  久我山高校文庫の100冊(日本文学)第66番
  三省堂 中学生にすすめたい100冊の本第79番
■ 所在
  市民図書館 7F Bノサ

【書籍】 灰谷健次郎 『兎の眼』 新潮文庫 1984.12

実は初めて読んだけど、なかなか、名作だと思う。
時代環境が異なることから、子ども達がどう受け止めるか知りたいものだ。
初出は1974.7理論社で、作者による後書きがあるようだ、読むべきかと思う。

■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編)第58番
  光村図書が薦めるこの100冊(中学校) 第5番
  久我山中学校文庫の100冊(日本文学) 第69番
  敬和学園大学 敬和100冊の本(2008年度)第10番
  常葉学園大学 学生に薦める100冊の本第7番
■ 所在
  市民図書館 7F文庫Bハイ

2008年11月10日月曜日

【書籍】 増田四郎 『大学でいかに学ぶか』 講談社新書 1966.5

古きよき時代の大学での学問。
自分で考えろ。原典に当たれ。ゼミで鍛えよ。語学をやれ。秀才より誠実と根気。数字だけ追うな。

■ 書籍情報入手先
  知的複眼思考法 推薦図書 4/10

■ 所在
  市立図書館 7F新書 S377マ

【書籍】 遠藤周作 『海と毒薬』 新潮文庫 1960.7

終戦末期の捕虜の人体実験をテーマにした本。ノーと言えない日本人の弱さを追求している。
佐伯彰一の解説によると、「留学」と「沈黙」と合わせて、一種の三部作として読み直すことを提示している。


■ 書籍情報入手先
  市川学園100冊の本(中学校編)第55番
  久我山中学校文庫の100冊(日本文学)第17番
  久我山高校文庫の100冊(日本文学)第20番
■ 所在
  市民図書館 7F文庫Bエン

【書籍】 金子勝、アンドリュー・デウィット 『世界金融危機』 岩波ブックレットNo.740 2008.10

サブプライムなど、世界の金融危機の解説本である。
アメリカの金融危機は、銀行が制約のない子会社(投資、証券)をつくり、住宅証券に手を出したことにはじまる。金利の安い債権を発行し、その金で金利の高い長期債権を買えば、自動的に利益が生じ、この利益をあてにして、債権を発行する。これが歯止めのない信用創造を作り出したが、今は、歯車が逆回りで信用収縮している。
これが世界に影響を与えており、筆者は未曾有の世界的な金融危機に陥るとしている。
警告の本だが、どうすればいいのかは示されていない。

■ 書籍情報入手先
  朝日新聞書評 2008.11.09 
■ 所在
  議会図書室 300

【書籍】 岡倉徹志 『アラブのゆくえ』 岩波ジュニア新書 1991.6

筆者は、大学時代にアラブ世界を勉強し、毎日新聞社入社。出版当時、富山国際大学教授。

中東の歴史、イスラムの歴史を平易に記述している。前半はよくまとまっているが、後半は現代史なので、くどくどしい。

2008年11月9日日曜日

【書籍】 益川敏英 『現代の物質観とアインシュタインの夢』 岩波書店 1995.10

ノーベル賞受賞記念で2008.10第2刷発行である。
よくわかりやすい。引力のような遠隔力を量子力学でどうみているかなど、おもしろい。ただ、後半の素粒子論はついていけなかったが。

■ 所在
  議会図書室 429

【書籍】 ブライアン・フェイガン 『千年前の人類を襲った大温暖化』 河内書房新社 2008.9

今から1000年前、ヨーロッパは温暖な気候となり、ワインを初め、豊穣な時代であった。しかるに、南北アメリカ、中国では大干ばつに襲われ、いくつもの、文明、集落が放棄された。
問題は温暖化に伴う干ばつのメカニズムであるが、この辺をもっとしっかり説明してほしいものだ。
著者はすでに『歴史を変えた気候大変動』、『古代文明と気候大変動』を出している(河内書房)。

