大杉栄ら3人を惨殺した「主義者殺し」として知られる憲兵の甘粕正彦元大尉。その後、満映理事長に。
満映時代は、大陸での謀略活動を支援していたらしい。ただ、理事長室で、窓から外を見る姿に寂しさが感じられたという。
本書では、主義者殺しは部下を命令した上司と手を下した部下をかばったためではないかとしている。
甘粕正彦元大尉にとって、満州の意味は何であったのだろうか?
本書でも、関係者の子弟、孫が取材先として出てくる。歴史は脈々とつながっている。
■ 書籍情報入手先 ★★☆☆☆
『実践! 多読術』 人物伝編 成毛眞 2010.7
■ 所在
県立 7F日本文学サノ 市立289ア
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