takaoな日記
2009年8月15日土曜日
【書籍】 グレゴリー・クラーク 『10万年の世界経済史』 日経BP社 2009.4
原題は A Farewell to Almsである。almsとは、貧民救済の施し、慈善行為である。タイトルだけで話の落ちがわかろう。
筆者の主張を知るには、最終章だけを読めばよい。ここに、1958~2004における日本人の幸福度と平均所得の推移図が載っており、平均所得の上昇にかかわらず幸福度がほぼ一定であることが示されている。
幸福度というおよそ経済学とは関係なさそうな言葉が出てくるが、やはり、キーワードであると思う。
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所在
市民図書館 332ク
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