2013年7月18日木曜日

【書籍】 安藤寿康 『遺伝子の不都合な真実』 ちくま新書 2012.7


副題:すべての能力は遺伝子である
一卵性双生児の研究から、知能などは環境の影響もあるが、明らかに遺伝的影響が認められる。
p.191 遺伝差別論者とレッテルを貼る人もいるが、そのような発想こそが、事実上の人種差別や集団間格差を容認し、助長している。「もし知能に遺伝的人種差があることがわかると差別に結びつくから、遺伝的差異はないことにしなければならない」と主張する人は、「実際に遺伝的差異があったら、自分はそれを理由に差別する」という優生的態度に潜在的にとどまっている。

遺伝マインド の続編
■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013.4.28 読売
  『今月読む本』 2012.8(その1)
■ 所 在
  県立 大学文庫080.C44.970

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