2022年4月7日木曜日

【書籍】真弓常忠 『古代の鉄と神々』 改訂新版  學生社 1997.10

 (所在)8F176マ

古代の鉄は、褐鉄鉱で湖沼・河口に取れた。これは温度が低くても鉄が溶融する。

☆全国に金屋・金谷などの地名と鉄遺跡がセットで存在する。筆者は褐鉄鉱だというが、褐鉄鉱で鉄需要を満たすほど鉄が取れたのか?金屋の遺跡は鍛冶屋の遺跡ではなかろうか?つまり、褐鉄鉱・砂鉄・鉄鉱石から粗粗の鉄を生産し、それを実際に加工した跡地ではないのか?褐鉄鉱であれ、森林とか炭とかかなりの燃料を必要とすることから、森でないとダメなのではないのか?


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