簡単に言うと、いわゆる、サブリミナル効果について縷々説明している。
最初の方では、報酬が少ないほど、単純作業を逆に楽しく感じてしまう例が示されている。身につまされる話。
この本で近代的自我として、デカルトの我思う故に我ありが示されて、実際に、選択行動を初め、潜在意識下に影響されていることが示されている。
さらに、大脳だけではなく、脊髄でも記憶や意識があるらしいことも示されている。この点はうなずける。
文章などを集中して書いているときは、背骨から盆の窪にかけて意識があるように感じることが多い。
本当の自分って何が、この本のテーマか。
■ 書籍情報入手先
大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8) 第85番
■ 所在
市民図書館 7F新書 S145.1
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