■ 書籍情報入手先
  日経新聞書評 2008.10.26

■ 所在
  市民図書館 451.8フ
  市立図書館 451.フ

【書籍】 戦争遺跡保存全国ネットワーク編 『戦争遺跡から学ぶ』 岩波ジュニア新書 2003.6

戦争遺跡としては、地下壕、トンネルが多いようだ。
参考図書、ネットワーク、博物館・資料館のリストもついており、戦争遺跡の入門としてはいいと思う。

■ 所在
  市立図書館 児童 081イ436

2008年11月8日土曜日

【書籍】 二井一禎 『マツ枯れは森の感染症』 文一総合出版

マツ枯れの原因究明の本。おもしろい。

■ 書籍情報入手先
  京都大学新入生に大学新入生に薦める50冊の本(2007.4) 
■ 所在
  市立図書館 653フ

【書籍】 広島大学総合科学部101冊の本プロジェクト編 『大学新入生に薦める101冊の本』 岩波書店 2005.3

最近、これで本を探している。解説や関連する本も紹介している。
1冊手元に置くといいと思う。

■ 推薦本リスト
■ 所在
  大学図書館 2F

【書籍】 岩波書店編集部編 『読書を楽しもう』 岩波ジュニア新書 2001.1

13人に聞く読書の楽しみだが、各人ともさまざまな書き方でおもしろい。
推薦図書のリストについては、 【推薦図書リスト】


■ 所在
  市立図書館 児童書 081イ364

【書籍】 アラン・ブルーム 『アメリカン・マインドの終焉』 みすず書房 1988.12

簡単に言うと、アメリカの大学(知性)が60年代以降堕落している、文化相対主義に毒されているという主張。
あまりおもしろくない。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第81番

■ 所在
  大学図書館 2F 377.25 B58

2008年11月6日木曜日

【書籍】 鶴見俊輔 『ひとが生まれる 五人の日本人の肖像』 筑摩書房 1972.7

個人として、国家と対峙した5人の日本人伝。子ども向けながら、おもしろい。

■ 書籍情報入手先
  社会学をつかむ 有斐閣 2008.7 unit2 社会 推薦図書

■ 所在
  市民図書館 9F書庫

2008年11月5日水曜日

【書籍】 丸山工作編 『ノーベル賞ゲーム』 岩波書店 1998.5

ノーベル賞受賞を記念して。ノーベル賞を巡る先取権争い、競争研究者間の険悪な関係などを書いている。
書いているのは研究者であり、それなり信頼できよう。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第80番

■ 所在
  市民図書館 9F書庫

【書籍】 奈良貴史 『ネアンデルタール人類のなぞ』 岩波ジュニア新書 2003.10

ネアンデルタール人の専門家(実際にフランスで研究)による解説。図版類が多く、よくわかる。この本は薦められる。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第59番 関連図書

■ 所在
  市民図書館 6F24

【書籍】 河合信和 『ネアンデルタール人と現代人』 文春新書 1999

ネアンデルタール人について研究の歴史、最近の研究について触れている。筆者は科学ジャーナリストである。文章はわかりやすいが、図版類がとぼしく、結局、ネアンデルタール人の特徴をきちんと解説していない。関連図書として『ネアンデルタール人類のなぞ』の併読を薦める。岩波ジュニア新書であるが、図版類がしっかり載っている。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第59番

■ 所在
  市民図書館 7F新書

【書籍】 盛山和夫 『社会調査法入門』 有斐閣 2004.9

社会調査における質的調査と量的調査についてバランスよく解説している。
アンケート調査を受ける側であっても有益である。

■ 書籍情報入手先
  社会学をつかむ 有斐閣 2008.7 unit3 社会学 推薦図書

■ 所在
  市民図書館 8F社会科学 361.9セ

【書籍】 鈴木孝夫 『ことばと文化』 岩波新書 1973.5

ことばの意味は文化とわかちがたいこと、すなわち、文化を理解しないとことば(外国語)を理解できないことを解説している。
かなり昔に一読して以来の再読であり、やはり名著である。この方面の研究が進んでいるかどうか気になるところ。

