2010年5月17日月曜日

【書籍】 リー・シルヴァー 『人類最後のタブー バイオテクノロジーが直面する生命倫理とは』 NHK出版  2007.3

宗教的理由やシュタイナーの人智学のような自然主義からの科学への攻撃。クローン人間で頂点に達する。
生命の発生、魂を生み出すことは神、自然への冒涜。バイオテクノロジーへの嫌悪感は西洋が強いらしい。
有機農場という言葉はシュタイナーの着想によると知って、納得。以前から、有機栽培とか有機野菜とか、意味不明だなと思っていた。最近はエコもわからない。
一読を勧める。

(参考)唯心論者の推薦本
トンプキンズほか 植物の神秘生活 工作舎
ズーカフ カルマは踊る 青土社

■ 書籍情報入手先   ★★★☆☆
  「立花隆選の100冊」第14番 (『教養書200冊』 2008.12
■ 所在
  市立490シ

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