2010年3月28日日曜日

【書籍】 阪田寛夫 『桃次郎』 楡出版 1991.9

児童文学というより、大人のための児童文学か。
ノスタルジが漂う。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『深層意識への道』 10.児童文学 河合隼雄 2004.11
■ 所在
  7F児・文学Jサ 市立書庫

【書籍】 南部陽一郎 『クォーク 素粒子物理はどこまで進んできたか』 講談社ブルーバックス(第2版) 1998.2

素粒子物理の研究の歴史のサマリー。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『空気を読むな、本を読め。』 第94番 小飼弾 2009.11
■ 所在
  県立(第2版) 9F 市立書庫(第2版)429ナ 大学新(第2版)429.6.N47 

2010年3月26日金曜日

【書籍】 池尾和人・池田信夫 『なぜ世界は不況に陥ったのか 集中講義・金融危機と経済学』 日経BP社 2009.3

アメリカ金融危機の話であるが、非常によくわかりやすい。
おすすめである。

(参考文献)
モリス なぜ、アメリカ経済は崩壊に向かうのか 日本経済新聞社 2008
白川方明 現代の金融政策 日本経済新聞社 2008
キンドルバーガー 熱狂、恐慌、崩壊 金融恐慌の歴史 日本経済新聞社 2004
ブックステーバー 市場リスク 暴落は必然か 日経BP社 2008
グリーンスパン 波乱の時代 日本経済新聞社 2007

マンキュー マクロ経済学(第2版)入門編・応用編 東洋経済新報社 2003
Jones Macroeconomics Norton&Company 2008
(2冊は学部学生。特に、後者は現代的)
加藤涼 現代マクロ経済学講義 東洋経済新報社 2006
Gali Monetary Policy, Inflation, and the Business Cycle Princton University Press 2008
(この2冊は大学院生向け)

日銀レビュー・シリーズ(http://www.boj.or.jp/type/ronbun/rev/index.htm)
2004.12.22以降数号でニュー・ケインジアン・モデルの解説あり。」

■ 所在   ★★★☆☆
  市立331イ

2010年3月25日木曜日

【書籍】 池内了 『科学者心得帳 科学者の三つの責任とは』 みすず書房 2007.10

三つの責任とは、倫理責任、説明責任、社会的責任である。
ただし、社会的責任はちと難しい。
筆者とは異なるが、科学者として社会的責任を果たすとは、社会の科学リトラシーを高め、理解の上で、選択させることだと思う。いたずらに、異論を述べることではない。政策のリスクや誤差の幅というものを見積もれるかどうかにかかると思う。

■ 所在   ★★☆☆☆
  市立407イ

【書籍】 駒崎弘樹 『「社会を変える」を仕事にする-社会起業家という生き方』 英治出版 2007.11

病児保育を行うNPOであるフローレンスの創業者(経営者)である。ソーシャル・アントレプレナー(社会起業家)というらしい。
利益ではなく、社会貢献、社会変革を求めるから、会社ではなくNPO。しかも、経営がなりたたないと、続けられないので、ビジネスモデルとしてもしっかり考える。
これはなかなかすごいし、これだ、という気もする。

(参考文献)

社会起業家 町田洋次 PHP研究所
世界を変える人たち-社会起業家たちの勇気とアイデアの力 ボーンスタイン ダイヤモンド社
チェンジメーカー-社会起業家が世の中を変える 日経BP社
ソーシャル・アントレプレナーシップ-想いが社会を変える 谷本寛治編 NTT出版
ビジョナリー・ピープル ボラスほか 英治出版
キャリアショック-どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるのか? 高橋俊介 東洋経済新報社
会社はこれからどうなるのか 岩井克人 平凡社
非営利組織の経営-原理と実践 ドラッカー ダイヤモンド社
はじめの一歩を踏み出そう-成功する人たちの起業術 ガーバー 世界文化社
一瞬でキャッシュを生む-価格戦略プロジェクト 主藤孝司 ダイヤモンド社
ビジョナリー・カンパニー【特別編】 コリンズ 日経BP社

■ 書籍情報入手先   ★★★☆☆
  『空気を読むな、本を読め。』 第68番 小飼弾 2009.11
■ 所在
  県立 市立BM書庫33コ

2010年3月23日火曜日

【書籍】 橋本治 『ハシモト式古典入門』 ごま書房 1997.11

漢文+カナが、男。かなが女。
鎌倉時代に日本文化の大転換期。
徒然草はそのままで理解できる。ただ、冒頭部分など訳しにくいところもある。
『絵本徒然草』
古典になれる(冒頭を覚える)。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『古典がもっと好きになる』(岩波ジュニア新書) 推薦図書 田中貴子 2004.6
■ 所在
  6FJ29

【書籍】 田中貴子 『古典がもっと好きになる』 岩波ジュニア新書 2004.6

橋本氏は、古典になじむために「冒頭を暗誦する」ことを勧めている。
清少納言の場合は、橋本治さんの『桃尻語訳 枕草子』
徒然草は決して難しくない。
堤中納言物語は日本最古の短編
昔は、田辺聖子の『舞え舞え蝸牛』(『落窪物語』より)が好きだった。高校に進むと、小学館の『日本古典文学全集』をぱらぱらめくった。

(推薦図書)橋本治 『これで古典がよくわかる ハシモト式古典入門』(ごま書房)

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『岩波ジュニア新書スタートライン15』 第8番
  『岩波ジュニア新書読書ガイドブック』 古文・漢文 2009.4
■ 所在
  市立IW081イ473

【書籍】 J・G・バラード 『時の声』 東京創元社 1969.5

滅びへのバラード。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『多読術』 勧められた本 松岡正剛 2009.4
■ 所在
  9F書庫

2010年3月22日月曜日

【書籍】 宮本常一 『塩の道』(宮本常一著作集49) 未来社 2007.12

「道の文化」(山田他、講談社 1979.9)に収録

昔は、山の人は木を川に流して浜で燃やして自分で塩を得ていた。
瀬戸内海から大量の塩が出回ると、牛で山まで運び、その先のさらに険しいところまでは人が運んでいた。
塩の作り方は、東北地方の海岸部では、土器で海水を煮詰める方法が行われていた。(効率的ではないが、木が豊富だったためという)

■ 書籍情報入手先   ★★★☆☆
  『多読術』 キーブック 松岡正剛 2009.4
■ 所在
  県立 8F社会科学380.8ミ49 

【書籍】 佐野洋子 『わたしが妹だったとき』 偕成社 1982.11

夢の世界、無意識の世界で一緒に遊ぶ、兄と妹。

■ 書籍情報入手先   ★★★☆☆
  『深層心理への道』 10.児童文学  河合隼雄 2004.11
■ 所在
  県立 6F読むJサ

【書籍】 佐藤克文 『ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ ハイテク海洋動物学への招待』 光文社新書 2007.8

アザラシとペンギンの潜り方の違いなど。ハイテク調査の場合、機材の開発経費と開発企業の確保、そして、フィールドの確保が決定的。
ハイテク海洋動物学(バイオロギング)を博物学と称しているのは頷ける。

■ 書籍情報入手先   ★★★☆☆
  『空気を読むな、本を読め。』 第97番 小飼弾 2009.11
■ 所在
  県立 

【書籍】 伊藤計劃 『ハーモニー』 ハヤカワSFシリーズ Jコレクション 2008.12

ここでいう、ハーモニーは、アリ社会、ハチ社会のような調和。個人としての意識はなく、社会全体の最適化に向けて振る舞う究極の社会。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『空気を読むな、本を読め。』 第33番 小飼弾 2009.11
■ 所在
 県立 市立913.6イト

【書籍】 岩宮恵子 『生きにくい子どもたち』 (シリーズ 今ここに生きる子ども) 岩波書店 1997.3

子どものカウンセリングの記録である。異界にいる子どもは魅力的に感じられ、治ると(日常世界に降りると)、そうでなくなる。また、治療の過程で語らせる物語は、時として、日本の物語とよく似ており、日本の物語が深層心理を語っているように思える。

■ 書籍情報入手先   ★★★☆☆
  『心の扉を開く』 1.私とそれ  河合隼雄 2006.3
■ 所在  県
  県立 8F社会科学371.4イ

2010年3月21日日曜日

【書籍】 マルコム・グラッドウェル 『天才!成功する人々の法則』 講談社 2009.5

世界レベルで成功するには1万時間の練習量が必要。成功するには、実践知、文化的背景が重要。

(著作)Malcolm Gladwell
The Tipping Point: How Little Things Can Make a Big Difference (急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにするにする口コミの法則
Blink: The Power of Thinking Without Thinking (第1感「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい)
Outlier: The Story of Success(天才!成功する人々の法則)

■ 書籍情報入手先   ★★★☆☆
  『空気を読むな、本を読め。』 第89番 小飼弾 2009.11
■ 所在
  県立 8F人文科学159ク 市立159グ

2010年3月17日水曜日

【書籍】 松岡正剛 『日本という方法 おもかげ・うつろいの文化』 NHKブックス 2006.9

読みきれていないが、おもしろい。
結局、日本は外来の文化との対比、編集法の中にその本質があるということか?
何か、存在が本質なのではなく、関係性こそが本質ということかもしれないな。

(参考)
小熊英二 単一民族神話の起源
鎌田東二 神道とは何か
高取正男 神道の成立
末木文美士 日本宗教史 岩波新書
ウォルフレン 日本・権力の構造
立岩二郎 てりむくり
松本健一 日本の失敗
化城の昭和史
大谷栄一 近代日本の日蓮主義運動

■ 書籍情報入手先   ★★★☆☆
  『空気を読むな、本を読め。』 第59番 小飼弾 2009.11
■ 所在
  県立 8F社会科学361.5マ

2010年3月16日火曜日

【書籍】 佐和隆光 『グリーン資本主義 グローバル「危機」克服の条件』 岩波新書 2009.12

オバマのグリーン・ニューディール政策?
どうもよくわからない?どうせ、資本主義経済なら、環境にやさしい施策でという意味か?

■ 所在   ★★☆☆☆
  7FS331サ

2010年3月15日月曜日

【書籍】 ブラッドリー・C・エドワーズ、フィリップ・レーガン 『宇宙旅行はエレベーターで』 ランダムハウス講談社 2008.4

宇宙エレベータ?と思ったが、長いひもを宇宙から地上におろすと、ヒモは遠心力と引力で宇宙に固定される。本書では、ヒモの長さは10万km、月までの1/4としている。
実際の実現可能性はともかく、こういうアイデアがまじめに検討されているのを想像するのは実に楽しい。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『空気を読むな、本を読め。』 第92番 小飼弾 2009.11
■ 所在
  県立 8F自然科学538.9エ 市立538エ

2010年3月14日日曜日

【書籍】 大江健三郎 『人生の親戚』 新潮社 1989.4

人生の親戚とは、不幸な経験のことか?
絶望とともに生きる。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『心の扉を開く』 心-おのれを超えるもの  河合隼雄 2006.3
■ 所在
  県立 8F壁書庫 市立G910.O

2010年3月12日金曜日

【書籍】 中沢新一 『対称性人類学 カイエ・ソバージュⅤ』 講談社 2004.2

本書のキーワードである「対称性」はわかりにくい。
無意識の世界とか神話の世界。
いろいろと分析をしているのだが、結局、人類はどういう道をすすめというのか?

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『心の扉を開く』 4.心-おのれを超えるもの  河合隼雄 2006.3
■ 所在
  県立 8F社会科学389ナ

【書籍】 畑村洋太郎 『畑村式「わかる」技術』 講談社現代新書 2005.10

わかるためには、要素や構造の一致だけではなく、テンプレートの一致が必要。
テンプレートのつくる訓練。自分なりのものさし(距離、温度、など)を持つ訓練。
詭弁(形式論理学)に騙されない。
常日頃、より上位の課題設定をする。
絵で説明する。
逆演算のトレーニング(結果から原因を考えるなど)
記録をつける(見学記、手帳) 見学の際には、要素・構造に分解して記憶するのでメモをとらない。
(参考)
小泉英明 『脳は出会いで育つ』 青灯社

■ 所在   ★★☆☆☆
  7FS141.5ハ

【書籍】 畑村洋太郎 『回復力 失敗からの復活』 講談社現代新書 2009.1

失敗のダメージを軽くする準備・方法。うつにならない鈍感力など。

(参考)クライシス・コミュニケーション(特に、ポジションペーパーをつくる)
宇於崎裕美 『不祥事が起きてしまった!』 経営書院

『東大で徹底検証!失敗を絶対、成功に変える技術』アスキー 2001 畑村・和田
が本書の前身。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『頭をよくする「使える100冊」』 7.壊れやすい現代人のこころ  和田秀樹 2009.8
■ 所在
  7FS159ハ 市立159ハ

2010年3月10日水曜日

【書籍】 榎本泰子 『上海 多国籍都市の百年』 中公新書 2009.11

上海というと、フランス租界で有名だが、ロシア革命によるロシア難民、ナチスの迫害から逃れたユダヤ人も受け入れていたことがわかる。

■ 所在   ★★☆☆☆
  7FS222.2エ

2010年3月9日火曜日

【書籍】 湯浅誠 『反貧困 「すべり台社会」からの脱出』 岩波新書 2008.4

秋葉原事件の犯行は、おそらく、格差による疎外。
貧困による自死(餓死)。
生活保護とベーシック・インカムの違いは何か。

■ 書籍情報入手先   ★★★☆☆
  「佐藤優選・文庫&新書百冊」 第66番 『ぼくらの頭脳の鍛え方』 2009.10
■ 所在
  8FS368.2ユ

【書籍】 畑村洋太郎 『組織を強くする技術の伝え方』 講談社現代新書 2006.12

主として製造業における技術伝承がテーマであるが、どのような組織でも当てはまると思う。

参考
『畑村式「わかる」技術』(講談社現代新書) :理解のテンプレート
失敗知識データベース http://shjppai.jst.go.jp
『創造学のすすめ』(講談社) :全体像をつかむ

■ 所在   ★★☆☆☆
  市立336ハ

【書籍】 山際素男 『不可触民と現代インド』 光文社新書 2003.11

インドのカースト制度のさらに下に、不可触民がいる。肉体労働はもとより、屍体処理、糞尿処理など不浄とされる仕事を何千年も世襲している。
ガンジーもカースト制を肯定していたが、最下カーストや不可触民の出身者による改革が薦められている。
結局、カースト制とは征服したアーリア人による体制維持の装置(ソフトウエア)。

(著訳書)
マハーバーラタ(翻訳、第34回日本翻訳出版文化賞)、不可触民、不可触民の道、チベットのこころ、インド群盗伝、カーリー女神の戦士、アンベードカルの生涯、ブッダとそのダンマ、破天一億の魂を掴んだ男

■ 所在   ★★☆☆☆
  7FS362.2ヤ

2010年3月8日月曜日

【書籍】 モーリス・センダック 『かいじゅうたちのいるところ』 冨山房 1975.12

いたずらぼうやが寝室にほうりこまれ、夜の世界で冒険旅行。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『心の扉を開く』 2.心の深み  河合隼雄 2006.3
■ 所在
  県立 市立書庫JEフ

【書籍】 遠藤周作 『スキャンダル』 新潮社 1986.3

二重身の話だが、河合隼雄の本の分類では、スキャンダルを通じての魂の奥底につながることらしい。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『心の扉を開く』 2.心の深み  河合隼雄 2006.3
■ 所在  県立 7FBエン 市立913.6エン

【書籍】 堀江貴文 『100億円稼ぐ超メール術』 東洋経済新報社 2004.12

ちょっと古いが、興味深い。twitter導入前の状况であろう。

(メモ)

メールを使った秘密兵器。1.日報メール 2.海外メーリングリスト 3.メールのデータベース化

1.日報メール
 同じ事業部の全員が読める。労務管理まで行う。
 メールの項目は、詳細、予定、課題、その他の4項目
 フランクに行い、楽しんで書く。

 タスク管理システム(もともとはバグを調べるためのシステム):仕事の指示は指示者と作業者名と納期を書き込むと、メーリングリストに自動的に流れる。終了すれば、完了を入力すると、メーリングリストに流れる。

 メールで部下を管理するコツ:
 ・メールでのケンカは当人同士を会わせる。
 ・長文メールは早めに直させる。
 ・指示は具体的かつ箇条書きで。
 ・返信メールはすぐ書く。(読んだことがわかる)
 ・メールの情報漏洩に気を付ける。

2.会議メーリングリスト
 掲示板は使い勝手がよくない。ライブドアでは1000以上のメーリングリストがある。
 今月の予定を流す。(チームの連携や調整がスムーズに)
 メーリングリストは職域毎とプロジェクト毎の2種類。自由に議論する。
 プロジェクトのはじめは、ミーティングする。

3.会議メーリングリスト
 掲示板は使い勝手がよくない。ライブドアでは1000以上のメーリングリストがある。
 今月の予定を流す。(チームの連携や調整がスムーズに)
 メーリングリストは職域毎とプロジェクト毎の2種類。自由に議論する。
 プロジェクトのはじめは、ミーティングする。
 進捗状況の調整のため全員参加の会議で行い、議事録を流す。
 職域ML(ディレクター、プログラマー、ウェブデザイナー、HTMLエディターなど)で専門スタッフの「知の共有」を行う

 インスタントメッセンジャーは、リアルタイムで、ログが残る。

 緊急対応MLもつくる。(社内の誰かが対応する)

メールテクニック
 ・メールはフィルタリングで分類
 ・キーボード・ショートカットキーを使う。
 ・携帯へのメール転送
 ・スケジューラのリマインダー。
 ・会社の稟議書の告知(稟議の告知がメール。URLからインタラネットの稟議許可画面を開く。)
 ・社内メールマガジンを作る(ニュースのリンクなど)

■ 所在   ★★☆☆☆
  市立336ホ

【書籍】 畑村洋太郎 『直観でわかる数学』 岩波書店 2004.9

いい本だと思う。後は、続編、実践編がひつようだ。

(参考)
(続)県立 大学410.H41.2

■ 所在   ★★★☆☆
  県立 8F自然科学410ハ 市立410ハ 大学410.H41

2010年3月7日日曜日

【書籍】 森達也 『死刑』 朝日出版社 2008.1

死刑制度についてのインタビュー。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『空気を読むな、本を読め。』 第61番 小飼弾 2009.11
■ 所在
  県立 大学326.41.Mo45 

【書籍】 ゾロトウ 『あたらしいぼく』 童話屋 1990.11

子どもが大人になるとき、かと思ったが、河合隼雄の分類から見ると、もう一人の自分らしい。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『心の扉を開く』 1.私とそれ  河合隼雄 2006.3
■ 所在
県立 7F児・絵本JEフレ 市立書庫JEド

【書籍】 岡嶋裕史 『ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学』 光文社新書 2008.3

本書は極めて常識的な内容である。逆に言うと、この程度の知識もなくて、システム発注するなということであろう。
不幸の源は発注側も請負側も俯瞰できていないことに尽きる。言われたことを真面目に実行しようとする故の不幸のスパイラルである。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆
  『空気を読むな、本を読め。』 第75番 小飼弾 2009.11
■ 所在

【書籍】 清水浩 『脱「ひとり勝ち」文明論』 ミシマ社 2009.6

著者は慶応大学で電気自動車の開発をしている。
本書は、競争社会における方法論としての今西錦司の棲み分け理論のようなものか?

みんなが競争している分野では戦わない。
概念→紙で計算→コンピュータでシミュレーション→作業(他人に依頼)
自分は概念に専念してきた。アタマの整理のために本を書いた。
イノベーションには、持続型(改良型)、破壊的とあるようだが、日本型としてソフトランディング・イノベーションを目指すべき。
プレゼンテーションは暗記するまで準備する。

ただ、技術バラ色的ににおいがするのは工学系の発想としていたしかたないし、今の世の中に必要なことかもしれんな~。

■ 書籍情報入手先   ★★★☆☆
  『空気を読むな、本を読め。』 第51番 小飼弾 2009.11
■ 所在
  県立

2010年3月6日土曜日

【書籍】 エルヴィン・シャルガフ 『未来批判』 法政大学出版局 1994.2

オーストラリア生まれのユダヤ人(科学者)。ナチを逃れてアメリカに亡命したが、母親はナチの犠牲となった。現代文明に対して批判的立場である。

■ 所在   ★★☆☆☆
  8F自然科学404シ

【書籍】 吉越浩一郎 『吉越式会議』 講談社 2009.11

吉越式ビジネスの要は、ノー残業と早朝会議。
会議は、課題・問題の解決策について、意思決定の場であり、担当のデッドラインを決める場である。
1件2分で即決する。会議で情報をオープンにし、判断までのプロセスを共有する。

会社としてのプライオリティは重要度が高く、緊急度が低いものであるが、社員は、重要度が低く、緊急性の高い市ごとから取り掛ってしまう。このプライオリティを個人視点から会社視点へと変えるのが、会議の真の目的。
仕組み化、システム化、マニュアル化できないか考える。
上司は情報や判断を部下にオープンにすべき。

残業に関しては、『「残業ゼロ」の仕事力』『デッドライン仕事術』

危機管理マニュアルがないと、原理原則を間違える。
再発防止策は横展開して考える。

すべての会議は議事録が作成され、公開される。(終了後1時間)マニュアルを変更・追加していく。
マニュアルの変更回数で仕事の進化をはかる。変更回数は月1回報告される。

会議は2種類。目的を絞ったものと定例会議(各部門等)。
部門別会議ではその日のデッドラインを洗い出し、毎月1回は「管理目標」の見直し。議事録はオープンかつ「コピー先」リストに配布。

■ 所在   ★★☆☆☆
  8FビジネスN336ヨ

【書籍】 池谷和信編著 『地球環境史からの問い ヒトと自然の共生とは何か』 岩波書店 2009.10

2005年10月から2008年3月までに行われた国立民族学博物館の共同研究会の研究成果。
様々な観点から地球環境史について、人類と自然との共生をテーマにしたもの。
ややまとまりを欠いており、全体を俯瞰する形とはなっていない。

■ 所在   ★★☆☆☆
  議会図書室519

2010年3月4日木曜日

【書籍】 小松左京 『継ぐのは誰か?』(小松左京コレクション2) ジャストシステム 1995.10

電気と電磁波を操る人類-ホモ・サピエンスでない。
マヤの末裔が人類社会に挑む。

■ 所在   ★★☆☆☆
  県立

【メモ】 クラウド型研究所

の構築

1.理念を決める。
2.数人のコアメンバーと議論する。
3.方向性が固まったら、研究員、スタッフなどを広く募集する。自己登録制とする(wikiとか)。仮名での登録も可とする。
4.方向性の肉付けについて、オープンに議論する。
5.自分ならこういう貢献(研究開発、教育、その他)ができそうということを各自のブログで公表する。(宿題)
6.全体的な調整を行う(必要であれば)
7.環境整備を行う。(連絡ツール、共有ツール)
8.参加者(グループ)には常に異分子を入れる(学生と社会人とか)。
9.常にフィードバック可能な自律的オープンシステムとして研究所の基本機能を設計する。
10.研究所の組織論自体を社会実験の場として提供する。

2010年3月3日水曜日

【書籍】 フリーマン・ダイソン 『多様化世界 生命と技術と政治』 みすず書房 1990.5

1985年のアバディーンでのギフォード講演の改訂版。
話題が幅広く、読みやすい。
多様化世界とはおそらく統一原理のない世界という意味であろう。

■ 所在   ★★★☆☆
  8F自然科学404タ