実は今回、あっと思ったのが、16ページにあるスープの飲み方に関する西洋人と日本人の図である。頭の上から見た状況を図示しているのだが、数年前、海外旅行時に、添乗員の方からスープを飲むときはスプーンを口の中に入れるということを教えてもらった。まさに、その図が載っている。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第90番
  京都文教大学の100冊第52番
  敬和学園大学 敬和100冊の本(2008年度) 第76番
  市川学園100冊の本(高校編)第52番
  久我山高校 新書の100冊第57番
■ 所在
  市民図書館 9F書庫

2008年11月4日火曜日

【書籍】 折原浩 『デュルケームとウェーバー』(上・下) 三一書房 1981.12

デュルケムの自殺論を取り上げ、社会科学の方法論に関する古典研究である。
最後にデュルケーム社会学からのパラダイムとして、
1.問題の提起 2.データ収集と先行説の学習 3.指標問題の選定 4.指標の定義 5.研究対象の画定 6.方法の提唱 7.仮説の集成と分類 8.仮説の検証(概念の明確化、仮説からの論理的演繹、経験的データとのつき合わせ、棄却または立証) 9.理論の構成(経験的一般化命題の定立、先行仮説の棄却、新仮説の提起、新仮説の第一次検証、新仮説の普遍的検証、一般理論の人間遡及的説明) 10.人間遡及的説明 11.相対把握 12.道徳的是非の決定 13.正常-異常の判別 14.実践的対応策の構想 15.随伴結果の予測 16.実践的対応策の実施と検証 これが輪になっている。

社会科学は、社会を科学するとか、社会の科学的知見でもない。やはり、社会学なのである。
こうしたことが感じられる本。

行政は社会科学の実践の場であると思う。社会への深い洞察が必要だし、理論も政策提言も必要。地方自治としても、学との連携が必要なのはいうまでもない。

■ 書籍情報入手先
  知的複眼思考法 推薦図書 3/10

■ 所在
  大学図書館 旧書庫

2008年11月3日月曜日

【書籍】 脇祐三 『中東激変』 日本経済新聞社 2008.9

最近、国会議員の海外視察でドバイが多いと聞いた(某テレビ番組)。
ドバイを初め、中東で投資ラッシュで物価高も2桁。
日本企業も遅ればせながら、中東で商売を始めているらしい。
また、ロシア、フランス、アメリカは中東での電力需要贈が原油輸出減につながらないように原子力発電所を薦めているとのこと。
中東について全く無知だったな。
なお、筆者は日経新聞記者。前書が2002年の『中東 大変貌の序曲』

■ 書籍情報入手先
 朝日新聞書評(2008.10.19)

■ 関連図書
 吉岡一 『イラク崩壊』合同出版

■ 所在
  市立図書館 302ワ

2008年11月2日日曜日

【書籍】 石田英一郎 『桃太郎の母』 講談社 1966.10

比較民俗学の本。日本の民俗のみならず、世界の民俗と比較する本である。

ただ、それが古い古層の記憶としても、なぜ、そうした話が伝播していくのか、何かなるほどと思わせるものが必要であろう。そうなると、深層心理学みたいな分析も可能ではないかと思う。

■ 書籍情報入手先
 松岡正剛の千夜千冊遊蕩編1244夜

■ 所在
  市民図書館 9F書庫

【書籍】 西研 『ヘーゲル・大人のなりかた』 NHKブックス 1995.1

かなりわやりやすく書いてあると思うが、どうも、現在の問題意識とは合わないようで、読んでも内容が頭に入ってこない。
国家意識が希薄なせいかもしれない。

■ 書籍情報入手先
  知的複眼思考法 推薦図書 1/10

■ 所在
  大学図書館 2F 134.4N81

2008年10月31日金曜日

【書籍】 渡辺淳一 『遠き落日』 新潮文庫 1983.9

野口英世の伝記である。アメリカ、メキシコ、アフリカのガーナまで調査し、特に海外での研究状況を踏まえて、書いてある。
貧困の生い立ち、学者人生としては、はなばなしい前半に比べ、後半の研究がうまくいってないさまが書かれている。タイトルの遠き落日はその暗示である。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第33番

