2011年1月19日水曜日

【書籍】 逢沢明 『京大式ロジカルシンキング』 サンマーク出版 2003.6

メリーゴーランド法
カードを並べるが、プラス思考でカードをどんどん動かす。
・小さなカードと白紙を用意する。
・イメージ力を発揮して、それが「真の配置」であるかを考え続ける。
・動かしながら、配置をよく見て、新しい「言葉」を発明します。問題点をすべて洗い出すという姿勢で臨む。望ましい配置も積極的に創りだす。もしうまく想像できないなら、何かカードが足りのかもしれない。
・言葉がほぼ出つくしたと思ったら、「プラス思考」の過程へ。できるだけよい配置、できるだけ生産的な配置、あるいは自分にとって望ましい配置を作る。望ましくない言葉のカードも、つじつまが合うように配置することが大切。この過程で、また新しい言葉が生み出されることがある。また、死滅して捨てるカードも発生する。
・シンプルで見通しのよいものにするかを重視しながら、グループをまとめる。
・なお、同じカードをコピーして、複数枚作る必要が生じることがある。コピーのカードには、コピーである印を入れておく。
p.130 道理が通じない相手には、
30分だけがまんしなさい。

p.136 聞く耳持たないひとを相手にするには、
 第3者に対して勝ちをアピールせよ
さらに、相手の議論の細部を攻めよ。
 相手の知らなさそうな単語をいって、相手の思考を停止させよ。

p.148 言葉尻をとらえて攻撃されないためには、
逃げ道を残した表現に習熟する。
・断定を避け、「ではないか」とする。
・「ではないかと憂慮する」とさらに、個人的見解を明示する。
・「世の中ではよく~といわれているが」など、世間の意見に見せかける。
・自分の意見に反対する側にも配慮した見解を述べつつ、かつ重点を自分の意見の側に置く。

p.149 相手の主張を骨抜きにするには、
 何事も説明や定義を相手に押しつける

p.151 いじめられるのを予想しているとき
 相手に対してワナをしかける
・質問攻めにされそうな表現をわざと自分の発言にいれておき、そこを攻められ続けたとき、相手がグーの音も出ないほど立派な返答を返す。

p.153 新聞記者や論説委員は、報道としてまだ書けないときのテクニック
・別の文脈の中に、いいたい内容をまぎれ込ませる。
・唐突な感じに、見出しと本文の内容をずれさせる。
・核心の周辺を書くが、最後のキーワードだけを書かない。
・別に小さな記事を用意して、総合すると結論に気づくようにする。

p.154 大勢から攻められたときは、おとなしそうな相手を数人選んで
なるほどもっともいう「正論」を主張し続けよ。
うなづき始めたら、「イエス」だけ答える質問だけを続けよ。

ジェットコースター法
「ゲーム理論トレーニング」かんき出版
p.218 本当に大事な考え方とは、いつの時代にも少数意見から出てくる

所在 ★★☆☆☆
  8F141.5ア

0 件のコメント: