サブプライムは、返せないリスクの高い人々への住宅ローンを高い金利で貸し、それを証券化して世界にばらまいている。
アメリカの金利は2002年から2004年まで低金利だったが、2005年から一貫して上昇しているものの、住宅価格は、2004年~2006年をピークに下落している。従って、返すのが一層困難になっている。
また、サブプライムの貸出銀行は手元資金が少なく、自転車操業でやっているとことが多い。
(金利が高いから、手数料も多く、商売としては、リスクとうまみが大きい。)
だから、いったん、歯車が逆に回ると、すべてが悪い方向に回ることとなり、銀行が次々に破綻する。
話を聞くと、もっともである。日本では、まだ、住宅は貯蓄してからという人が多いからいいものの、返せないリスクが高い人に金利を上げて貸すということ自体がやはりおかいしいのではないかと思う。
■ 所在
市民図書館 7F新書S338.2ク
2008年9月28日日曜日
【書籍】 石原千秋 『学生と読む「三四郎」』 新潮選書 2006.3
筆者が成城大学での講義の様子、学生のレポートを具体例を挙げて、vividに記述している。
学生の成長、筆書が学生に学んだこと、教育のポリシーなどが伝わってくる。
学生向けに書いた本であるが、大人が読んでもおもしろい。
でも、つくづく、文系に向かない自分を発見する。とてもとても、三四郎を読んで、ここまで、書けるか、という感じ。
■ 書籍情報入手先
社会学をつかむ 有斐閣 2008.7 unit1 言葉 推薦図書
■ 所在
市民図書館 8F 社会科学 377.1イ
学生の成長、筆書が学生に学んだこと、教育のポリシーなどが伝わってくる。
学生向けに書いた本であるが、大人が読んでもおもしろい。
でも、つくづく、文系に向かない自分を発見する。とてもとても、三四郎を読んで、ここまで、書けるか、という感じ。
■ 書籍情報入手先
社会学をつかむ 有斐閣 2008.7 unit1 言葉 推薦図書
■ 所在
市民図書館 8F 社会科学 377.1イ
2008年9月26日金曜日
【書籍】 井田轍治 『ウナギ』(岩波新書)2007.8
ウナギを巡る研究史及び最近のウナギの漁獲高減少についてである。
天然ウナギの本州の北限は青森県小川原湖である。実に分厚く、toughな歯ごたえ。
Spainでは、シラスのオリーブオイル煮とかあり、おいしい。
ウナギは海(日本ウナギはマリアナ海峡の海山)で産卵し、回遊して、川に登り、数年を川、湖で過ごし、また、海に帰っていく。
サケは、川で生まれ、においで生まれた川に帰ってくるそうだが、ウナギの稚魚は最後は黒潮に乗って日本にくるそうだ。渡り鳥もそうだが、地球規模の移動はほんとうに不思議。
天然ウナギの本州の北限は青森県小川原湖である。実に分厚く、toughな歯ごたえ。
Spainでは、シラスのオリーブオイル煮とかあり、おいしい。
ウナギは海(日本ウナギはマリアナ海峡の海山)で産卵し、回遊して、川に登り、数年を川、湖で過ごし、また、海に帰っていく。
サケは、川で生まれ、においで生まれた川に帰ってくるそうだが、ウナギの稚魚は最後は黒潮に乗って日本にくるそうだ。渡り鳥もそうだが、地球規模の移動はほんとうに不思議。
2008年9月25日木曜日
【書籍】 吉田武 『虚数の情緒』 2000.2
実はまだ半分しか読んでいない。全1000頁の大著である。
副題は、中学生からの全方位独学法である。
実にいい本であり、久しぶりに感動した。
さすがに、後半分読むには、また、どっかで勢いが必要であり、
それまでは つんどく。
ぜひ、1/3でもいいから、読んでほしい。
きっと感動すると思う。
副題は、中学生からの全方位独学法である。
実にいい本であり、久しぶりに感動した。
さすがに、後半分読むには、また、どっかで勢いが必要であり、
それまでは つんどく。
ぜひ、1/3でもいいから、読んでほしい。
きっと感動すると思う。
【書籍】 堀井秀之『問題解決のための「社会技術」』(中公新書) 2004.3
