国家主権の戦争から民族内紛へ。単一主権からマルチチュードへ。
集中型からネットワーク型。
こういった世の中のトレンド変化を踏まえた記述である。
ただ、本書は哲学の書であり、なぜかそういうトレンドとなっているのかや、処方箋を示しているわけでもない。
筆者達は左翼の復権とか、究極の民主主義を願うとは言っているが。
(スピノザの『政治論』が再解釈がベースらしい)
(共著3部作)
『帝国』 大学319.N62
『マルチチュード』(本書)
× 『ディオニュソスの労働』 人文書院 2008
■ 書籍情報入手先 ★★★☆☆
『新版 大学新入生に薦める101冊の本』 (2009.3) 第87番
■ 所在
県立 8F社会科学311.7ネ1-2
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