・先日、仕事で佐賀県へ行ってきた。もう一つ、大学時代の友人が佐賀にいるので、会いたいこともあった。
<行く前>
・妻に佐賀に行くと言ったら、何藩かと聞かれる。鍋島藩かなと言うと、そんな藩はないと断言する。
・wikipediaで調べて、備前の国とか佐賀藩とかいうと、そうそうと言う。今改めてみると、佐賀藩と唐津藩らしい。
<友人に会う>
・九州の産総研に勤務しており、マグネシウム合金の研究者らしい。
・確か、五所川原出身だが、奥さんが九州出身と聞いた。
・マグネシウムの方がアルミより軽く、ヴィークルとして、今後の利用が期待されているらしい。
・産総研は、鳥栖にあるのだが、対馬藩の所領らしい。福岡に近い(電車で30分はかからない)ので、公の施設の立地が福岡と佐賀との取り合いになると、鳥栖で落ち着くらしい。
・福岡県鳥栖市で郵便が届く。
<で、佐賀の食い物である。>
・今人気の焼き鳥屋さん
・佐賀牛は柔らかくうまかった。鶏肉は実においしい。豚も一品食べたが、やはり豚。(九州は地鶏の産地らしい。)
・お酒は焼酎ではなく、地酒(彼の話によると、九州は南になると、酒が酢に変わるので蒸留酒、つまり、焼酎を呑む。)
・最後のしめは、豚骨ラーメン。これも実にあっさりしておいしかった(最も、酔っていたが。)
・友のお勧めだけあって、レベルが高い(値段も、一人6,500円弱程度だったが、満足満足。)
<活イカ>
・佐賀の名物は、活イカらしい。まず、刺身で実を食べる。残ったゲソやエンペラは、天ぷらか塩焼きで後で食べる。
・結局、活イカは一人一杯分消費させる。これは実に賢いし、消費者の満足度も高い。みならうべし。
<佐賀県>
・佐賀城は2度の火災を経て、明治維新直前に完成したものが、佐賀の乱で全焼したとのこと。
・佐賀市は、縄文時代は海の部分。街全体が沖積層であり、佐賀城は平城。そのため、2つのお堀は幅が非常に広くなっている。こっちの感覚だと、どこが城内でどこが城外か、よくわからない感じ。
・ど真ん中は、佐賀城、県立博物館、県立美術館、県庁、佐賀大学などが固まっている。典型的な県庁所在地か?
・ただ、佐賀は佐賀市、鳥栖市、唐津市と分散している感じで、市内は人があまり歩いていない。
・県立博物館で、佐賀の地に名所旧跡がランプでわかるジオラマがある。縄文時代の遺跡は、アースダイバーではないが、実に山と海との境界線にきれいにならんでいる。ついでに、廃寺なども同様のライン上か、山側にある。これは実にきれいに分布している。
・ちょうど、国際バルーン大会の初日だった。佐賀は、がんばっているな。なぜ、青森でできないのかと酔って友人に問うと、飛行機の航路があるところは無理。だから、三沢ではできないという。なるほど。
<総括>
・友の話も刺激的であり、食べ物もおいしい。
・え?仕事? ま、それなりにこなしてきたが