複雑な社会問題、大規模災害などを解決するための第一歩、問題の構造化、概念の構造の見える化ツールの開発について書いてある。
しかし、それで具体的に問題が解決されうるのかどうか、今一つわからない。
悪く言うと、東京大学の宣伝になっている。
ちゃんとした論文で評価したい。
しかし、それで具体的に問題が解決されうるのかどうか、今一つわからない。
悪く言うと、東京大学の宣伝になっている。
ちゃんとした論文で評価したい。
【書籍】 石原千秋『大学生の論文執筆法』(ちくま新書) 2006.6
大学生のと書いてあるが、社会人、投稿好きのおとなにぜひ読んでほしい本である。
第二部で取り上げられている論文を見ると、全く読む気にならない自分がいる。
なぜ、こうまわりくどく書く必要があるのか。人文系に全く向かない自分を改めて発見する。
実践編 学生と読む三四郎 新潮選書 があるようだ。
■ 書籍情報入手先
社会学をつかむ 有斐閣 2008.7 unit1 言葉 推薦図書
北海道教職員による新入生への推薦図書(2008.春)第37番
■ 所在
市民図書館7F新書S816.5イ
第二部で取り上げられている論文を見ると、全く読む気にならない自分がいる。
なぜ、こうまわりくどく書く必要があるのか。人文系に全く向かない自分を改めて発見する。
実践編 学生と読む三四郎 新潮選書 があるようだ。
■ 書籍情報入手先
社会学をつかむ 有斐閣 2008.7 unit1 言葉 推薦図書
北海道教職員による新入生への推薦図書(2008.春)第37番
■ 所在
市民図書館7F新書S816.5イ
2008年9月23日火曜日
【書籍】 佐々木信夫 『市町村合併』 2003
市町村の合併問題、市町村の政策能力、人材育成に関わる本。
ただ、この本は、市町村の自治について、制度設計の観点から書いている。
どうなのか。こういうと見もふたもないが、住民の意識も重要である。自分たちのことは自分たちで決めよう、自分の町にはボランティア貢献しようとする意識がなければ、入れ物だけつくってもしょうがないのではなかろうか。
最近、いろいろな組織の制度設計において、欧米の事例を参考に導入しているが、ちぐはぐな感じを免れない。現状分析が足りないのではないか。
ただ、この本は、市町村の自治について、制度設計の観点から書いている。
どうなのか。こういうと見もふたもないが、住民の意識も重要である。自分たちのことは自分たちで決めよう、自分の町にはボランティア貢献しようとする意識がなければ、入れ物だけつくってもしょうがないのではなかろうか。
最近、いろいろな組織の制度設計において、欧米の事例を参考に導入しているが、ちぐはぐな感じを免れない。現状分析が足りないのではないか。
【書籍】 河合隼雄 『子どもと学校』(岩波新書)
子どもの心、発達についての書物である。
臨床心理だけあって、簡単にものごとを割り切ってみていない、
ステレオタイプでみていないところがいい。
職場における人間関係も同じであろう。
■ 書籍情報入手先
久我山高校 新書の100冊第97番
■ 所在
所蔵
臨床心理だけあって、簡単にものごとを割り切ってみていない、
ステレオタイプでみていないところがいい。
職場における人間関係も同じであろう。
■ 書籍情報入手先
久我山高校 新書の100冊第97番
■ 所在
所蔵
2008年9月22日月曜日
【書籍】 田中孝男 『条例づくりへの挑戦』
信山社政策法学ライブラリイ4
パブリック・コメント条例と公益法人等職員派遣条例が演習としてとりあげられている。
ベンチマーキング手法が説明されているが、結局、大事なことは、条例づくりの前段階における当該自治体の現状・必要性の分析と戦略であることがわかる。
パブリック・コメント条例と公益法人等職員派遣条例が演習としてとりあげられている。
ベンチマーキング手法が説明されているが、結局、大事なことは、条例づくりの前段階における当該自治体の現状・必要性の分析と戦略であることがわかる。
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