takaoな日記
2009年1月24日土曜日
【書籍】 阿部謹也 『中世選民の宇宙』(阿部謹也著作集2) 筑摩書房 1999.12
中世ヨーロッパ人の宇宙観として、小宇宙と大宇宙があるという。小宇宙とは家庭や共同体の世界である。大宇宙はさらにその外側に広がる広大な大地・川・火である。選民とされているのは、大地・水関係者とか、刑執行人、動物の解体業など、大宇宙と接触があったり、二つの宇宙の狭間である聖地に属する人びとである。
でも、こうした区分はどこにでもあるのではないか。(日本にも)
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書籍情報入手先
阿部謹也 『自分のなかに歴史をよむ』
関連本
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所在
県立
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