いわゆる岩波知識人の代表である大江健三郎氏が1963年~1965年にかけて雑誌「世界」に連載したエッセイをとりまとめたものである。
ヒロシマは大江にとって、体験ではなく、文学であろう。ノートというか断片的な心象スケッチである。
おそらく、当時は、原水爆の禁止についての政治闘争がそれなりにあったであろう。大江は、それへの参加を高らかに宣言している。でも、運動を単なる流行に終わらせないためには、大江のノートには何が欠如しているのか、かえってそのことが見えてくる。
■ 書籍情報入手先
市川学園100冊の本(中学校編) 第33番 【同読書リスト】
■ 所在
市民図書館 7F書庫
市立図書館 書庫916オ
■ 中学高校等・分野別推薦図書
ノンフィクション ア行、カ行、サ行
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