■ 所在
  市民図書館 7F文庫 Bワタ1

2008年10月29日水曜日

【書籍】 池内了 『物理学と神』 集英社新書 2002.12

ぱらぱらとめくっただけだが、世界のあり方を神と表している。
おもしろいが、やや寄せ集め的感をまぬがれない。

■ 書誌情報源
  松岡正剛の千夜千冊 第1254夜
  「立花隆選・文庫&新書百冊」第66番 『ぼくらの頭脳の鍛え方』 2009.10

■ 所在
  市民図書館 7F新書 S420.2イ

【書籍】 ヴィクトール・E・フランクル 『夜と霧』新版 みすず書房 2002.10

ユダヤ人心理学者のアウシュビッツでの経験の報告である。
1997年に新版が出たことから、訳者も変えて、新版が出たものである。

思ったより読みやすいが、愛するものすべてを失いつつ、客観的に体験を淡々と記している。改めて、なぜ、あのようなジェノサイドが可能であったのか、そこを改めて問うべきであると思う。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8) 第29番
  静岡県立大学教員推薦の100冊第117番
  京都文教大学の100冊第19番
  市川学園100冊の本(高校編)第96番
■ 所在
  市民図書館 7F 外国文学 943フ

2008年10月27日月曜日

【書籍】 石川文康 『カント入門』 ちくま新書 1995.5

カントは批判哲学と言われる。それは、人間が誤謬を犯すからである。
従って、自分の感覚、理性、道徳、宗教すら批判的に扱い、誤謬を克服していく必要がある。

と理解した。カール・ポパーの哲学との類似性を感じる。

■ 書籍情報入手先
  哲学のモノサシ 推薦図書

■ 所在
  市民図書館 7F新書 S134.2カ

2008年10月26日日曜日

【書籍】 佐藤雅彦・竹中平蔵 『経済ってそういうことだったのか会議』 日本経済新聞社 2000.4

経済についての対談。最初の方で、経済の語源として、オイコノミコス、共同体のあり方からきているという。税なんかもそうだということを初めて知った。
もっと、経済の基本が知りたい。

■ 所在
  市立図書館

【書籍】 エドワード・O・ウィルソン 『知の挑戦』 角川書店 2002.12

進化生物学を中心とする自然科学から文化などを統合的に説明しようとしている。
自然科学を学んだ者からすると、社会学はよくわからない。経済学はもっとわからない。

そういう点では拍手であるが、なんとなく、説明の枠組みが納得できない気もする。
精神と物質社会を記述する科学を無理に統合する意味はなんなのか。
この点が今ひとつわからない。

p.76「科学の世界のきまりごとの一つなのだが、発見は、査読を無事に通って活字になるまでは存在しないのである。」


(主著)
 社会生物学(新思索社)
 人間の本性について(ちくま学芸文庫)
 Genes,Mind,and, Culture
 生命の未来(仮題)The Future of Life (角川書店予定)
 錬金術師ニュートン みすず書房
(一般向け)
 バイオフィリア-人間の生物の絆 平凡社
 生命の多様性 岩波現代文庫
 ナチュラリスト 法政大学出版
(関連本)
 オルコック 『社会生物学の勝利 批判者たちはどこで誤ったか』 新曜社
 ブラウン 『ダーウィン・ウォーズ』青土社 (断続平衡説のグールドと利己的遺伝子説のドーキンスとの論争)

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8) 第66番

■ 所在
  市民図書館 9F書庫

【書籍】 カール・R・ポパー 『よりよき世界を求めて』 未来社 1995.12

講演集であり、わかりやすい。
カントの純粋理性批判の解説とか、ニュートンの神秘主義への傾向など、はっとすることが書いてある。
解説から
探求の論理 開かれた社会とその敵 推論と反駁 客観的知識 自我と脳
認識論の2大根本問題 探求の論理へのあとがき は日本語でよめない。

