2008年10月31日金曜日

【書籍】 渡辺淳一 『遠き落日』 新潮文庫 1983.9

野口英世の伝記である。アメリカ、メキシコ、アフリカのガーナまで調査し、特に海外での研究状況を踏まえて、書いてある。
貧困の生い立ち、学者人生としては、はなばなしい前半に比べ、後半の研究がうまくいってないさまが書かれている。タイトルの遠き落日はその暗示である。

■ 書籍情報入手先
  大学新入生に薦める101冊の本 岩波書店(2005.8)第33番

■ 所在
  市民図書館 7F文庫 Bワタ1

0 件のコメント: