2010年3月9日火曜日

【書籍】 山際素男 『不可触民と現代インド』 光文社新書 2003.11

インドのカースト制度のさらに下に、不可触民がいる。肉体労働はもとより、屍体処理、糞尿処理など不浄とされる仕事を何千年も世襲している。
ガンジーもカースト制を肯定していたが、最下カーストや不可触民の出身者による改革が薦められている。
結局、カースト制とは征服したアーリア人による体制維持の装置(ソフトウエア)。

(著訳書)
マハーバーラタ(翻訳、第34回日本翻訳出版文化賞)、不可触民、不可触民の道、チベットのこころ、インド群盗伝、カーリー女神の戦士、アンベードカルの生涯、ブッダとそのダンマ、破天一億の魂を掴んだ男

■ 所在   ★★☆☆☆
  7FS362.2ヤ

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