長尾、河上編 開かれた社会の哲学 (未来社) 

■ 所在
  市民図書館 8F人文 133.5ホ 

2008年10月22日水曜日

【書籍】 下條信輔 『サブリミナル・マインド』 中公新書 1996.10

簡単に言うと、いわゆる、サブリミナル効果について縷々説明している。
最初の方では、報酬が少ないほど、単純作業を逆に楽しく感じてしまう例が示されている。身につまされる話。
この本で近代的自我として、デカルトの我思う故に我ありが示されて、実際に、選択行動を初め、潜在意識下に影響されていることが示されている。
さらに、大脳だけではなく、脊髄でも記憶や意識があるらしいことも示されている。この点はうなずける。
文章などを集中して書いているときは、背骨から盆の窪にかけて意識があるように感じることが多い。

本当の自分って何が、この本のテーマか。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8) 第85番

■ 所在
  市民図書館 7F新書 S145.1

【書籍】 『立花隆「嘘八百」の研究』 宝島社(別冊宝島Real No.27) 2002.12

立花隆の批判本の一つ。
批判の要因としては、科学に関わるテーマを執筆しているわりには科学的知識に疑問がつくこと。公安陰謀説など思い込みが根強いこと。などなど。
社会的影響を考えれば、発言のおかしなところをあげつらうのは仕方がないにしても、だれが一体、知の巨人などともてはやしたのか。それこそが問われるべきではないかと思う。


その中でちょっと目を引いたのは、編集部による評論家宮崎哲弥へのインタビュー。「ロッキード裁判を斬る」(朝日文庫)を法学の訓練を受けていないレイマンの理想形と言っている。さらに、彼の2度に渡る東大での研究テーマから、立花隆の思想傾向を近代人にありがちな神秘主義への傾倒としている。

なるほど、どういう文脈で読めるかという知識も必要だろう。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8) 第84番(脳死、立花隆)関連図書

■ 所在
  市民図書館 8F人文 289.1タ

2008年10月20日月曜日

【書籍】 ジャレド・ダイアモンド 『銃・病原菌・鉄』 草思社 2000.10

人類史1万3000年について、なぜ、文明の発達の地域差があるのか、なぜ、どのようにして、ヨーロッパ文明が世界を制覇するにいたったのかについて、文明論的考察を行っている。
ただ、長い割には退屈な本。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8) 第60番
  北海道教職員による新入生への推薦図書(2008.春)第75番
  10年後あなたの本棚に残るビジネス書100 神田昌典+勝間和代 10年後あなたの本棚に残る40冊 勝間推薦本

■ 所在
   県立 8F人文204タ 市立204ダ 大学204D71

【書籍】 苅谷剛彦 『大衆教育社会のゆくえ』 中公新書 1995.6

戦後教育における学歴エリート主義について、子弟の学歴の差が結局は親の経済力、社会的地位によるものだとする実証的分析。

また、教育の不平等について根本原因を解消しないままに、教育の平等と言われている現状に触れている。

■ 書籍情報入手先
  知的複眼思考法 推薦図書 10/10

■ 所在
  市民図書館 7F新書 S372.1カ

2008年10月18日土曜日

【書籍】 ガブリエル・ウォーカー 『スノーボール・アース』 早川書房 2004.2

縞々学の川上伸一氏が監修である。
原著は Gabriellle Walker SNOWBALL EARTH 2003
先カンブリア紀の地球は何度か氷の覆われていたという説。
スノーボール・アース説は、以前もちらりと聞いていたが、
本書を読むと、かなり、いろんなデータによる検証が行われている。

単なるお話かと思っていたら、かなり有力な説になっているようだ。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8) 第96番

■ 所在
  県立 9F 市立

2008年10月16日木曜日

【書籍】 枝廣淳子、内藤耕 『入門!システム思考』 講談社現代新書 2007.6

システム思考と言っても、従来、よく言われているシステム思考とは、ちょっと違うようである。
ピーター・センゲの唱えるビジネスにおけるシステム理解の紹介であるらしい。

