映画「戦場のメリークリスマス」のもとになった本で、第二次世界大戦時に日本軍の捕虜になった経験に基づくものとされている。また、ユングの友人であるという。
解説によると、影については、河合隼雄『影の現象学』参照とのこと。
結局、人間は何かしら、文化とか元型に囚われている、ということらしい。
自分が捕虜として虐待を受けたにもかかわらず、個人を突き動かすものがあるということを理解しようとしている。(あるいは、神話に生きる日本兵か?)
深い。一読を勧めたい。
■ 書籍情報入手先 ★★★★☆
『深層意識への道』 7.チューリッヒのユング研究所 河合隼雄 2004.11
■ 所在
県立 市立書庫
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