システムの類型説明があるが、どうも、厳密な感じがしない。???が残る。
原典を読んでみる必要があろう。

それとも、理解、概念をシステムという図で表し、直感的に理解、代替策を考えるためのツールと考えた方がいいのであろう。

■ 所在
  市民図書館 7F新書

2008年10月15日水曜日

【書籍】 西研 『哲学のモノサシ』 NHKブックス 1996.5

若い人向けに書かれた哲学についての書物。
宗教、科学との違いについても触れている。
科学は「いかに」には答えるが「なぜ」には答えないという。
よくわかる。万有引力の法則を見ても、なぜ、遠隔で力が働くかは答えない、遠隔でどのような力が働いているかを答える。
宇宙の始まりのような問いを究極の問いといい、仏陀は無駄とした。カントは回答不能な問いとしたようだ。
始まるがあるしても、ないにしても、疑問はつきることがない。やはり、問い立てが正しくないのかもしれない。

ただ、この本では、神話について深く触れていないのが残念。
また、ぼくが認識するから世界がある、といった思想を紹介しているが、あまり好きではない。
「地球にやさしい」という標語と同じうさんくささを感じてしまう。

あなたやぼくがいなくても、世界はあったし、これからもあるのだ。

と思うのである。

■ 書籍情報入手先
  知的複眼思考法 推薦図書 2/10

■ 所在
  市民図書館 8F人文104ニ

【書籍】 創造の方法学 高根正昭 講談社現代新書 1979.9

社会学・社会科学の方法論について紹介した本である。
かねて、行政は社会科学をベースすべきであると思っており、
行政マンにはぜひ読んでほしい。
そして、そのセンスは行政に応用するのみならず、
行政マンこそは、健全な社会批評を行うべきである。

■ 書籍情報入手先
  知的複眼思考法 推薦図書 9/10
  社会学をつかむ 有斐閣 2008.7 unit3 社会学 推薦図書

■ 所在
  市民図書館 7F新書 S301.6タ

2008年10月12日日曜日

【書籍】 『知的複眼思考法』 苅谷剛彦 講談社、1996.9

大学の学生の授業をもとにかかれている。

筆者は、「常識」とされるフレーズ、キーワードが出てくれば、なんとなくわかったように気になる状況を思考停止と呼んでいる。
痛いな。
factは何か。思いこみは何か。著者はどっかにリードしようとしていないか。
いろんな立場で考えられないか。なぜ、なぜを繰り返す。
なぜそれが問題なのか。そもそもその問題を設定している理由・背景は(だれが得をし、損をしているのか)

こうした意識は新聞などの記事を読むとき注意しなければいけない事柄である。
新聞記事が事実と思いこむ人々は多い。学校で批判的に読む、批判的に考える訓練がなされていないからだと思われる。

学生向けの本だが、おとなでも、もう一度意識してみた方がいい。(自分の仕事や得意分野以外では新聞ネタをそのまま受け止めてはいないか。)

□ 本書の推薦図書
  1.西研 『ヘーゲル・大人のなりかた』 NHKブックス 1995.1
  2.西研 『哲学のモノサシ』 NHKブックス 1996.5
  3.折原浩 『デュルケームとウェーバー』(上・下) 三一書房 1981.12
  4.増田四郎 『大学でいかに学ぶか』 講談社新書 1966.5
  5.浅羽道明 『大学で何を学ぶか』 幻冬舎 1996.4
  7.ロラン・バルト 『神話作用』 現代思潮社 1967.7
  6.『パパラギ-はじめて文明を見た南海の酋長ツアイビの演説集』 立風書房 1981.4
  9.創造の方法学 高根正昭 講談社現代新書 1979.9
  10.苅谷剛彦 『大衆教育社会のゆくえ』 中公新書 1995.6

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.3) 52番
  静岡県立大学教員推薦の100冊第8番
■ 所在
  市民図書館 8F人文141.5カ
       

【書籍】 『漱石と寅彦』 志村史夫 牧野出版、2008.9

残念ながら、通読あたわず。半分で限界。

どこかで聞いたことがあるだけに、途中で飽きてしまう。
(寅彦全集を読んでいるからと思うが)

寅彦は、熊本高校時代に、英語の夏目先生、物理の田丸先生に影響を受けている。
僕の場合、残念ながら、中学、高校では影響を受けた先生はいなかったな。
その代わり、よく、図書室、図書館に通っていた。それなりにいい本は置いてある。
大学時代も独学に近い。

■ 所在
  市立図書館

2008年10月9日木曜日

【酒肴】 ジャーナリズム

昨日、知り合いとの酒の席でのはなし。(特に、地元新聞について)

(かれ)イズムがつくのだから、新聞記事は署名記事にほしい。

(ぼく)でも、記者なんて、会社のヒエラルキーからみると、よくわからない位置。よく、見出しが少しミスリーディングではないかというと、デスクがつけたんです、との返事が多い。
    
(かれ)ジャーナリストであれば、もっと、自分の哲学をもってほしいな。

(ぼく)記事に責任を持つという意味では、どっかの記者がブログで書いているというのは評価してもいいかも。(実は、そのブログは読んだことがないので、適当に言っているだけだが)

(かれ)企業のメディア戦略が変化している。新聞、テレビから別のメディア(インターネット関係か?)にシフトしている。

(ぼく)消費者の選択行動に影響を与えるメディアが変化しているのだから、当然だろう。

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(本日の感想)
我々もそういう意味では、メディア戦略をしっかり考えないと、世の中に取り残されてしまうかもしれないな。

2008年10月1日水曜日

【書籍】 高安秀樹 『経済物理学の発見』 光文社新書、2004年9月。

経済物理学(エコノフィジックス)の研究者による解説である。
経済物理学は数理解析を社会現象、特に経済現象の分析に応用したもの。
キーワードは物理学や数理解析の分野で使用されているものである。

ただ、あくまでも、現象の解析を通じたメカニズムの解明である。なんとなく、物足りない気もするが、考えてみれば、万有引力だって、真の原因は問われればわからない。

メカニズムがどの程度の範囲で成立するのか、つまり、説明可能性が重要なのであろう。

■ 所在
  市民図書館 7F新書S331.1タ

2008年9月28日日曜日

【書籍】 倉橋透・小林正宏 『サブプライム問題の正しい考え方』 中公新書、2008年4月

サブプライムは、返せないリスクの高い人々への住宅ローンを高い金利で貸し、それを証券化して世界にばらまいている。
アメリカの金利は2002年から2004年まで低金利だったが、2005年から一貫して上昇しているものの、住宅価格は、2004年~2006年をピークに下落している。従って、返すのが一層困難になっている。
また、サブプライムの貸出銀行は手元資金が少なく、自転車操業でやっているとことが多い。
(金利が高いから、手数料も多く、商売としては、リスクとうまみが大きい。)
だから、いったん、歯車が逆に回ると、すべてが悪い方向に回ることとなり、銀行が次々に破綻する。

話を聞くと、もっともである。日本では、まだ、住宅は貯蓄してからという人が多いからいいものの、返せないリスクが高い人に金利を上げて貸すということ自体がやはりおかいしいのではないかと思う。

■ 所在
  市民図書館 7F新書S338.2ク

【書籍】 石原千秋 『学生と読む「三四郎」』 新潮選書 2006.3

筆者が成城大学での講義の様子、学生のレポートを具体例を挙げて、vividに記述している。
学生の成長、筆書が学生に学んだこと、教育のポリシーなどが伝わってくる。
学生向けに書いた本であるが、大人が読んでもおもしろい。

でも、つくづく、文系に向かない自分を発見する。とてもとても、三四郎を読んで、ここまで、書けるか、という感じ。

■ 書籍情報入手先
  社会学をつかむ 有斐閣 2008.7 unit1 言葉 推薦図書

■ 所在
  市民図書館 8F 社会科学 377.1イ

2008年9月26日金曜日

【書籍】 井田轍治 『ウナギ』(岩波新書)2007.8

ウナギを巡る研究史及び最近のウナギの漁獲高減少についてである。
天然ウナギの本州の北限は青森県小川原湖である。実に分厚く、toughな歯ごたえ。
Spainでは、シラスのオリーブオイル煮とかあり、おいしい。
ウナギは海(日本ウナギはマリアナ海峡の海山)で産卵し、回遊して、川に登り、数年を川、湖で過ごし、また、海に帰っていく。
サケは、川で生まれ、においで生まれた川に帰ってくるそうだが、ウナギの稚魚は最後は黒潮に乗って日本にくるそうだ。渡り鳥もそうだが、地球規模の移動はほんとうに不思議。

2008年9月25日木曜日

【書籍】 吉田武 『虚数の情緒』 2000.2

実はまだ半分しか読んでいない。全1000頁の大著である。
副題は、中学生からの全方位独学法である。
実にいい本であり、久しぶりに感動した。
さすがに、後半分読むには、また、どっかで勢いが必要であり、
それまでは つんどく。

ぜひ、1/3でもいいから、読んでほしい。
きっと感動すると思う。

【書籍】 堀井秀之『問題解決のための「社会技術」』(中公新書) 2004.3

複雑な社会問題、大規模災害などを解決するための第一歩、問題の構造化、概念の構造の見える化ツールの開発について書いてある。
しかし、それで具体的に問題が解決されうるのかどうか、今一つわからない。
悪く言うと、東京大学の宣伝になっている。
ちゃんとした論文で評価したい。

【書籍】 石原千秋『大学生の論文執筆法』(ちくま新書) 2006.6

大学生のと書いてあるが、社会人、投稿好きのおとなにぜひ読んでほしい本である。

第二部で取り上げられている論文を見ると、全く読む気にならない自分がいる。
なぜ、こうまわりくどく書く必要があるのか。人文系に全く向かない自分を改めて発見する。
実践編 学生と読む三四郎 新潮選書 があるようだ。

■ 書籍情報入手先
  社会学をつかむ 有斐閣 2008.7 unit1 言葉 推薦図書
  北海道教職員による新入生への推薦図書(2008.春)第37番

■ 所在
  市民図書館7F新書S816.5イ

2008年9月23日火曜日

【書籍】 佐々木信夫 『市町村合併』 2003

市町村の合併問題、市町村の政策能力、人材育成に関わる本。
ただ、この本は、市町村の自治について、制度設計の観点から書いている。

どうなのか。こういうと見もふたもないが、住民の意識も重要である。自分たちのことは自分たちで決めよう、自分の町にはボランティア貢献しようとする意識がなければ、入れ物だけつくってもしょうがないのではなかろうか。
最近、いろいろな組織の制度設計において、欧米の事例を参考に導入しているが、ちぐはぐな感じを免れない。現状分析が足りないのではないか。

【書籍】 河合隼雄 『子どもと学校』(岩波新書)

子どもの心、発達についての書物である。
臨床心理だけあって、簡単にものごとを割り切ってみていない、
ステレオタイプでみていないところがいい。
職場における人間関係も同じであろう。

■ 書籍情報入手先
  久我山高校 新書の100冊第97番
■ 所在
  所蔵

2008年9月22日月曜日

【書籍】 田中孝男 『条例づくりへの挑戦』

信山社政策法学ライブラリイ4
パブリック・コメント条例と公益法人等職員派遣条例が演習としてとりあげられている。
ベンチマーキング手法が説明されているが、結局、大事なことは、条例づくりの前段階における当該自治体の現状・必要性の分析と戦略であることがわかる。

【書籍】 恩田陸 『上と外』

展開が読めず、おもしろいが、結局何をいいたいのか。
新しい世界への期待なのか。
よくわからなかったな。